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2004/06/30

『ブレイブ・ストーリー』のアニメ映画化決定

 宮部みゆきの冒険ファンタジー『ブレイブ・ストーリー』がフジテレビによってアニメ化され、2006年に世界公開されることが発表されました。どんな作品になるか楽しみな反面、不安も少々。大好きな宮部さんの名前が世界に広まるチャンスだから、ぜひともいい作品に仕上がってほしいです。

 が、実のところ、私個人としては『ブレイブ・ストーリー』をそれほど買っていません。もともとファンタジーが苦手な私が上下2巻を読み通したのは、ひとえに宮部さんの筆力によりますが、ストーリー的には平凡な気がしました。「運命を変えるのではなく、自分自身が変わることが大切」というテーマは好きだし、主人公ワタルの細かい心理描写はいかにも宮部さんらしいのですが……。この作品のうわべだけをアニメ化して、はたして宮部さんの魅力が伝わるか、心配です。

 プレス発表によれば、ワタルは「事故で瀕死の状態にある母親を助けるために」幻想の世界に行くとありますが、原作では「両親の離婚話を何とか覆したいから」幻界に旅立ったという設定なので、その微妙な違いがどう出るかにも注目したいと思います。

 『千と千尋の神隠し』が世界で評価される今、宮部作品のアニメ化なら、『ブレイブ・ストーリー』より『あっかんべえ』(江戸時代のお化けの話)のほうが受けそうな気がするのですが、いかがなものでしょう。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

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片付けられない女

 数年前、『片づけられない女たち』という本が出版された時、「私のこと?」とどきっとして手に取ったものです。この本のテーマは、片付けられなのはだらしない性格のせいではなく、ADD(注意欠陥障害)という神経系の障害が原因である、というもの。でも、私はとりあえず秘書の仕事もこなせたので、ADDとも思えず、やはり単にだらしなくて、ものぐさなだけのようです。仕事ならできるのに、自分の部屋や家は散らかりがちなのです。

 そういう私は、人一倍シンプルライフにあこがれていて、その関係の本にはすぐに手が出ます。『「捨てる!」技術』(辰巳渚)も『少ないモノでゆたかに暮らす』(大原照子)も『ガラクタ捨てれば自分が見える』(カレン・キングストン)も持っているし、図書館で借りて読んだ本は数知れず。しかし、家の中はあいかわらず変化なし(^^;)。「読めばたちどころに」(この記事のTB元)部屋が片付くわけがありません。

 今のマンションに引っ越してきて、この7月で丸10年になります。そこで、この機会に10年分の不用品を整理し、いつでも他人様を呼べる家にしたいと決意を新たにしています。ここで宣言をしたからには、いつものように「有言不実行」にならないように頑張りたいと思います。今後の片付け報告にご期待(?)ください!

片づけられない女たち
「捨てる!」技術 (宝島社新書)
少ないモノでゆたかに暮らす (幻冬舎文庫)
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

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2004/06/29

4~6月記事別アクセス数ベスト10

 4月1日から始めたこのサイトはまもなく丸3ヵ月を迎えます。そこでアクセス解析の統計をとった結果、アクセス数の多い記事は下記のとおりでした。数字はあくまでもアバウトのものですが、おおよその感じはつかめるかと思います。

1、 爪もみ健康法 (346)
2、 『素顔のペ・ヨンジュン』 (321)
3、 皇太子さまのご発言 (233)
4、 『ローレライ』vs『亡国のイージス』 (218)
5、 『私の英単語帳を公開します!』 (214)
6、 『燃えよ剣』観劇記 (196)
7、 ユジンに共感できない (194)
8、 ドラマ『光とともに』 (158)
9、 大河ドラマ『新選組!』 (150)
10、 『風光る』(渡辺多恵子) (138)

 やはり、テレビや映画の話題が多いですね。それらを押さえて、堂々の(?)トップは、トラックバック野郎のお題「健康のためにしていること」について書いたもの。健康に興味をお持ちの方が多いようです。実はこの記事、「トラックバックPART2」の佳作に選んでいただきました。ありがとうございます。2冠達成です(^^ゞ。

 検索ワードのベスト1は断トツで「燃えよ剣」。「上川隆也」「明治座」などと合わせて、ベスト6の観劇記の記事にアクセスしていただいたようです。当然ながら、その他もベスト10の記事につながるものが多いです。

 現在、累計アクセス数「9656」、アクセスカウンター「7587」。私ごときのブログがこんなにたくさんの方にアクセスしていただけるなんて、想像もしませんでした。間違ってアクセスしてしまった方、お役に立てずにごめんなさい。そして、いつも読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

 ココログプラスの無料期間はまもなく終わりますが、しばらくはこのまま続けるつもりです。ローテクと無精ゆえ、ほかの解析ソフトを導入するのが困難なもので(^^;)。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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2004/06/28

ついに芹沢鴨粛清

 とうとう芹沢鴨が死んでしまいました――昨日の大河ドラマ『新選組!』の話です。昨日はひさびさに、いや、今までで一番中味の濃い45分だったように思います。

 芹沢鴨は史実では寝込みを襲われたはずですが、佐藤浩市扮する芹沢にはあの演出が似合っていました。彼の入魂の演技にすっかり釘づけ……最期までかっこよすぎる! 男の強さ、傲慢さと、その反面の弱さ、哀しさをあそこまで見事に表現できるのは、佐藤浩市ならでは、と改めて彼の存在感に感服しました。浪士組の上洛以降、3ヵ月間の主役は間違いなく佐藤芹沢でした。

 この芹沢の粛清がきっかけになって、近藤勇はじめ試衛館メンバーが新選組隊士としての自覚を高め、京の街を震えあがらす殺戮集団に変貌していくわけですね。佐藤芹沢はそれを望んでいたように受け取れました。「俺を乗り越えて、強くなれ」と。それはまた同時に、試衛館メンバーのキャストに対する佐藤浩市自身のエールでもあった気がします。うがった見方かもしれませんが。

 鬼になる覚悟を決めた土方、それに同調した近藤、芹沢に刀を向けた沖田……この3人をはじめとする隊士たちが、これまでになく頼もしく見えてきました。慎吾ちゃん、山本くん、藤原くんたちには、佐藤浩市(敬称略がぴったりくるので失礼)から得たものをぜひ今後の演技に生かしてほしいです。

 多摩の時代に3ヵ月、芹沢の時代に3ヵ月かけて、前半ゆっくり進んできた『新選組!』はこの先、急展開しそうで、楽しみでもあり、一抹の不安もあります。撮影のほうはたぶん山場近くになっていることと思いますが、脚本の三谷さんをはじめ、スタッフ、出演者の方々、最後まで全力を尽くして頑張ってください。

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2004/06/27

いろはにこんぺいとう

 こんな「しりとり歌」を思い出しました。子どもの時覚えたもので、一部お下品な箇所もありますが(^^;)、そのまま書きます。ご存知の方、いらっしゃいますか?

