2009/07/09

『源氏物語 第一巻 桐壺~賢木』(大塚ひかり訳)

源氏物語〈第1巻〉桐壺~賢木 (ちくま文庫)
源氏物語〈第1巻〉桐壺~賢木 (ちくま文庫)

 宝塚の舞台から始まったマイブーム「源氏物語」は細々続いています。田辺聖子さんの『新源氏物語』、宇治十帖『霧ふかき宇治の恋』に続いて、講演録の『源氏がたり』を読み終わって、いよいよ全訳にチャレンジしています。

 何故、大塚さんの訳から読み始めたか――。書店で初めてこの本を手に取った時は冒頭を読んだだけですぐ戻しましたが……。「いずれのミカドの御代でしたか」――この「ミカド」でいきなり拒絶反応。源氏物語の訳にカタカナを使うなんてとんでもない!と思いました。

 ところがその後、同じ著者の『もっと知りたい源氏物語』を図書館から借りてきて読んだら、これがとても面白かったのです。「光源氏のセックス年表」「薫と匂宮のセックス(レス)年表」「光源氏が寝た女たちの顔と体格」一覧表など、源氏物語解説書らしからぬ切り口が新鮮で、しかもあらゆる角度から微に入り細に入り考察されていて、知的好奇心ならぬ野次馬根性がおおいに刺激されました。

 とは言え、全訳に登場する「セックス、エロい、スケベ、超ラッキー、ラブラブ」などの言葉には引いてしまうのが正直なところ。その違和感を補って余りあるのは、<ひかりナビ>と称する著者の解説です。2~3ページごとにかなり詳しい解説があり、初心者も源氏物語を理解し楽しめるように工夫されています。また、各章に人物相関図がついているのもわかりやすい。源氏物語全訳入門にもってこい、とくに若い世代向きの訳書と言えそうです。

 これを全巻読了できたら、瀬戸内寂聴さんの訳も読んでみたい。そこまで興味が続いたらの話ですが……。まだ全体の1/6なので、道は遠いです。

もっと知りたい源氏物語
もっと知りたい源氏物語

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2009/07/05

味玉

 めずらしく料理ネタです。といっても、玉子をゆでるだけですけど(笑)。陶片木さんご紹介のブログ「レイコさんの食卓から」で味玉の作り方を教えていただき、さっそく試してみました。

200907031123000 味玉とは、ラーメン屋さんのラーメンに入っている、黄身が固まっていない味付け玉子のこと。味がしみこんだ透明のゼリー状の黄身が不思議で、どう作るのかなって思っていたんです。おでんに玉子は欠かせないし、煮豚などにも玉子を加えていたけれど、当然黄身はしっかり固まっていますよね。

 要は、半熟のゆで玉子を漬け汁に漬け込む――それだけ。わかってみれば、「なーんだ」ですね。私は濃いめのめんつゆに漬け込んでみましたが、当日より翌日のほうが味玉らしくなっていました。ピンぼけ写真ですみません。

 味玉の作り方がわかったうえに、ゆで玉子の殻をきれいにむくコツもわかって嬉しいです。「ゆでる前に玉子の丸いほうの底に画鋲で穴を開けて、沸騰した湯に入れる」んですって。私、ゆで玉子は水から入れるものと思い込んでいました。ゆで上がる前に殻にひびを入れてむきやすくしていましたが、きれいにむけないことが多々あって困っていました。玉子が新鮮な証拠らしいですけどね。今回はつるっときれいにむけました。穴を開けるのは最初ちょっとどきどきしますが、コツをつかめば簡単です。

 というわけで、味玉のおさらい。
①玉子の丸いほうの底に画鋲で穴をあける。
②沸騰した湯に入れ、7分前後ゆでて、半熟のゆで玉子を作る。
③殻をむいて、漬け汁に漬け込む。ビニール袋を利用すると便利。
 (漬け汁の濃さは、漬け込む時間によって調整)
漬け汁を工夫すると、和風、中華風、エスニック風、いろいろな味玉ができるようです。また作ってみます。

 レイコさんの記事にTBを送らせていただきます。こちらのブログ、美味しい情報が満載でとても勉強になります。いえ、お料理だけでなく、レイコさんの生きる姿勢に学ぶ点がたくさんあります。

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2009/06/27

『江戸名所図会』

200906271042000 ふらっと立ち寄った新宿西口の古本市で『江戸名所図会』の文庫本を2冊ゲットしました。1冊650円也。嬉しい! 

