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2004/05/18

夫婦の趣味

 週刊誌を読んでいたら、大前研一さんが「趣味を楽しむ回数の5回に1回程度を夫婦で過ごすというバランスが理想的だ。『自分の時間』が8割、『夫婦の時間』が2割といいかえてもいいだろう」と書いていました。つまり、同じ趣味を楽しむことだけが夫婦円満の秘訣ではないということ。別々の趣味を持ち、その話題で夫婦の会話を豊かにすることも大切というわけです。

 わが家の場合。夫の趣味と言えばゴルフ一色で、仕事と余暇を兼ねたラウンドを月に数回するのが唯一の趣味らしい趣味と言えます。あとは軽めの小説を読むくらいでしょうか。一方の私は「広く浅く」趣味を楽しむタイプで、読書、観劇、手芸、ゴルフと興味の向くままにあれこれ手を広げています(ま、それだけ時間に余裕があるということですが)。

 もともとスポーツが苦手な私がゴルフを始めたのは、ひとつくらい夫と一緒にできるものがあったほうがいいと思ったから。その結果、一緒に練習に行ったり、ラウンドしたり、とりあえず共通の趣味と言えるものができました。これは正解だったと思っています。もちろん、共通の趣味ゆえに険悪なムードに陥ったことも多々ありますが。

 大前さんによれば、あとの趣味は自分だけで楽しんでいいということですね。それはほっとしました。今日もまた、これから劇場に向かわせていただきます(笑)。仕事仕事の夫にも、この先、ゴルフ以外の趣味も見つけてほしいと切に願っています。

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コメント

Tompeiさん、宝塚の新人公演のことおもしろく読ませて頂きました。私も過去といってもかなり前になりますが月組の日本物のお芝居と花組の洋物のショーの新人公演を見に行ったことがあります。新人さんにはやはり一生懸命さやひたむきさが伝わってきて胸にじーんとくるものがあります。たとえ一日でも本役さんと同じだけのことをやるのだし、特に主役の方は大変だと思います。新人公演のお稽古は本公演の初日の舞台が終わってからで稽古日数も少ないし、普段の自分の役もこなしながらだから結構ハードですよね。その中で本役さんに迫るぐらい上手な方も何人かおられるので宝塚の伝統の底力を感じます。ただ洋もののショーだとその人の今の力が全部出てごまかしがきかない分怖いなと思いました。歌ひとつとっても一生懸命さだけではなくお客さんを夢の世界に誘い込む余裕がいるんですね。その当時のトップスターが鳳蘭、安奈淳、榛名由梨、汀夏子でした。もう一度彼女たちの歌をゆっくり聴いてみたいですね。

投稿: みかん | 2006/06/25 10:00

>みかんさん

 おはようございます。

 これって、記事違いですね? 新人公演の記事に移動しようかとも思いましたが、とりあえずこのままにしておきます。

 新公は、将来の宝塚を背負うであろう若手のやる気がみなぎる熱い舞台なので、チケットが入手できれば毎回でも観たいくらいです。新公で目をつけて、その後の活躍を陰ながら応援するのが好き。こうしてヅカファンから足を洗えないわけです(^^ゞ。

投稿: Tompei | 2006/06/26 08:18

Tompeiさん、書く場所を間違えてしまってごめんなさい。ついでなので夫婦の趣味のことを少し書きます。私も夫婦は必ずしも同じ趣味を持つ必要はないと思います。お互いの上達度が気になって張り合ってけんかになるからです。以前はクイズ番組をみて答えを競い合っていたのですがこれがけんかの元でした。それ以来お互いの領分を認め合って深入りしないことにしています。あと共通の趣味といえば強いて揚げれば子育てですね。子育てが「趣味」なんて言うとおしかりを受けそうですが、父親の方が仕事が忙しくて、子供と接する時間が少ない分、客観的に子供を見れるせいか、いわれてみるとはっと気付くことが多いです。母親の方は「我が子」なのでつい甘く見てしまってそこは反省しています。
いつか子供たちが独立して二人の時間が戻ってきたらそのときはどうしているでしょう?案外、孫を溺愛する爺婆になっていたりして。

投稿: みかん | 2006/06/26 16:52

>みかんさん

 こんにちは。

 夫婦はそれぞれの趣味や楽しみがあって、その一部が重なるくらいがちょうどいいような気がします。自分の趣味があると、相手のも認められますよね。

 子育ては夫婦の最大の共同作業という感じでしょうか。子供の有無で、夫婦の形態はかなり違うように思います。

投稿: Tompei | 2006/06/27 14:12

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