いろはにこんぺいとう こんぺいとうは甘い
甘いはお砂糖 お砂糖は白い
白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはノミ ノミは赤い
赤いはほおずき ほおずきは鳴る
鳴るはおなら おならはくさい
くさいはうんこ うんこは黄色い
黄色いはバナナ バナナは高い
高いは十二階 十二階はこわい
こわいはおばけ おばけは消える
消えるは電気 電気は光る
光るは親父のはげあたま

 「バナナは高い」「高いは十二階」という部分に歴史を感じますね。わけがわからない方が多いのでは? それでは、説明させていただきます。ちなみに、私がこれを覚えたのは昭和40年代、東京の下町のことです。

 バナナは昔、高価な果物でした。昭和38年に自由化されるまで、いや、自由化されてからもしばらくは、高級な果物として君臨していました。果物屋の店先にうやうやしく陳列されていて、病気にならないと子どもの口には入らないものでした。今でいえば、メロンに近いものがあったのです。だから、「バナナは(値段が)高い」というわけです。

 次の「高いは十二階」の「高い」は、高さが高いという意味に変わります。そして、高いからこわいわけです。「十二階」とは何ぞや? これはかつて東京・浅草にあったシンボルタワー「凌雲閣」。12階建てなので、通称「十二階」と呼ばれていました。この「十二階」は明治23年に落成し、大正12年の関東大震災で途中から折れてしまいました。つまり、このしりとり歌は明治後半から大正時代にかけて作られたものであることがわかります。

 「高いは十二階」の「十二階」について、自分がいつ正確に認識したのか記憶していませんが、たぶん、近くの震災記念堂に行った時にでも、大震災の時の十二階の絵を見て納得したように思います。それに、私が子どもの頃、浅草には「十二階」もどきの仁丹塔というのがあり、何となくイメージできていた気がします。

 大正から(?)昭和の戦後に至るまで、半世紀以上もこのしりとり歌が伝え受けつがれていたことが不思議です。それを40年近く覚えている私もしつこいと思いますが……。

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2004/06/26

元気にきれいに老いる

 「女の老化学入門」という記事が、読売新聞の「くらし・家庭」面にこの3日間連載されました。いろいろ思い当たることもあるので、自分の忘備録のために、要点を書いておきます。同じような年代の方の参考になれば、嬉しいです。

【体内年齢を知る】
 長い人生をいきいきと過ごすためには、体内年齢(ホルモン年齢・骨年齢・血管年齢)を知り、早めに弱点を直すことが大切。老化を加速する要因を極力少なくして、バランス良く年を取ることを目指す。生活習慣を見直し、運動不足を解消したり、食事に気を配ったり、ストレスを軽減したりすれば、数値は改善する。しかし、年を重ねるほど修正が難しくなるので、若いうちから、老化を見据えて心身の変化に敏感でいた方がよい。

【個人差の大きい肌年齢】
 年を重ねるほど、肌の老化の個人差が大きくなる。老化の原因はいろいろあるが、中でも紫外線の害は大きい。紫外線を含め、肌に悪い環境因子を避けることが効果的。お手入れによって、肌年齢に差が表れる。お手入れの注意:手入れをしすぎない、肌を強くこすらない。必要最小限の手入れで肌本来の力を取り戻す「肌断食」(洗顔は泡立てた純せっけんでソフトに。保湿用のクリームなどは一種類のみ。日焼け止めにパウダーなどの軽い化粧)がおすすめ。

【体形の曲がり角】
 37~39歳は女性の体形の最大の曲がり角。女性ホルモンの分泌が減り、脂肪がつきやすくなるためと考えられる。この時期の変化を小さくとどめておくことが、その後の体形の維持に大切。つまり、この時期の生活習慣がカギを握っている。十年後のことを考えて、おっくうがらずに運動し、食欲をコントロールする地道な努力の積み重ねが、「美」につながる。

 私は自分の体内年齢も肌年齢も知りません。知りたいけれど、知るのが怖くもあります。将来、後悔しないように、まだ修正のきく(と信じたい)今から、自分の心身の変化に気を配らなくては! 確かに、同年代の友人にも微妙な個人差が表れているのを感じる昨今です。

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マンゴーのたね

 パパイヤとマンゴーの詰め合わせをいただきました。パパイヤはハワイみやげなどで何度も賞味し、大好物ですが、生のマンゴーは初めて。説明書の「召し上がり方」を読みながら、いささか緊張してカットしました。

 「3枚におろしてください」と魚でもおろすようなカットの仕方に首をかしげつつ、言われるままに切ってみると、中心部分に硬く平べったい芯のようなものがあります。これがマンゴーのたねのようです。なになに、たねの部分は「しゃぶる様に(少々お行儀が悪いですが)お召し上がりいただくのがよりよい食べ方です」って。すぐに実践し、食卓に出す前に一人で甘酸っぱい果肉を味わってしまいました。美味しい! 両側の果肉の部分は朝食後にゆっくり堪能しました。トロピカルフルーツ特有のジューシーで濃厚な味にやみつきになりそうです。

 説明書によれば、マンゴーの種子はこの硬い外皮の中に入っているそうなので、しゃぶりつくした白い芯状のもの(10×5cmの巨大なたね)を洗い、キッチンバサミで切ってみました。そこから出てきたのは、使い古した石鹸のような形の硬い種子ひとつ。これがマンゴーのたねとは意外でした。これを蒔いて育てることもできるようで、どんな芽が出てくるか興味津々ですが、鉢と土を一から用意することを思うと、二の足を踏んでしまうものぐさな私です。

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2004/06/25

自分の葬式にかけてほしい曲

 一昨日、親類の葬儀に参列しました。夫側の親戚で、故人には面識がなかったのですが、夫の代理で火葬場にも立会いました。一連の儀式を通して、ふだんは考えない人の死や人生について、いろいろ考えさせられた一日でした。

 自分の葬式のこともふと考えました。私としては、讃美歌320番「主よみもとに近づかん」か405番「神ともにいまして」で送ってほしいけれど、クリスチャンでもなし、当然ながら夫の家の日蓮宗の「南無妙法蓮華経」で送られることになるのでしょう。これはどうにもなりません。が、出棺の際にでもかけてほしい曲があります。

 それは、ロッド・スチュアートの『セイリング』。メロディも歌詞もシンプルながら、広大な海を行く感じがよく出ていて、大好きな曲です。実はこの曲、ごひいきの西城秀樹がかつてコンサートのエンディングでよく歌っていて、それで知りました。この曲の前奏が聞こえてくると、「楽しかったコンサートもまもなくおしまい」と実感したもので、その点からも人生のラストにふさわしいように思うのです。「お名残は尽きませんが、一足先に参ります」という思いをこめて。

 それと、葬儀に参列してくれた人へのメッセージを残しておきたい。ビデオや声を流すのはどうかと思うので、私の文章を読みあげてもらえれば結構。「今までお付き合いいただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたいのです。

 と、あれこれ考えても、自分が死んだ後のことなど、実際はわからないわけで、それよりも死を迎える日までどう生きるかが大切なんですけれどね。タイムリミット付きのこの人生、後悔のないように精一杯生きなければと改めて思った次第です。

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2004/06/24

お詫び広告、続々

 このところ、朝刊の社会面下部にお詫び広告がよく掲載されます。この1週間だけでも、下記のとおり。

6/16
・ハイネケン・ジャパン、キリンビール
   ビールテイスト飲料「バクラー」に酵母による混濁発生
・三菱自動車
   軽自動車用ホイールキャップに不具合
6/17
・三菱自動車
   一連のリコール該当車
・共立
   エンジン刈込機の不具合
6/18
・たねや
   安全確認のため、「水羊羹」を自主回収
・三井住友カード
   大学生協ローンにおける、遅延損害金を過剰受領
・東電環境エンジニアリング
   木酢液「上総の木酢液マイルド」に不純物
・カトージ
   ベビーベッド「プー・ノスタルジック」に不具合
6/22
・伊勢丹、ファイブフォックス
   「コムサ・デ・モード」のお得意様名簿、紛失
・越後製菓
   「パック入り包装ごはん」に金属部品混入の可能性
6/23
・高島屋、サン・フレッシュ
   「じゅんさい水煮」の原産国が中国なのに、「秋田県産」と表示
・サントリー
   リキュールに使用している中国産白酒に未認可の甘味料含有
・三菱自動車
   一連のリコール該当車

