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2004/05/29

京都・島原の輪違屋

 朝刊の広告で浅田次郎の新刊『輪違屋糸里』のことを知り、朝から興奮しています。キャッチフレーズは「『壬生義士伝』を超える浅田版「新選組」の最高傑作!」。土方歳三に思いを寄せる輪違屋の芸妓の話らしく、新選組、とくに土方に入れ込んでいる私には何ともそそられる新刊です。

 京都の花街、島原にある輪違屋は、300年以上の歴史を誇る置屋で、今も日本で唯一太夫を置き、置屋と揚屋を兼ねて営業しています。一般公開されている角屋と違って、「一見さんお断り」の現役の店です。

 実は私、15年程前、輪違屋に行ったことがあります。京都の知人が案内してくれたのですが、1階の一角にあるバーカウンターで軽く飲んでいると、太夫さんを呼んでくださり、少しお話もさせていただきました。歴史のある建物の中で飲むお酒の味は格別で、本物の太夫さんを前にして興奮したことを覚えています。貴重な体験ができたことを今でも感謝しています。

 さて、今日は外出のついでにこの本を買ってくることにしよう。どんな小説か、わくわくします。

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