2017/09/12

第6回 東海道踏破オフ≪箱根越え≫ その5

こちらの続き)

Img_0195Img_0193Img_0197




 箱根峠のバス停から山中城跡までバスで移動しました。バスだとほんの7分程。バス停の近くの旧東海道を少し歩いて、旧道歩きの気分を少し味わいました。

Img_0199Img_0210

 山中城は16世紀に北条氏が築城した城で、小田原城の支城の一つ。北条氏の滅亡により廃城になったため、北条氏独特の城郭の構造を残しています。三島市が1970年代から公園として整備改修し、日本100名城にも選定されました。

Img_0211Img_0207

 起伏に富んだ広大な敷地に「障子堀」や「畝堀」など特徴的な堀が残されています。石垣はなく、空堀や土塁など土だけの山城は珍しいらしい。桜越しに富士山を眺められて、何枚も同じような写真を撮りました。

Img_0231

 再びバスに乗って、三島大吊橋「スカイウォーク」で下車。三島スカイウォークは観光目的で造られた全長400mの日本一長い歩行者専用の吊り橋で、平成27年末にオープンしました。上の歪んだパノラマ写真は吊り橋全体と富士山を1枚に収めたもの。

Img_0240Img_0225

 大勢の人が行き来するため、吊り橋の中程はギーギー音を立てながらかなり揺れました。しっかりした建造物なので怖くはありませんが、何となく心細い感じ。雪を頂く富士山を飽きるほど眺められて満足しました。


(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/06

第6回 東海道踏破オフ≪箱根越え≫ その4

こちらの続き)

Img_0169_2Img_0171_2

 この日のお宿は、関所から程近い夕霧荘。旅館の方のおもてなしの心が気持ちよく、お料理も美味しく、コストパフォーマンス良好な旅館でした。箱根駅伝のゴールに近いので、駅伝の際は関係者の定宿だそうです。

Img_0176

 4月16日は朝から雲ひとつない快晴! 朝食前に芦ノ湖までお散歩しました。下の写真は、箱根駅伝の記念碑とゴールのポール。

Img_0172Img_0178

 9時前に夕霧荘を後にして、三島を目指して歩き始めました。ところがスタート直後、箱根峠までの道をうっかり間違え、旧道に入らずに東海道の車道を歩いてしまいました。左下の道が私たちが歩いた道。途中、見晴らし台もありました。右下が、本来歩くべき挟石坂。図らずもだいぶ楽をしてしまったようです(笑)。

Img_0185_2Img_0187_2Img_0189_2

Img_0191_2 箱根峠のバス停で踏破組の4人(写真の右奥)と別れて、ゆれいさんとバスに乗りました。前日の疲労が残る脚で三島までの道を下る自信がなかったので、残念ながら別行動です。

つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/08/02

第6回 東海道踏破オフ≪箱根越え≫ その3

こちらの続き)

Img_0132_2

 畑宿一里塚の先から見晴らし茶屋までは最も険しい難所で、旧東海道は七曲りと呼ばれるつづら折りの県道と大きく湾曲する箱根新道と絡み合うように上がっていきます。西海子坂の急坂、橿の木坂の急階段、思い出すのもつらい。私は常にしんがりなので、メンバーの後ろ姿の写真しかありません。

Img_0127Img_0129Img_0130




 さらに、猿も滑るほどの坂という猿滑坂の階段を上がり、追込坂を登りきると甘酒茶屋に出ました。あっつい甘酒を飲みながら、しばしの休憩。芦ノ湖までもう一息です。

Img_0133_2Img_0134Img_0135




 「あとは下りだけ」と聞いたような気がしましたが、まだまだ上りが続きました。箱根馬子唄の碑を越えたあたりで眺望が開け芦ノ湖が見えてようやく下り坂にかかります。雨がぽつぽつ落ちてきて、一同レインウエアを羽織って足早に進みました。本降りになる前に芦ノ湖に出たい。急げ急げ。

Img_0138Img_0139_2Img_0141_2

 関所破りで処刑されたお玉を供養するお玉観音堂の鳥居を通過。お玉が入水したというお玉が池が近くにあるけれど、寄る余裕はなく先を急ぎました。箱根の美しさを世界に紹介したケンペルとバーニーの碑を過ぎるとまもなく旧道の終点、興福寺に到着しました。

Img_0145Img_0147Img_0151

 芦ノ湖畔に出たら雨は上がり、雲がだんだん切れて青空が見え始めました。けれども、道はまだ続きます。国道と杉並木の旧道をさらに30分弱歩きました。もうへとへとでしたが、平坦な道だから踏ん張りました。下中央の写真は、一里塚跡。日本橋から24里目です。

Img_0153Img_0156Img_0158

 そして、ついに関所到着! 左下の写真のタイムスタンプは15:43。10時過ぎに箱根湯本駅を出てから、昼食、休憩を含めておよそ5時間半かかりました。私がだいぶ足を引っ張りましたが、なんとか予定時間内に歩ききりました。やったね! ひさしぶりに訪ねた関所は立派に改装され、関所らしくなっていました。平成19年(2007)に完全復元されたようです。

Img_0159_2Img_0161_2Img_0162_2

 遠見番所がある高台から眺めた関所と芦ノ湖。湯本から歩いてきて眺める芦ノ湖はいつもとは違う感慨をそそりました。

Img_0163

Img_0679 この日のメンバー全員で撮った写真を小さく載せておきます。
 iPhoneの記録によれば、のべ歩数24215歩、上がった階数191階。

つづく


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/06/15

第6回 東海道踏破オフ≪箱根越え≫ その2

こちらの続き)