 このように連日お詫び記事が掲載されることは、これまでなかったように思います。三菱自動車のリコール隠しが発覚して大問題になっている昨今、企業が「問題発生を隠すより発表する」方針になっているように見受けられます。今までならあえて発表しなかったのでは、と勘ぐりたくなります。要するに、商品には意外に欠陥や不具合が多いということ。私たち消費者はそれをしっかり見極める目を持つことが必要なようです。

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2004/06/23

亜土ちゃんのイラスト

ado 夫(御年50歳)が、風貌に似合わぬ可愛らしい携帯ストラップをつけているので、たずねたところ、コカコーラ製品についている景品だと言い、新たに私の分も入手してきてくれました。これが「水森亜土カップルマスコットストラップ」……今、結構話題になっているようですね。

 ストラップの先に亜土ちゃんのイラストのカップルがついていて、とても可愛い! 添付されている説明書によると12種類あるようで、思わずほかのタイプも欲しくなります。最近の景品は消費者の心をつかむのが実に巧みです。

 水森亜土のイラストは、私たちの世代の郷愁をそそります。まだキティちゃんも誕生していない時代、亜土ちゃんのレターセットやノートは少女たちのあこがれで、お小遣いをはたいて買ったり、親にせがんで買ってもらったりしたものです。亜土ちゃんの便箋やノートを使うと、そこに書く文章も何となく夢々しい雰囲気になりましたっけ。

 そうそう、小学校を転校していった友だちとしばらく文通していましたが、彼女から届く手紙はいつも亜土ちゃんのレターセットでした。今頃どうしているでしょう? 亜土ちゃんのイラストとともに、彼女の字までが思い出されます。

Ado Museum


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2004/06/22

清原選手の言葉

 先日、左手にデッドボールを受けた清原選手が骨折していたことがわかり、どうやら今季絶望のようす。残念でたまりません。たまたまあの時、テレビ中継を見ていたのですが、傍からはボールが当たったのもわからないようなリアクションで、「デッドボールじゃなくて、バットを振りたい」気持ちがにじみ出ているように感じました。それなのに、骨折とは! 2000本安打を達成し、今季中に500本塁打も期待されていただけに、本人の無念さは推して知るべしです。

 私は長年の巨人ファンですが、他球団の4番バッターをかき集めた現在のチームにはどうも愛着がわきません。でも、清原は別。ドラフトであんな仕打ちを受けてもなお巨人へのあこがれを捨てられずに、巨人に入ることを選んだ清原の人間臭さが好きです。ここ一番の強さ、存在感は他のバッターの追随を許しません。今シーズンはもうあの雄姿を見られないなんて、野球を観戦する楽しみが半減してしまいます。

 その清原選手のコメントが発表されていました。「今まで味わってきた苦しさ、辛さに比べれば、この骨の痛み、辛さなどは何でもありません。これからも自分を大切にして、今度帰って来る時には、今よりもさらに心と体を磨き、最高の状態でグラウンドに帰ってきます。また、闘志がわいてきました」。前向きな言葉に泣かされるではありませんか! 「背番号5」の来季の復帰に期待したいと思います。頑張れ、清原!

 (この記事は当ブログ100番目の記事に当たります。清原選手の言葉が「100」にふさわしいと思い、本日2つ目の記事をアップします)。

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西本智実「革命ツアー2004」

 昨日、台風の影響で風雨が強い中、サントリーホールに行ってきました。この「革命ツアー」は、西本さんがショスタコーヴィチの交響曲第5番『革命』他をひっさげて、全国8ヵ所をまわるもの。日本における今年のメインイベントです。

 私は、演奏や指揮について語れるほど、クラシックに通じているわけでもなく、ミーハーな西本ファンであることをまずお断りしておきます。クラシック愛好家のみなさん、邪道だと怒らないでくださいね。

 私は一昨年から友人に誘われてアマチュア合唱団の第九合唱に参加しているのですが、昨年、その指揮をしてくださったのが西本さんでした。練習、本番と4日間、生の西本さんに触れ、指揮を間近で拝見し、すっかり西本さんの魅力にまいってしまいました。宝塚好きという素地がある私には当然の展開と言えます。何しろ、「指揮をするオスカルさま」のようなお方なのですから。

 ですから、昨日のお席はステージの奥のPブロック――指揮者を正面から見られる席です。ちょうど第九の時の位置から、西本さんの指揮を拝見することができて、幸せなひとときでした。ある時は力強く、ある時は繊細な音を導く、西本さんの表情、手の動きがいちいち素敵なのです! スタンドカラーの燕尾服からちらりとのぞく赤いシャツまでが素敵……こんな調子で語っていたら、きりがないので以下自粛。

 完売満席のサントリーホールの熱気が、西本人気を物語っていました。ご本人はたぶん、こうした人気を冷静に受けとめ、あくまでも自分の音楽、自分の目標を追求していると思われるところもまた魅力です。ボリショイ交響楽団「ミレニウム」とロシア交響楽団の主席指揮者を兼任するというハードスケジュールに、体を壊さないように活躍されることを願っています。

 それにしても、私も少しはまともに演奏や指揮について語れるようになりたいものです(^^ゞ。


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2004/06/21

ネットのビンゴゲーム

 ただ今、友人のサイト主催のビンゴ大会に参加しています。わけがわからず、言われるままにエントリーしたのですが、これがなかなか面白い!

 エントリーした後、まず自分のカード(5×5)を作成して、ゲーム開始後は、指名された参加者が選んだ数字をみんなでチェックしていくというもの。参加者の指名は、6時間ごとに主催者が抽選します。ラインを2本作ると「ビンゴ!」。今回は優勝者と準優勝者に賞品が出ます。

 6時間ごとというのんびりしたペースがいいんですよ。時々、そのサイトにアクセスして、自分のカードをチェックするのが楽しみです。ほかの参加者の進み具合と、コメントを見るのも楽しい。ちなみに、私はまだひとつも開いてないので(^^;)、賞品GETは難しそう……後半の追い上げに期待します。

 なお、このゲームは「猫のBINGO大会」という無料レンタルビンゴルームを利用しています。

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2004/06/20

パティオ健在

 ココログのユーザーの中には、パソ通のニフティサーブ時代からのユーザーも多いかと思いますが、私もその一人。そして、今もパティオ(メンバー限定の掲示板のようなもの)を継続しており、NifTermを使ってログインし、仲間と交流をしています。インターネットに移行して、パスワード付きのブログや掲示板を作ればいいようなものですが、パティオの居心地がよくてその気になれません。有料(500円/月)なんですけどね。

 7年前に開設したそのパティオは、元は某宝塚スター(昨日の記事の人とは違います)のファンの集まりでしたが、そのスターが退団して、それぞれ別のごひいきや宝塚以外の楽しみを見つけた後もさまざまな話題で盛り上がっています。年代も住所も仕事も立場もいろいろだけど、機会があれば実際に会うこともあり、いい付き合いが続いています。みんなが書き溜めたログはいつの間にか1万を超えました。

