宝塚の新人公演
昨日、星組の新人公演に行ってきました。
新人公演とは、宝塚大劇場(宝塚市)と東京宝塚劇場における各組の公演中に1回ずつ行なわれる、若手による公演のこと。研7(初舞台から7年目)までの生徒(宝塚では劇団員をこう呼びます)が、本公演と同じお芝居に挑戦する日です。この公演の成果がその後の配役、つまり出世に大きく関わってくるので、生徒にとってはチャンスの場であり、ファンにとっては将来のスターを発掘する楽しみの場です。ちなみに、歴代のトップスターはほとんど、この公演の主役を経験しています。
さて、昨日の新人公演。主役は柚希礼音(ゆずき・れおん)という研6の生徒でしたが、「ひさびさの大型男役登場!」という印象を受け、宝塚ファンの一人としてとても嬉しく思いました。もちろん、各スターにはそれぞれ魅力があり、ファンがいるわけですが、柚希礼音のように圧倒的なスター性を放ち、誰をも納得させるものを持っている男役はそうそういません。将来、宝塚を背負って立つスターになるだろうと大きな期待を寄せています。
こういう生徒の登場を喜ぶ一方、どきどきはらはらしながら生徒の成長を見守るのもまた楽しいもの……だから宝塚から足を洗えないのです。
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