Hakone1_2

 2017年4月15日、ついに箱根越えの日がきた。今までさまざまなシチュエーションで何度となく箱根に行きましたが、まさかこの私がこの歳で箱根湯本から芦ノ湖まで歩くことになろうとは。平地ならともかく、アップダウンに弱くて山登りは苦手なのに。ま、旧東海道が箱根を通るのだから仕方ない。「歩けるところまで歩いて、ダメならバスを利用しよう」とバス停を下調べして、いささか弱腰で当日を迎えました。

 そうそう、この日の朝、総武線で人身事故があってLeafさんがロマンスカーに間に合わず、東海道線で迂回して途中合流を余儀なくされました。初っ端からアクシデント発生でひやひやしましたが、大きな変更なく全員で歩くことができて何よりでした。

Img_0081Img_0082

 箱根湯本駅でぶんぶんさん、くっきもさんと落ち合って、いざ出発! キャリーサービスを利用して、不要な荷物は宿送りにして身軽になりました。まず早川に沿って三枚橋まで歩き、旧東海道に出ます。

Img_0089Img_0091

 早雲寺も正眼寺もしだれ桜が美しい。桜を見るとテンションが上がります。まだ普通の舗装道路なので緊張感もなく浮かれ気分でした。思ったより気温が高くて暑いのが不安材料。

Img_0094Img_0095

 そして、いよいよ石畳の始まり。箱根の旧東海道は雨や雪が降るとぬかるんで旅人が歩きにくかったため、江戸初期に幕府が石畳を敷かせました。現在もその一部が残っているのです。最初は旧道らしい風情があって心が浮き立ちましたよ、最初だけね。石畳の道は凸凹していて足元が安定せず歩きにくいことこの上なし。このあたりで体調不良のゆれいさんはバスに乗り、遅れてやってきたLeafさんと合流しました。

Img_0103_2Img_0107

 須雲川を渡るあたりまではハイキング気分で歩きました。森林浴が気持ちいいい。この後、須雲川探勝歩道に入ってしまったので、少し東海道から外れたようです。

Img_0109Img_0110

 石段が始まりました。割石坂から先はほとんど石段、と言ったら大げさですが、記憶の中ではそんな感じです。この辺でくっきもさんにストックをお借りしました。なんと、貸出用のストックを2本持参して参加してくださったのです。ありがたやありがたや。このストックがなければ、私は途中でリタイアしていたでしょう。ストックを使って歩くのは初めてでしたが、不安定な足元を支え、腕の力も利用して登れるので、心身の負担がだいぶ軽減しました。くっきもさん、本当にありがとうございました。

Img_0118Img_0120

 割石坂、大沢坂を上ると畑宿の集落に入ります。畑宿は箱根越えの中間地点の宿として栄え、江戸時代は茶屋が軒を連ねていました。箱根寄木細工の発祥地でもあり、今も寄木細工の工房や土産屋が複数あります。

Img_0122Img_0121

 おそばの桔梗屋さんで昼食。冷えた麺を粘り気の多いとろろにつけて美味しくいただき、元気を回復しました。総勢7名の団体なのにタイミングよく待たずに座れてよかった!

Img_0124Img_0125

 桔梗屋さんから程近く、集落のはずれに畑宿の一里塚(日本橋から23里)があります。塚がそのままの形で残っています。右の写真は一里塚の先から撮ったもの。そしてまた石畳が続きます。


つづく

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017/06/08

第6回 東海道踏破オフ≪箱根越え≫ その1

 またまた更新が途絶えていました。先月、パソコンを買い替えてWindows10に移行したため、新しい環境になじめず、重い腰がますます重くなっていました。iPhone7からGoogleフォトにアップロードした写真を新しいパソコンにダウンロードする、それだけのことで躓きます。

 言い訳はほどほどにして本題に入りましょう。4月に箱根越えをしたときの記念すべき記録です。

061c003011
    広重「東海道五拾三次之内 箱根(湖水図)」

・4月15日(土)

   新宿 8:30(はこね71号)
   ↓
   箱根湯本 9:53

   箱根湯本→元箱根

   宿泊:「夕霧荘」

・4月16日(日)

   元箱根→三島
   
   三島 17:20(こだま664号)
   ↓
   東京 18:16

 「箱根越えのお泊りオフは季節のよいときに行きましょう」ということで、藤沢から先を飛ばして箱根に行ってきました。途中は後日ちゃんと繋ぎます。天候の変わりやすい季節で天気予報に一喜一憂しながら当日を迎えましたが、ほとんど雨に降られず、桜と富士山を愛でながら峠越えができました。

Img_0181_2

 2017年4月16日の湖水図。広重の浮世絵にも芦ノ湖の左奥にうっすら白い富士山が描かれていますが、この日も白い富士山が見えました。

  Img_0141

 浮世絵の右下に坂を下る大名行列の菅笠が見えます。この坂は東海道が芦ノ湖に差し掛かる最後の下り坂「権現坂」。そして、こちらが現在の権現坂を下るメンバー一行です。このあたりで雨がポツポツ落ちてきたので、見晴らしはよくないけれど、芦ノ湖の湖面が見えています。

 実は、体力脚力に自信のない私は1日目だけ旧東海道を歩いて、2日目は別行動でバスを利用しながら三島に出ました。そのあたりの詳しい行程は次回以降の記事で。

つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«第5回 東海道踏破オフ≪戸塚~藤沢≫ その2