 ニフティサーブのフォーラムは随分前にウェブに移行してしまい、パティオというシステムもそのうちなくなることを覚悟していますが、それができるだけ遠い将来であることを願っています。

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2004/06/19

真琴つばさ『THE LIVE 2004 "I"』

 一昨日、NHKホールで行なわれた真琴つばさのコンサートに行ってきました。「真琴つばさって誰?」って?! 2001年まで4年間、宝塚月組の男役トップを務め、退団後はライブや舞台、テレビなどで活躍している人。私はマミちゃん(真琴の愛称)を宝塚の新人時代からずっと応援しているのです。

 とくに何かが秀でているわけではないけれど、宝塚を愛し、男役を愛し、男役の美学を追求して舞台に真摯に取り組む姿勢と、ファンを大切にする気持ちが好きでした。宝塚の男役の定番「黒燕尾」がとても似合う、「これぞ、男役」というタイプのスターで、だからファンの一人としては、退団したらもう芸能活動はしないだろう、いや、しないでほしいと思っていたほどです。が、結局、彼女は真琴つばさであり続けることを選びました。

 さて、一昨日のライブ。私はさまざまなジャンルの歌手のコンサートを見ていますが、そうしたコンサートにひけを取らない出来で、構成もビジュアルも面白く、真琴ワールドを堪能しました。一言で言えば、元気になれるコンサート……サービス精神旺盛なマミちゃんが体を張って、元気の素を客席に降り注いでくれます。50代、60代のおばさま世代をもスタンディングさせ、踊らせてしまうパワーには恐れ入りました。観客はみんな、元気いっぱいになって、日常に戻っていったに違いありません。

 マミちゃんにはとびきり幸せな人生を歩んでほしい! これからも真琴つばさの活躍を見守り続けます。

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2004/06/18

「自衛隊の多国籍軍参加」の決定に際して

 今日の閣議で「自衛隊の多国籍軍参加」が決定するようです。実のところ、私はこの問題の賛否を論じられるほどの見識を持っているわけではないのですが、こんな重要な事項がうやむやのまま、なし崩し的に決められることには強く抵抗を感じます。

 多国籍軍に「参加」しながら、、小泉首相が強調している原則(1)日本の指揮下にある(2)武力行使はしない(3)活動は非戦闘地域に限る(4)イラク特措法の枠内で行う、を守ることは本当に可能なのか? これらの原則を守ることが前提なら、あえて「参加」せずに他の方法でイラクを支援していけばいいのではないか? と素朴な疑問を感じます。それに、国の方針の根幹をなすこの問題を十分に議論することもなく、国民に説明することもなく、まず対外的に表明してしまう小泉首相の強引さには失望しました。

 戦争に反対さえしていれば平和が守れる、とは思いません。憲法9条の是非についても、考えれば考えるほどわからなくなります。けれども、「知らない間に」いつか来た道を歩き始めているとしたら……。そう考えると、非常に怖くなります。

 「国を愛する」こと、イコール戦前の国家主義と考えたり、「日の丸」や「君が代」に過敏に反応したりする人々をこれまで理解できずにいましたが、あれは政府のやり方に抵抗する一手段なのかもしれません。政府も政府なら、反戦派も反戦派のような気がします。

 この機会に国民一人一人が「平和」と「戦争」について真剣に考え、本当の意味で「国を憂い」「国を愛する」必要があるのではないでしょうか。そして、それを今後の政治に反映させるために、来るべき参院選には棄権をしないで投票をすること――国民として今できることはそれしかないように思います。

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2004/06/17

ブログについて考える

 「週刊アスキー」の別冊「300万人のブログ大全」を買ってきました。急に思い立って4月から始めたこのブログはまもなく丸3ヵ月を迎え、記事数も100目前になりましたが、このところ当初の勢いがなくなった気がするうえ、ココログプラスの無料期間の終わりも近いため、この辺でこのブログの先行きをちょっと考えてみようと思ったのです。

 いやー、いろいろなブログがあるのですね。そして、みなさん、ご自分のブログに力を注いでさまざまな工夫をこらしているのですね。書きたいことをただとりとめなく書いているだけの自分が恥ずかしくなりました。でもなぁ……テーマを決めて書くほどのものはないし、日々の生活は単調だし……。そう考えてゆくと、私の人生そのものも漫然としたものに見えてきて、何だかがっかりするのでした。

 そんな私のつたない文を読んでくださり、時にはコメントやトラックバックをつけてくださる方々にはあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。もうしばらく時間をかけて、今後の方針を決めたいと思います。

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礼文島の思い出

 今朝の「ズームインSUPER」を見ていたら、礼文島からの生中継があり、思わず見入ってしまいました。青い海と空、緑の中に咲く高山植物の花々、吹き抜ける風……お天気にも恵まれて素晴らしい映像でした。

 学生時代に礼文島に行ったことがあります。夜行列車と青函連絡船(いったいいつの時代?!)で函館に入り、札幌で宿泊した後、さらに札幌から夜行列車に乗って稚内に行き、そこからフェリーで礼文島に渡りました。それは「さいはての地」を実感する長旅でした。

 軟弱な都会っ娘5人は、礼文島の民宿の人に勧められるままに、「愛とロマンの8時間コース」なる25kmのハイキングコースを歩くことになりました。実はそれは、島の西海岸の道なき道をひたすら歩き続ける「汗と涙のコース」でもあったのだけど、そんなことは露知らず歩き始めた私たち。前半は海岸線の絶景に歓声をあげながら楽しく歩いたものの、後半は海岸の岩場を口をきく元気もなく黙々と歩くのみ……おまけに、私は足にマメまでできてつらい道のりでした。あまりに時間がかかりすぎて、心配した民宿の人が反対側からようすを見に歩いてきてくれたほど(^^;)。夕日がきれいなはずのポイントは真っ暗になっていました。

 「愛とロマン」の名の由来は、この長いコースを一緒に歩いた人と愛が芽生えるということらしいのですが、私たちは超!遅いペースゆえ5人の単独行動となり、ロマンスの生まれようがありませんでした。その代わり、これをきっかけに(?)深まった女の友情は今も続いています。

 また礼文島に行ってみたい! 8時間コースはこりごりだけど、海を見ながら風に吹かれて高山植物の中を歩きたい! あの時のメンバーに提案してみようかしら。

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2004/06/16

源吉兆庵「松濤」の懐石ランチ

 1ヵ月遅れの母の日のプレゼントとして、実家の母を、和菓子の源吉兆庵が経営する銀座の「松濤」に招待しました。と言っても、お安いランチですけれど。

 外食する機会は時々ありますが、ファミレスやラーメン屋や居酒屋チェーンなどがほとんどで、「たまに行くならこんな店」に出そうなお店はひさしぶりでした。このお店は友人に教えてもらったのですが、人気があるらしく、予約がないと入れない盛況ぶり。母と二人なので3階のテーブル席を予約しましたが、店内は女性客ばかりで満席でした。

