自分の葬式にかけてほしい曲
一昨日、親類の葬儀に参列しました。夫側の親戚で、故人には面識がなかったのですが、夫の代理で火葬場にも立会いました。一連の儀式を通して、ふだんは考えない人の死や人生について、いろいろ考えさせられた一日でした。
自分の葬式のこともふと考えました。私としては、讃美歌320番「主よみもとに近づかん」か405番「神ともにいまして」で送ってほしいけれど、クリスチャンでもなし、当然ながら夫の家の日蓮宗の「南無妙法蓮華経」で送られることになるのでしょう。これはどうにもなりません。が、出棺の際にでもかけてほしい曲があります。
それは、ロッド・スチュアートの『セイリング』。メロディも歌詞もシンプルながら、広大な海を行く感じがよく出ていて、大好きな曲です。実はこの曲、ごひいきの西城秀樹がかつてコンサートのエンディングでよく歌っていて、それで知りました。この曲の前奏が聞こえてくると、「楽しかったコンサートもまもなくおしまい」と実感したもので、その点からも人生のラストにふさわしいように思うのです。「お名残は尽きませんが、一足先に参ります」という思いをこめて。
それと、葬儀に参列してくれた人へのメッセージを残しておきたい。ビデオや声を流すのはどうかと思うので、私の文章を読みあげてもらえれば結構。「今までお付き合いいただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたいのです。
と、あれこれ考えても、自分が死んだ後のことなど、実際はわからないわけで、それよりも死を迎える日までどう生きるかが大切なんですけれどね。タイムリミット付きのこの人生、後悔のないように精一杯生きなければと改めて思った次第です。
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コメント
自分の葬儀のときのこと・・・考えてもみませんでした。
でも、終りよければで、周りの人たちのこと、自分のこと
あらためて考えるには、最後のことを想像することはとてもいいことだと思います。
音楽はちょっとピックアップしておこうかな。(^_^)
投稿: (^o^)丿mee | 2004/06/25 12:24
meeさん、コメントをありがとうございます。
「よく死ぬことはよく生きること」と言いますから、いかに生きるかが先決ですが、死を見据えることも必要ですよね。人生の折り返し点を過ぎた(と思う)ので、とくにそう感じます。
投稿: Tompei | 2004/06/25 18:25
こんばんは、涼です。
葬儀については色々考えるところもあります。
生まれるときは選べなくても、最後の時は自分の好きなようにしたいものですが、現実はなかなか難しいことが多いですね。
トラックバックをつけさせて頂きました。
投稿: 涼 | 2004/06/27 21:57