ドラマ『光とともに』
今クールのドラマで毎週見ているのは、この『光とともに』だけ。あとは、『新選組!』と『冬のソナタ』。連ドラは楽しみな反面、「毎週見なくちゃ」という義務感がちょっとしんどいので、このくらいがちょうどいいかな。
何故このドラマを見ているかと言えば、自閉症という病気について興味があるから、それに篠原涼子が結構好きだから。実際に自閉症の家族を持つ方が見たら、たぶん違和感があるでしょうし、こんなに甘いものじゃないと思われるかもしれませんが、私を含めて知識のない者にとっては、自閉症という病気を知るのにいい機会です。
昨夜の放送分は、母親(篠原涼子)のあせりの気持ちがよく出ていて、とても切なかった。健常児と違うことは受け入れているのに、同じ自閉症の子どもと比べてしまう……わかるなぁ。この母子にとって救いなのは、よき指導者でありよき理解者の先生(小林聡美)がいること。元気のない母親に、「頑張らない時間も必要」と諭す先生の存在は本当に頼もしい。実際にたいへんな思いをしている家族の近くに、こんな先生がいることを願うばかりです。
篠原涼子は期待通りの好演ですが、小林聡美の存在感が大きいですね。飄々としていながら、ハートは熱く、肝心なことをずばっと言う……小林聡美ならではの個性が光っています。それから、光役の子役もうまい。この男の子は『砂の器』で和賀の子ども時代をやっていましたね。どちらもほとんど台詞のない役を表情と態度だけで演じていて、まだ小さいのにすごい。そうそう、TOKIOの山口くんがだんだんいいお父さんになってきて、ほっとしています。
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コメント
こんにちは。ココログルから流れて来ました。
光とともに~本当にはまってしまいました。光役の子、うまいですよね~!!砂の器のときも歩いてる姿だけで、ジーンと来ちゃいましたが(笑)
小林聡美さんも、ますます好きになりました。本当に目の離せない作品です。
投稿: シェリー | 2004/05/13 10:35
はじめまして、シェリーさん。コメントをありがとうございました。
シェリーさんのブログにお邪魔して、このドラマの詳しい感想を読みました。子育て中なんですね? シェリーさんのように昨日の回を見て、励まされたお母さんがたくさんいるに違いありません。「頑張らない」時も適当に作りながら、頑張ってね!
子どものない私は、この『光とともに』や『僕と彼女と彼女の生きる道』(私も大好きでした!)を見ていると、大切なことをし損ねた気がしてしまいます(別に意図したわけではありませんが)。
斎藤隆成くんには、次はぜひ、元気いっぱいの男の子をやって欲しいな。
投稿: Tompei | 2004/05/13 18:30
masalog です。お邪魔してます。
僕もほとんどTVを観られない毎日なんですが、「光とともに〜」や「オレンジデイズ」はなんとか観ています。
よいドラマは、明日への活力になりますよね(言い過ぎでしょうか)。
投稿: masalog | 2004/05/16 21:02
masalogさん、いらっしゃいませ。
ドラマに限らず、ドキュメンタリー番組でもスポーツ中継でも、テレビを見て元気になることはよくありますよ。この数日、女子バレーの中継で熱くなりました。その反面、くだらない番組も多いので、視聴者としてはしっかり見極めないとダメですね。
投稿: Tompei | 2004/05/17 00:39