 それもそのはず、旬の素材を使って季節感を盛り込んだ月替わりのお料理は、まさに女性好み。あじさいの葉と花びらや、緑のもみじをあしらった演出が心にくい。見た目にも美しいうえに味も上品で美味しく、女性グループのちょっとした集いにおすすめです。ただし、量も女性向きなので、うちの夫のような大食漢には向きません。ランチのコースは、2625円(税込み)、3990円、6300円の3種類ですが、3990円のコースからは食後にお抹茶とお菓子もついています。ちなみに、夜のコースは、6300円、8400円、10500円とちょっとお高めです。

 源吉兆庵といえば、ここの和菓子はどれも美味しくてお気に入りです。今の季節なら、岡山のマスカットを丸ごとぎゅうひに包み込んだ「陸乃宝珠」なんかいいですね。お味も高級なら、お値段も高級ですが……。

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2004/06/15

アナログ時代の青春

 老いも若きもパソコンや携帯を所持し、さまざまな形で活用している昨今……いつの間にか、旧世代の私もこんなブログを始めたり、携帯の親指入力が得意になったりしています。そして、時々思うんです――「今の若い人は、友だちや恋人と簡単に連絡が取りあえて、いいなぁ」と。

 例えば、仕事の後のデートの約束。今は、相手の携帯や会社のパソコンにメールを入れて、約束をしたり、キャンセルをしたりすることが簡単にできます。しかし、昔はたいへんだったのです。オフィスの電話ではまわりの人に聞かれるから、仕事の合間に公衆電話をかけに行く……相手が不在で仕方なく戻ってくると、そのうち電話がかかってきて、そういう時に限って上司が出たりする……やきもきの連続でした。

 家庭でも同じく一苦労。何しろ、電話は家の真ん中辺に1台しかなく、受話器は本体につながっているので、内緒の話なんかできません。親の知らない友だちや男性からの電話をたまたま親が取ろうものなら、何となく聞き耳をたてていることがわかるうえ、後から詮索が始まることもありました。また、テレホンカードはそれほど普及していなかったので、10円玉か100円玉がなくなると、公衆電話が途中でむなしく切れることが多々ありました。

 こんな不自由さが一気に解消された今の若者たちがうらやましい! と同時に、あの頃のやきもきはらはらが妙になつかしくもあります。今日はめちゃめちゃおばさんくさい記事になりました(^^;)。

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2004/06/14

マウナケアの星空

 昨日、府中の郷土の森にあじさいを見に行ったら、併設のプラネタリウムで「天空の天文台・マウナケア」という演目をやっており、あじさい見物もそこそこに星空鑑賞をしてきました。プラネタリウムはかれこれ20年ぶり……こじんまりとしたプラネタリウムでしたが、思いがけずマウナケアでの星空鑑賞をヴァーチャル体験できて、幸せなひとときでした。

 そう……マウナケアの山頂近くで見た星空は、本当にこんなふうでした。3年前のちょうど今頃ハワイ島に行き、「マウナケア山頂での星空鑑賞」というオプショナルツアーに参加したのです。日本のすばる望遠鏡を始め、各国の天文台が点在するマウナケア山頂(標高4120m)まで車で登り、サンセットと星空を鑑賞するツアーでした。

 ビーチから山頂に至るまでにバスから見た雄大な景色、山頂の異次元のような光景、神々しい美しさの夕焼け、降るような星空、そして震えるほど寒かったこと……あの時の素晴らしい体験がよみがえってきました。

 宇宙や星の話には疎い私ですが、そのスケールの前には人間なんて実にちっぽけな存在であることを実感します。同時に、自分が今、ここに生きていることの不思議さも感じます。たまには星空を見上げて、そんなことに思いをはせる時間を持つことも必要かもしれません。それから、せめて東京で見える星や星座の名前くらいは覚えたい!

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2004/06/13

「肩のこらない」枕、物色中

 週末、とくに予定がない時は、ゆっくり朝寝坊をきめこむことにしていますが、睡眠時間が長くなると肩こりがひどくなり、せっかくの休日を肩こりと共に過ごすことも少なくありません。テレビか何かで「肩こりにいい」と聞いて、今はバスタオルを数枚重ねて枕カバーをしたものを枕にしているのですが、これも私には合っていないみたい。仰向けに寝ている時はいいけれど、横向きになると片方の肩にもろに体重がかかってしまい、その結果肩がこるようです。

 どうやら、体に合った「肩のこらない」枕を購入する必要がありそうです。そこで、ネットで調べてみたところ、いろいろな種類があってびっくりしました。低反発枕、磁気枕、マイナスイオン枕、テンピュール……形もさまざまで迷うばかりです。オーダーメイドの枕まであり、睡眠を大切に考える人が増えていることがうかがえます。

 やはり一度、デパートの枕売り場に出向いて、実際に自分の目で見てみたほうがいいですね。最近は横になって試用させてくれるところも多いようで、それが一番確かと思います。人前で横になるのは少々カッコ悪いけれども。

 肩こりを治すためには、枕を変えるだけでなく、体の歪みを矯正したり、血行不良を解消したりして、根本から取り組むことも大切ですね。肩こりのない体にあこがれます。


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2004/06/12

『残虐記』(桐野夏生)

残虐記 (新潮文庫 き 21-5)
残虐記 (新潮文庫 き 21-5)

 前作『グロテスク』では東電OL殺人事件を題材にした桐野夏生が、今回は新潟少女監禁事件と思われる監禁事件をテーマにこの小説を書いています。細部は変えてあるものの、両作品を読んだ誰もがそれぞれの事件を思い浮かべるはず。世間の人々が好奇心と興味をそそられつつ、タブーとしていることにあえて踏み込んでいく、著者の作家としての自負心と意気込みをまず感じました。

 監禁事件の被害者が書いた手記の中に小説が含まれている、という凝った構造を使って、被害者の実体験や想像、妄想が綴られます。その手記の中に「人の不幸を覗き見る『罪なき人々』の視線」とか「与えられた傷が深ければ深いほど、善意と同情でさえもさらに傷を抉る、ということを私は学んでいた」と書きながら、読者をその覗き見に導く著者が、「一番残虐なのは、これを書いた私と、読んでいるあなたよ」と言っているような気がしました。

 それがわかっていながら、思わずぐいぐい引き込まれて、あっという間に読み終えてしまったのも事実。怖いもの見たさからだけではなく、ミステリー、(歪んだ形の)恋愛小説の観点から読んでもなかなか楽しめます。けれども、何とも後味が悪かったのもまた正直なところです。10年間も監禁されていた新潟の女性は、今も過去と必死に闘っているに違いなく、そこにこういう小説を出版していいものか、と疑問も感じました。

 次回作は実際の事件に基づかないまったくのフィクションを期待したいです。エドガー賞にノミネートされた『OUT』のような、桐野夏生ならではの小説が読みたい!

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2004/06/11

「最初はグー!」は志村けんが考えた?!

 『朝まで生たまご』というブログによれば、「最初はグー!」は志村けんが思いつき、『全員集合』でやったら全国に広まったとのこと。テレビで本人が話していたそうです。へぇへぇへぇ……って感じです。おそらく今、じゃんけんのかけ声の主流はこれだと思われますが、ということは、志村けんがじゃんけんのかけ声を全国統一したことになりますね。これはすごい!

