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2004/06/27

いろはにこんぺいとう

 こんな「しりとり歌」を思い出しました。子どもの時覚えたもので、一部お下品な箇所もありますが(^^;)、そのまま書きます。ご存知の方、いらっしゃいますか?

いろはにこんぺいとう こんぺいとうは甘い
甘いはお砂糖 お砂糖は白い
白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはノミ ノミは赤い
赤いはほおずき ほおずきは鳴る
鳴るはおなら おならはくさい
くさいはうんこ うんこは黄色い
黄色いはバナナ バナナは高い
高いは十二階 十二階はこわい
こわいはおばけ おばけは消える
消えるは電気 電気は光る
光るは親父のはげあたま

 「バナナは高い」「高いは十二階」という部分に歴史を感じますね。わけがわからない方が多いのでは? それでは、説明させていただきます。ちなみに、私がこれを覚えたのは昭和40年代、東京の下町のことです。

 バナナは昔、高価な果物でした。昭和38年に自由化されるまで、いや、自由化されてからもしばらくは、高級な果物として君臨していました。果物屋の店先にうやうやしく陳列されていて、病気にならないと子どもの口には入らないものでした。今でいえば、メロンに近いものがあったのです。だから、「バナナは(値段が)高い」というわけです。

 次の「高いは十二階」の「高い」は、高さが高いという意味に変わります。そして、高いからこわいわけです。「十二階」とは何ぞや? これはかつて東京・浅草にあったシンボルタワー「凌雲閣」。12階建てなので、通称「十二階」と呼ばれていました。この「十二階」は明治23年に落成し、大正12年の関東大震災で途中から折れてしまいました。つまり、このしりとり歌は明治後半から大正時代にかけて作られたものであることがわかります。

 「高いは十二階」の「十二階」について、自分がいつ正確に認識したのか記憶していませんが、たぶん、近くの震災記念堂に行った時にでも、大震災の時の十二階の絵を見て納得したように思います。それに、私が子どもの頃、浅草には「十二階」もどきの仁丹塔というのがあり、何となくイメージできていた気がします。

 大正から(?)昭和の戦後に至るまで、半世紀以上もこのしりとり歌が伝え受けつがれていたことが不思議です。それを40年近く覚えている私もしつこいと思いますが……。

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コメント

Tompeiさん、こんにちは!

私が知っているのとはちょっと違いますね。
(私は昭和40年代生まれです。)

(出だしは忘れましたが・・・)
甘いはお砂糖 お砂糖は白い
白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはカエル カエルは泳ぐ
泳ぐはヘビ ヘビはこわい
こわいはおばけ おばけは消える
消えるは電気 電気は光る
光るは親父のはげあたま

でしたよ。

地域によって違うのかもしれませんね。

ちなみに、泥棒と巡査(警察)になって追いかけっこする『どろじゅん(泥・巡)』、お隣の横浜市では『どろけい(泥・警)』だとか。
体育の授業で穿くブルマも、横須賀だけ『Pパン(PTA推薦パンツ)』って言うんですよ。
(横須賀だけが特殊なんでしょうか・・・?)

投稿: アリス | 2004/06/27 15:23

 アリスさん、こんばんは(^^)。

 アリスさんが覚えているしりとり歌を教えてくださって、どうもありがとう! こういうことにすごく興味があるので、とても嬉しいです。アリスさんのバージョンだと、今の子どもにもわかりやすいし、大きな声で歌え(?)ますよね(^^ゞ。きっと徐々に変化しているんでしょうね。

 『どろじゅん』『どろけい』ですが、私の小学校時代は『あっかんたんてい(悪漢探偵)』と言っていました。これまた面白いですね。子ども時代の遊びについても、そのうち記事を書いてみたいと思います。

 

投稿: Tompei | 2004/06/27 23:21

こんにちは(^^)
前半は覚えてないけど、うちの地方では
ラストが2バージョンあったのを覚えてます。

おんなじ「光るは…」で終る以外にも
「長いは廊下 廊下はすべる
すべるは親父のはげあたま」というのもありました。
他にも探せばいろいろありそうですねー。

投稿: マージ | 2004/06/28 17:24

 マージさん、こんばんは(^^)。

 「すべるは親父のはげあたま」とは、これまた面白いですね! 教えてくださって、ありがとうございます。途中はいろいろ変わっても、最後に「親父のはげあたま」で締めくくるのは共通なのもまた面白い(^^;)。

投稿: Tompei | 2004/06/28 22:18

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