2008/11/21

渋谷駅に巨大壁画

Shibuya1

 井の頭線で渋谷に出たら、マークシティの連絡通路に壁画がお目見えしていました。夏頃から設置工事が実施されていましたが、今週ついに公開されたようです。タイミングよくカメラを持っていたので、ひさびさにパノラマ写真に挑戦。つなげたら歪んでしまったけれど(もっと真ん中で撮るべきだった!)、雰囲気は伝わるでしょうか。

 これは岡本太郎作「明日の神話」(幅30m、高さ5.5m)。原爆炸裂の瞬間をテーマに、1968年にメキシコで制作されたものです。その後、行方不明になりましたが、2003年にメキシコ郊外で発見されて、日本で修復。美術館での一般公開後、招致合戦を制して、この度の恒久設置に至りました。

 公開直後のせいか、立ち止まって眺める人やカメラに収める人が多く、美術館のワンシーンのようでした。この場所のために描かれたかのようにサイズもぴったりで、鮮烈で迫力ある壁画は渋谷という街にふさわしいように思います。見ていると、岡本太郎さんの顔が浮かんできました。

 今回初めて知ったのですが、岡本さんは50年近く渋谷から程近い南青山で暮らし、作品を制作されていたそうなので、この壁画の渋谷での恒久設置を喜んでいらっしゃるのでは……。アトリエ兼住居は現在、岡本太郎記念館になっています。

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青学のイチョウ
正門付近はまだ青々としていますが、
奥の方はだいぶ黄葉していました。

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2008/11/19

映画『容疑者Xの献身』

 封切りから1ヵ月半、遅ればせながら観てきました。タイミングが合わなかったせいもあるけれど、無理して観に行ってがっかりしたらイヤだな、とも。原作がとてもよかったもので……。

 そもそも、福山雅治と柴咲コウが前面に出たポスターからして"違う"って感じ。いえ、福山さんのガリレオは好きなんだけど、この話の主人公はあくまでも石神でしょ。それに、堤真一が石神なんて、カッコよすぎてイメージじゃないし。

 と、文句たらたら言っていましたが……すみません、これがいい出来だったんですよ。堤さんの石神、素晴らしかった! 頭はいいけれど、風采が上がらず情けない男になりきっていました。猫背で自信のなさそうな姿勢、人生をあきらめきった表情、弱々しい視線などなど、さすが役者です。ラストの慟哭が心に響きました。対する松雪康子もうまい。張り詰めた緊張感が痛いほど伝わってきました。

 湯川&薫コンビもあまり出過ぎずにうまく使われていたように思います。テレビのガリレオファンにはちょっと物足りないかもしれませんが。

 原作→映画の順だと失望することのほうが多いけれど、これは映画も原作に匹敵する程よかったです。観てよかった!

 この映画は東宝シネマのポイントで無料で観たので、浮いた分で帰りに東野圭吾の新作『聖女の救済』を買ってしまいました。これもガリレオもの長編。さっそく読み始めたところです。

 初日に早々とご覧になった桜桃さんの記事にトラックバックをお送りします。

関連記事:
『容疑者Xの献身』(東野圭吾) (2006年1月7日)

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2008/11/17

第12回お江戸オフ《柴又》その3 ―もんじゃin 浅草―

こちらの続き)

 矢切から電車1本20分で浅草に到着。浅草寺は大開帳最後の週末で賑わっていました。1ヵ月前に訪れた時はまだ始まったばかりだったっけ……。観音様のお手綱をもう一度握りしめて、いざ、「六文銭」に出陣!

 ここから4人が加わり、11人の大宴会となりました。熱気ともんじゃの匂いにまみれて、飲んで焼いて食べて、盛り上がったことは言うまでもありません。もんじゃは人との距離感をぐっと縮めてくれます。だって、本性が現れますもん。私もすっかり露呈してしまったようです。手は出さず、口だけ出す小ウルサイもんじゃ奉行(大汗)。被害に遭われた方、申し訳ございません。

 そうそう、このお店にはカマンベールもんじゃというのがありましてね、これがびっくりのシロモノでした。何と、カマンベールチーズが丸ごと器にのっているんです。横着な私は写真を撮ってないので、お仲間の陶片木さんとTOKIKOさんの画像をお借りしてきました。ね、何だかシュールでしょ? 薄い生地に青海苔だけ入ったもんじゃを食べていた身には、隔世の感です。タバスコまでかけちゃうの。これがまた美味しいんですよ。