 思えば、私の子どもの頃にはまだ「最初はグー!」はありませんでした(何しろ、まだ志村けんが加入していなかった時代だから)。私が住んでいた東京下町の某地区では、「ちいらっせ!」とか「ちっけった!」と言っていました。あいこの時は、(ちいらっせ)「せっ、せっ、せっ…」、(ちっけった)「たっ、たっ、たっ…」でした。女の子だけの時は、「じゃんけんじゃがいも、ほっかいどーはさーむいよ!(あいこの時)さーむいよ、よっ、よっ……」もよく使いました。

 当時、じゃんけんのかけ声は地方によって千差万別で、その地方の子どもに代々伝わってきたものを使っていたはずです。次第にそれが消えてゆき、全国共通の「最初はグー!」に変わっていったと思われます。旧世代の私には、どこか淋しくも感じられます。

 それにしても、それが志村けんから始まったとは! 彼の発想の鋭さと『全員集合』の影響の大きさをあらためて実感しています。

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2004/06/10

アテネ五輪のユニフォーム

 高田賢三デザイン、ユニクロ制作のユニフォームが発表されました。白が基調でパステルカラー3色をポイントに使い、女子用の上着はシャクヤクの花柄をあしらった斬新な(発表によれば)デザイン。

 うーん、なんかイマイチ……の気がする……。開会式の入場行進の際、映えるとは思えないのですが……。それに、何故、中国原産のシャクヤク?

 私は、オリンピックの開会式を見るのが大好き。趣向をこらしたアトラクションもさることながら、参加各国のユニフォームを見て、「これは素敵」「これはユニーク」「これはイケてない」と勝手にあれこれ批評するのが好きなのです。西欧諸国のユニフォームにセンスのよいものが多く、「さすが!」といつも羨望のまなざしで見ています。それに比べて、昨今の五輪における日本のユニフォームは、どうもパッとしない気がしてしまう……。

 誰がどこでどのように選定しているのかわかりませんが、決定して初めて発表するのではなく、検討の段階でオープンにしてもっと広く意見を求めたらどうでしょう? ファッションについてはそれぞれ感じ方が違うから難しいけれど、「さりげなくおしゃれで、入場行進では団体として統一感があって、しかも日本らしさがある」ユニフォームを見たいものです。

 8月の開会式でこのユニフォームを見たら、「おっ、意外にいいじゃない!」と思えることを願いつつ……。

【追記】
 開会式本番の記事→こちら

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2004/06/09

『ローレライ』vs『亡国のイージス』

 『ローレライ』(原作『終戦のローレライ』)に続いて、『亡国のイージス』の映画化も決まったようですね! 『亡国のイージス』は映画化が不可能と言われていただけに、原作ファンとしては驚きと嬉しさと期待でいっぱいです。映画化するからにはお金も時間も人材も思いきって投入して、原作の興奮と感動を再現してほしいと思います。

 昨年、福井晴敏の『亡国のイージス』と『終戦のローレライ』を相次いで読んで、たいへん感動し衝撃を受け、戦争というもの、日本という国、生きるということについて多くのことを考えさせられました。実はこういう分野の小説は苦手と毛嫌いしていましたが、読み始めたら止まらない……読書の醍醐味を満喫し、両作品は「忘れられない小説」にリスト入りしました。

 『ローレライ』は、東宝&フジテレビ制作、役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、堤真一他出演。『亡国のイージス』は、海上自衛隊の全面協力のもと、真田広之、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一他のキャストで撮影されるとのこと。二つの映画が奇しくも同じ年に公開されるなんて、期待はいやがうえにも高まります。自衛隊の協力があるからといって、ヘンな方向に持っていくことなく、エンターテイメントとして楽しめる映画になりますように。

 そうそう、心配なのは、『ローレライ』のサイトを見ると、「フリッツ」役がいないこと。そして、『亡国のイージス』のメインキャストの中に「如月行」役らしき人がいないこと。両小説におけるフリッツと如月行は、反体制の若者として大きな存在かつ印象に残る役なので、この役を軽視されるのは非常に心外です。そのあたりは公開後に自分の目で確かめてから、また語りたいと思います(それまで当ブログが続いていたら)。

【追記】(2004年9月29日)
 『亡国のイージス』の如月行役は、高校3年の新進俳優、勝地涼(18歳)であることが、9/27付けの日刊スポーツ紙に掲載されました。
 なお、『ローレライ』にはフリッツは登場しないようです。

関連記事:
『戦国自衛隊1549』映画化決定 (2004年9月22日)
映画『ローレライ』 (2005年3月5日)
映画『亡国のイージス』 (2005年8月3日)

亡国のイージス 上 講談社文庫
終戦のローレライ〈1〉 (講談社文庫)


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映画「夫婦50割引」キャンペーン

 夫婦どちらかが50歳以上なら、映画料金が二人で2000円になるキャンペーンが、来月から1年の期限付きで始まるそうです。喜んでいいのか悲しんでいいのか複雑な心境ですが、わが夫婦はこれに該当します。夫が昨年、大台に乗ったので……。

 結婚前はよく一緒に映画に行ったものですが、ここ数年は年に2、3回話題作を見に行くくらいになりました。映画館に行っても若いカップルが中心で、中年の夫婦連れはそう多くありません。「今さら夫婦で映画に行くのもちょっと……」という夫婦が多いのでしょうか? せっかくだから、このキャンペーンを利用して、気軽にいろいろな映画を見てみたいと思いますが、はたして実行できるかどうか? これが定着して、常時「夫婦50割引」になることを期待しています。

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2004/06/08

とんでもございません

 読売新聞朝刊に連載されている「日本語の現場」というコラムを毎日、興味深く読んでいます。

 今日のテーマは「とんでもない」。「とんでもない」の「ない」は「危ない」の「ない」と同様、「無い」という否定語ではないので、「あぶございません」と言えないように「とんでもございません」は文法的には誤りである。しかし辞書によっては、「『とんでもありません』『とんでもございません』の形でも使う」とか「『とんでもございません』は『とんでもないことでございます』の新しい言い方」と出ている。ところが、ホテルオークラでは「とんでもございません」を禁じ、「とんでもないことでございます」と言うよう指示している、というのが要約です。

 私もOL時代にこのように教えられ、「とんでもございません」は正しい使い方でないことは知っているのですが、知っていながら使ってしまう言葉でもあります。「とんでもない」では丁寧さに欠け、「とんでもないことでございます」と言うほど形式ばらない関係の時、「とんでもございません」は語感もよく、程よい丁寧さがあって、「とんでもない」気持ちを伝えるのにぴったりという気がするのです。不思議なことに、「とんでもございません」と使いたい時に限って、思い浮かぶ言葉とも言えるほどです。

 日頃、正しい言葉遣いを目指している私ですが、この言葉に関しては曖昧な態度になってしまいます。実にいい加減なものです。

追記(2007年2月26日):

 文部科学相の諮問機関・文化審議会が今月、文部科学相に提出した「敬語の指針」に次のような記述がありました。

 「とんでもございません」(「とんでもありません」)は、相手からの誉めや賞賛などを軽く打ち消すときの表現であり、現在では、こうした状況で使うことは問題がないと考えられる。(中略)

 謙遜して、相手の誉めや賞賛などを打ち消すときの「とんでもございません」は、「とんでもないことでございます」とは、あらわそうとする意味が若干異なる。(中略)あなたの褒めたことは「とんでもないことだ」という意味にも受け取られるおそれがあるので、注意する必要がある。


 「とんでもございません」は本来は誤用だけど、「謙遜して褒め言葉を打ち消す時に使ってもかまわない」とお墨付きをもらえたことになります。
 

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2004/06/07

赤いネクタイ

 冷戦終結の立役者として歴史に残るとともに、偉大な大統領としてアメリカ人の心に残るレーガン元大統領が亡くなりました。晩年はアルツハイマー病との闘いだったようで、ナンシー夫人をはじめご家族の心痛やご苦労をお察しします。