 ちくま学芸文庫のこのシリーズは現在絶版で中古本以外入手できないんです。ネット販売では定価より高めの値段がついていて、ちょっと敬遠してしまう。そこで、地元の図書館で借りてきては、返却と貸出を繰り返している次第。真剣に読むわけではないけれど、手元に置いておいて見たい時にすぐ開きたい本なのです。

 緻密に描かれた絵を眺めていると江戸にタイムスリップした気分になれるし、現在のようすとオーバーラップさせるのも面白い(老眼鏡や拡大鏡は必須)。これがあるとお江戸歩きの楽しさが倍増します。170年後もガイドブックとして役立っていることを、編纂した齋藤家3代と挿絵を描いた長谷川雪旦に伝えたい!

 残り4冊ともどこかで出会えますように。何よりも復刻されることを願っています。

Kanda
神田明神社


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2009/06/22

なりすましメール拒否(Niftyメールの場合)

 自分のアドレスを装った海外からの迷惑メールが毎日複数届き、鬱陶しくて仕方ありません。自分のアドレスをブラックリストに載せるわけにもいかず、いちいち削除していましたが、いい加減くたびれました。

 そこで、何か対策はないか、ネットで調べてみたら、こちらのブログにたどり着き、説明どおりに実行したら無事解決しました。なりすましメールでお困りの方、ぜひトライしてみてください。以下、Niftyメールの場合の「なりすましメール拒否」の方法です。Yahooメールのように「なりすましメール拒否機能」が追加されることを期待しつつ、当座はこれで乗り切りましょう。

 まずは"敵の弱み"を知って、そこに付け込みます。なりすましメールの弱みは「アドレスは偽装できても、こちらの名前を知らない」こと。だから、①「差出人が自分の名前のメール」を受信し、かつ、②「差出人が自分のアドレスのメール」を拒否する設定にすればOK。これなら、自分が送信したメールは届くし、自分のアドレスがプロバイダのブラックリストに載ることもありません。

 具体的方法は以下のとおり。リンク先のブログ「とね日記」には画像を添付してわかりやすく説明してありますので、そちらを参考になさってください。

(1)NiftyのWebメール(新バージョン)にログインし、右上の「迷惑メール対策設定」の「設定変更」を開き、さらに「詳細迷惑メール対策」を開く。下の段の「条件指定拒否」の「受信したくないメールの条件を登録」の「編集する」をクリックし、編集画面を開く。
(2)次の2件の条件を登録追加する。優先順位は必ずこの順で!
  ①対象=「差出人」、キーワード/値=「自分の名前」、
   動作=「受信する」
   (「自分の名前」は設定してあるもの、またはその一部分)
  ②対象=「差出人」、キーワード/値=「自分のアドレス」、
   動作=「拒否する」「ごみ箱に移動」
      「迷惑メールフォルダに移動」のいずれか

 この設定をして数日、なりすましメールは全て設定どおり「迷惑メール」フォルダーにたまっています。いちいち削除する手間が省けて快適! 「とね日記」さん、どうもありがとうございました。TBを送らせていただきます。

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2009/06/20

みやこ焼き

 みやこ焼きのお店がなくなっちゃった! のっけからすみません。今日は思いっきりローカルな話題です。みやこ焼きとは今川焼きの商品名。餡子がたっぷり入った焼き菓子のことです。

 調布名物「みやこ焼き」のお店が忽然と消えてしまいました。跡形もなく。ネットで調べたら、5月で閉店したんですって。えーっ、ショック! そういえば、先月10人位並んでいて「季節外れなのに何故? テレビか何かで紹介されたのかな?」と思ったのでした。あの時点で「近日閉店」の告知がお店に出ていたそうな。ああ、何でしっかりチェックしなかったんだろう。先月だって食べているんですよ。でも、どうせなら「これが最後」と思いつつ、心して食べたかった! 写真にも残したかった!

 夫が甘党なので、ちょくちょく買って帰ってきたのです。私もたまに買いました。寒い季節にはとくに、みやこ焼きのあったかさと甘さが嬉しかった。疲れが癒されて元気が出ました。焼き方が雑で、餡子がはみだしているのが多いのもご愛嬌。90円(少し前までは80円)という安さも魅力でした。当地に引っ越してきて15年間に一体いくつ食べたかしら?

1243301845_photo お店を撤収した跡はビルとビルの谷間で何も残っていません。幅わずか1メートル少々の場所でよくぞ30年も商売してきたという印象。この狭い場所で暑い日も寒い日もみやこ焼きを焼き続けてきたお店の方々に「ありがとう! お疲れ様でした」と伝えたい気持ちです。この画像は勝手ながら「調布経済新聞」のサイトからいただいてきました。食べログのサイトもそのうち消えちゃうのでしょうか……。

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