Monja1Monja2

 途中、鉄板を移動してからは、殿がほとんど一人で焼いてくださり、お女中一同はひたすら食べるだけの極楽モード。お殿様、恐悦至極に存じます。

 皆々様、楽しい時間をありがとうございました! お土産をくださった方、お心遣いどうもありがとう! また来シーズンももんじゃをご一緒できますように。

 最後に、お仲間たちのオフの記事をご紹介して、記事その1からトラックバックを送らせていただきます。

お江戸オフ*柴又 (TOKIKOさん)
お江戸オフ<in-柴又> (陶片木さん)
第12回お江戸柴又オフ(その1) (ぶんぶんさん)
江戸オフ会 柴又&矢切の渡し&浅草もんじゃ <その1> (hichaさん)
第12回お江戸オフ その1 柴又~矢切編 (くっきもさん)
第十二回お江戸オフ その1 (桜桃さん)

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第12回お江戸オフ《柴又》その2

こちらの続き)

 帝釈天を後にした一行は寅さん記念館へ。寅さんシリーズの資料を並べてある程度かと思いきや、松竹の撮影スタジオで実際に使っていた「くるまや」のセットをそのまま展示してある、労力と財力をかけた記念館でした。どうやら葛飾区が運営しているらしい。近くのレンタサイクルセンターも含めて、付近一帯を区が整備したようです。何しろ寅さん様様なのです。

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 お次は山本亭。カメラ部品メーカーの創立者の故山本栄之助氏の自宅で、大正末期に建てられ、増改築を重ねて、昭和63年まで居住していたそうです。現在は葛飾区が管理。270坪の書院庭園が美しい。けれども、何故か、庭園の写真がありません。お抹茶とお菓子をいただき、ゆっくりくつろいだんですけど……。食い気につられると写真どころではない私(汗)。

 そして、いよいよ矢切の渡し。大昔、渡ったことがあるはずなのに、まったく覚えていません。たぶんその頃から、いや、もっともっと昔から、この周辺の景色は変わってないんじゃないかしら。とても21世紀の東京とは思えません。たった5分なのに、タイムスリップしたような不思議な時間。つい口ずさみたくなる「つれて逃げてよ~♪」の歌。他のお客さんがいなければ、大声で合唱しそうな勢いの一行でした。

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 江戸川の向こう岸は千葉県松戸市。あたりは一面、畑畑、また畑。夕暮れ迫る薄暗い畑の間をゆく我ら7名……後姿に哀愁が漂います。このあたりを舞台にした名作『野菊の墓』にちなんだ「野菊のこみち」という道を歩きましたが、野菊を愛でている余裕はありません。『野菊の墓』文学碑に着いた頃はこんな状態。雨が本格的になる前に矢切駅にたどり着いて、ほっと一息でした。

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第12回お江戸オフ《柴又》その1

 またまたやってきました、お江戸オフ。今回は寅さんの故郷、葛飾柴又です。帝釈天にお参りし、矢切の渡しで江戸川を越え、電車で浅草に出てもんじゃの大宴会となりました。

京成線「柴又」駅集合→帝釈天題経寺寅さん記念館山本亭→矢切の渡し→ 「野菊の墓」記念碑→北総線「矢切」駅→浅草「六文銭」もんじゃ

 ところで、気になることがひとつ。江戸に関する本を読んでも、柴又が出てきたことがないような……。江戸の名所の絵が754点も載っている「江戸名所図会」にも帝釈天の絵はありません(他のお寺の項で少し触れてあるらしい)。帝釈天の公式サイトによると、江戸初期の開山で、江戸後期から「宵庚申」の参詣が盛んになったようですが、当時はまだマイナーなお寺だったと言えそうです。

 その後、明治時代の小説(夏目漱石、幸田露伴、谷崎潤一郎など)に、帝釈天の裏手の料理屋「川甚」の名前が出てくるところを見ると、帝釈天にお参りし江戸川の風情を楽しみに柴又を訪れる人が増えてきたのでしょう。そして、昭和40年代以降は「男はつらいよ」シリーズの人気と共に一気に知名度が上がり、今や「柴又と言えば寅さん」の街です。

 そういうわけで、寅さん(の銅像)が柴又駅の前でお出迎えです。そして、参道のお団子屋や飴屋にひっかかりながら帝釈天へ。帝釈天は小学生の時以来ですが、草だんごの高木屋の店先をおぼろげに覚えている程度で、境内のことはまったく記憶にありませんでした。

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 二天門や帝釈堂の木彫り彫刻が見事。とくに、彫刻ギャラリーになっている「説話彫刻」は素晴らしくて一見の価値あり。厚さ20センチのふすま大の欅材に施された精巧な立体彫刻を見ていると、彫った方々の心意気が伝わってくるようです。五分くらい色づいた庭園を眺めながら、無料のお茶をいただき一服。こんな時間はとても癒されます。

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