 ところで、訪問先のパリで声明を発表したブッシュ大統領のネクタイが赤っぽかったことに違和感を覚えたのは、私だけでしょうか? アメリカではそういうことにこだわらないのかと、好奇心を刺激されました。日本の首相なら、いくら旅先であっても、誰かまわりの人に借りてでも黒っぽいネクタイに替えるはずです。

 以前勤めていた会社の社章は赤が基調になったものでしたが、管理職は普通の名刺のほかに、弔事用の社章のない名刺を持っていました。一般社員用には、社章の色をグレーに変えたシールが用意されていて、弔事の場合はそのシールを貼ることになっていました。赤い色は弔事にはふさわしくない、という発想が日本にはあるのです。

 アメリカでもお葬式には黒い服装を着るようですが、日本ほど形にとらわれないということなのでしょうか? こうした、どうでもいいようなことがやたらに気になる性分なのは困ったことです。
 

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2004/06/06

6月6日の参観日

 今日は6月6日、こんな絵かき歌がありましたね。

   棒が一本あっととさ
   葉っぱかな 
   葉っぱじゃないよ カエルだよ
   カエルじゃないよ アヒルだよ
   6月6日の参観日
   雨がざあざあ降ってきて
   三角定規にひびいって
   あんパン2つ まめ3つ
   コッペパン2つ くださいな
   あっというまにかわいいコックさん

 そのほか、「へのへのもへじ」や「つるさんにはまるまるむし」で顔を描いたりもしました。今の子どもたちもこんな遊びをしているのでしょうか?

 最近、人の名前が出ないことが多々あり、記憶力の減退を痛感していますが、何故か昔のことはよく覚えています。東京の下町で生まれ育った私は、今思えば、かなり豊かな子ども時代を過ごしました。ネタがない時に、子どもの頃の遊びやわらべ歌を少しずつ紹介していきたいと思います。


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2004/06/05

『輪違屋糸里』(浅田次郎)

輪違屋糸里 上
輪違屋糸里 上
輪違屋糸里 下

 ようやく読み終えました。うーん、悪くはないけれど、浅田次郎の長編としては期待したほどではなかった感じ。私にとってこの数年の小説ベスト5に入る『蒼穹の昴』や、それに優るとも劣らない『壬生義士伝』と比べると、いまひとつ物足りなかったのが正直なところです。浅田次郎特有のけれん味もあまり感じられず、全体的に淡々とした印象で、夢中になって読むという状況には至りませんでした。

 新選組の芹沢派の粛清に至るまでの話を、島原の二人の天神、糸里と吉栄や、芹沢の愛人、お梅、そして、新選組の屯所、八木家と前川家の女房、おまさとお勝など、女の視点で語っている点はなかなか新鮮でよかったのですが、視点が頻繁に変わりすぎて、誰にも感情移入しづらいのが難でした。どちらかと言えば、タイトルになっている糸里より、お梅の生き方のほうが印象的(好き嫌いは別にして)。

 だいたい、土方はああいう決着のつけ方を考える男とはどうしても思えないのです。だから、終盤の糸里とのいい場面も素直には感動できませんでした。芹沢派については新たな知識も増え、親近感を覚えましたが、試衛館組についてはあまり魅力的に書かれていない気がしました(気のせい?)。もしかしたら、新選組や浅田次郎にあまり思い入れのない人のほうが楽しめるかもしれません。

 読んでいるとどうしても、芹沢は佐藤浩市、お梅は鈴木京香の顔が浮かんできます。もし映画化される時は、ぜひこの二人で見てみたい。糸里は小雪がいいかな。土方は山本耕史や上川隆也でなくてもいい……この土方は好きではないので(^^;)。

追記(2007年3月19日):
 今秋、この小説がテレビドラマ化されるようです。TBS系『輪違屋糸里~女たちの新撰組~』(放送日未定)。土方は伊藤英明、糸里は上戸彩。イメージが全然違うんですけど、文句を言いつつ絶対見ると思います。

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おひとりさま

 実家の母が77歳にして初めて一人で旅に出ました。といっても、新聞社主催の「万病に効く温泉」ツアーに参加するようで、厳密には一人旅とは言えませんが、一人で旅先に泊まるのは生まれて初めてだそうです。ちなみに、母はふだん一人で出歩くのは平気な人で、都内なら買い物も観劇も一人でも出かけていきます。

 私は、一人でホテルに泊まるのはまったく平気……さすがに旅館に泊まるのは気が進みませんが。一人で宿泊する時のちょっとした緊張感と、部屋での解放感とのギャップがたまりません。ただ、一人旅の場合、食事をする飲食店が限られてしまうのが残念。どうしても、「おひとりさま」でも気軽に入れそうなカジュアルなお店になってしまうのです。

 それは旅先だけでなく、都内の外出の場合も同じ。一人の時は、食べたいものよりも、「おひとりさま」を歓迎してくれそうなお店を選んでしまいます。デパートのレストラン街のお店は比較的一人でも入りやすいので、利用することが多いです。お昼時から午後にかけては、主婦の買い物客の「おひとりさま」が結構いるので、落ち着かない思いをしなくてもすみます。

 バーのカウンターで一人でグラスを傾けるのが似合う大人の女性になりたい、と若い頃思っていました。その思いは実現しそうにありませんが、せめて「おひとりさまですか?」の問いかけに気後れしない女になりたいものです。

関連記事:
おひとりさま・3題(2004年7月3日)


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2004/06/04

香水ぷんぷん女 

 昨日(またまた)観劇に出かけたのですが、斜め後ろの席の女性の香水がきつくて閉口しました。前後左右2メートル以内の観客は、被害(?)を受けたのではないかしら? 見たところ、派手めのファッションをきめている(つもりの)20代後半の女性。観劇中、トップノートからミドルノートへの微妙な香りの変化までわかるほど、強烈な香りを放っていました。さらに驚いたのは、休憩時間が終わったら、またトップノートに戻っていたこと……どうやら、またつけてきたようです(^^;)。

 香水をつけている本人はその香りに慣れてしまって、少量ではつけた気にならないのかもしれませんが、香水はそこはかとなく香るくらいが品があって好ましいものです。世間には香水が苦手の人もいるので、つけ過ぎには気をつけましょう。

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サムライの妻

 イラクで襲撃されたフリージャーナリストのご家族の記者会見を見ました。亡くなった橋田さんが最期まで身につけていた血まみれの帽子を手にして、心境を気丈に語る奥さんの姿に深い感銘を受けました。なんて、強いんだ! 何故、あんなに強くなれるんだ? 奥さんご自身もマスコミに関わっていたことがあるようですが、だからと言って誰もができることではありません。

 あの奥さんは橋田さんの仕事を誰よりも理解し、そんな夫を誇りに思っていたに違いなく、その誇りがあの会見に表れていたように思います。悲しくつらく張り裂けんばかりの胸の内を隠して、毅然とした態度で会見に臨む奥さんを見て、サムライの妻を見る思いがしました。いいご夫婦だったんでしょうね。

 でも、今の時代にサムライの妻を見てしまうことにやりきれなさも感じました。今この時にも戦争や紛争が続いている国があることを、改めて知らされた気がします。橋田さんたちが命をかけて伝えようとした事実に目を向けることが、私たちにできる一番の供養かもしれません。心からご冥福をお祈りいたします。

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2004/06/03

ネットのコミュニケーションの怖さ

 まったくもってショックな事件です。小学6年生のクラスメート同士が殺人事件の加害者と被害者になるなんて、誰が想像できたでしょう。しかも、加害者の少女は「殺すつもりだった」と殺意を認めているそうで、何ともやりきれません。原因はインターネットのチャットをめぐるトラブルらしく、パソコンがそんな低年齢まで普及していることを改めて認識するとともに、ネット上のトラブルが殺人にまでつながる怖さとそれが小学生にまで及んだ怖さとをかみしめています。

 われわれ大人にとっても、ネットの世界は何かとトラブルが起こりやすいところです。面と向かって話をする時は、言葉だけではなく、口調や表情で相手の気持ちを読み取ることができますが、ネットや携帯メールでは言葉がすべてなので、思いがけない誤解が生まれがちです。しかも、手紙や交換日記と違って、自分が書いたことをゆっくり読み返す間もなく、リアルタイムに相手に届ける……感情的な言葉がそのまま相手にぶつけられる可能性も高いのです。

 実際、私もネット上のグループのトラブルを経験していますし、自分が絡まないトラブルはいくつか見聞きしました。またある時、時間がないために短文の携帯メールを送った友人から、「何か怒っているのか?」というメールをもらったことがあり、それ以来、(^^)を忘れずにつけるようにしています。

 大人でさえこうした危険があるのに、自己の確立が未熟で、普通のコミュニケーションの方法も十分には身につけていない小学生にとって、危険はますます大きいものになります。だからといって、時代に逆行して、パソコンや携帯を取り上げるわけにはいきません。子どもにネットやメールについて指導する一方、命の重さと尊さをしっかり教え、人間性をより豊かに育てるように、家庭と学校と社会が協力して取り組むことが必要なのではないでしょうか。このような事件が2度と起こらぬことを祈ると共に、被害者のご冥福をお祈りいたします。

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2004/06/02

「かなり」おかしいアクセント

 もりぷとんさんのブログで、言葉のアクセントについての記事を興味深く読みました。関西人のもりぷとんさんは、テレビを見て「ヤンキー(↓)」というアクセントに違和感を覚えたというもの。確かに、「ヤンキー(↑)」じゃないとニュアンスが伝わりません。

 言葉のアクセントと言えば、わざと平板なアクセントで話す昨今の若者の風潮が気になります。「れし(下線部分にアクセント)」を「かれし」、「ラブ」を「クラブ」とアクセントを変えて別のものを指し、使い分けるのはまだ納得できます。サッカーなどの「サポーター」も最初は違和感があったけれど、今やすっかり定着しています。

 それだけでなく、全般的にアクセントが平板になっているのは何故でしょう。例えば、「スニーカー」「デザイナー」「メモリー」「オーダー」「メジャー」「ドラマ」などの外来語。チューリップの名曲『虹とスニーカーの頃』は、『虹とスニーカーの頃』ではピンと来ませんよね。何となく通っぽくカッコよく聞こえるのかもしれませんが、英語の発音から遠ざかっているのもいいこととは思えません。

 外来語だけではありません。「かなり」という日本語のアクセントまでが平板化されています。例えば、「今日は、なりつくない?」という言葉を、若者は「かなりあつくない?」と言ったりします。何だかむずがゆくなります。と言いつつ、たまに若者の真似をしてそう発音し、夫に笑われるのですが。

 言葉そのものも言葉のアクセントも変化するものとは言え、外国語に比べて、ただでさえ抑揚のない日本語をさらに平板なアクセントにすることもないと思うのですが、いかがなものでしょう?

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死亡欄のチェック

 トラックバック野郎のお題「やめられないクセ大公開」から。

 いわゆるクセとはちょっと違いますが、毎日欠かさず新聞の死亡欄をチェックする習慣(?)がやめられません。企業の秘書室で働いていた時、新聞の死亡欄に目を通し、「取引先などの訃報がないか」をチェックするのが仕事のひとつだったのです。取引先の訃報があったら、役員に知らせて、弔電の手配、お葬儀参列のスケジュール調整、お香典の用意などの指示を受けるわけです。企業の役員にとって、冠婚葬祭は大切な役目ですから。

 会社をやめて10年経った今でも、新聞の社会面を開くとつい下の方にある死亡欄に目が行ってしまうのは、何とも悲しいクセ。ごくまれに、知った顔の訃報を見つけることがあり、月日の流れを思いつつ、昔のお姿をしのびます。

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2004/06/01

アクセスカウンターの移動に成功!

 サブタイトルの下にあったアクセスカウンターをタイトルバナーの右下に移動したい、と前々から思っていましたが、何しろタグに疎いため、実現できずにいました。先程、『HTMLタグ辞典』なる本を見ながら恐々チャレンジし、サイトを確認してみたら、おお、ちゃんと移動できている! なんだかとても嬉しい。小さな前進です。

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遠藤周作の本

 実家の元・自分の部屋の一角には今でも私の本棚があり、学生時代から結婚前までに読んで「取っておきたい本」が並んでいます。結婚前に大部分を処分しましたが、その本棚に収まる分だけ残してあるのです。その蔵書のメインは遠藤周作の本です。単行本と文庫本あわせて30冊くらいはあるでしょうか。

 私は中学から10年間、プロテスタント系の学校に通いましたが、そこで毎日の礼拝や聖書の授業で学んだのと同じくらい、遠藤周作のキリスト教観に影響を受けました。クリスチャンにはなりませんでしたが、そうした精神的基盤ができたことは、生きていくうえでとてもよかったと思っています。

 狐狸庵先生のユーモアエッセイ、軽めながら人生を遠藤風に鋭く捉えた中間小説、正面からキリスト教に向き合った純文学と、幅広い作品のどの分野も好きでした。人の弱さを受け入れてくれる母なるキリスト教というものが作品の底にあり、自分も赦され癒される気がしました。また、「人生には何一つ無駄なことはない」という考え方も教えられました。

 私のお気に入りベスト3は、『沈黙』『私が・棄てた・女』『女の一生』。
『沈黙』は遠藤周作の代表作であり、日本文学の名作。ポルトガル人宣教師が拷問の末、踏み絵を踏む時に聞こえる「踏むがいい、お前の足の痛さをこの私が一番よく知っている…」という声は、いつしか私のキリスト像になっています。
『私が・棄てた・女』は、ハンセン氏病の施設に入院することになった森田ミツが、誤診とわかった後も施設で働くことを決意し、崇高な愛を貫く話。数年前、ミュージカル化された舞台を観ましたが、原作のエッセンスを凝縮した感動的な作品でした。
『女の一生』は2部構成で、1部は幕末時代に切支丹の少年を愛したキクの話、2部は昭和初期から戦争時代にキクの孫サチ子がクリスチャンの少年を愛した話。とくに、キクの無償の愛に心打たれました。

 その他、『深い河』『イエスの生涯』『海と毒薬』『死海のほとり』『王妃マリー・アントワネット』『楽天大将』なども好きです。これらの本を再読してみたい、そして、いつか長崎にある遠藤周作文学館を訪れたいです。

沈黙 (新潮文庫)
わたしが・棄てた・女 (講談社文庫 え 1-4)
女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

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