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2004/08/30

『マンハッタンの怪人』(F・フォーサイス)

マンハッタンの怪人 (角川文庫)
マンハッタンの怪人 (角川文庫)

 「 『オペラ座の怪人』と『ファントム』(小説) 」という記事を書いた時、takoさんにおすすめいただいたのがこの小説です。著者は、『ジャッカルの日』のフレデリック・フォーサイス。

 これは、アンドリュー・ロイド=ウェーバー版の『オペラ座の怪人』のその後を書いた小説。サルのおもちゃを残して姿を消した怪人エリックは、その後ニューヨークに渡って、事業で成功して億万長者になり、ペントハウスに住んでいます。そして、ニューヨークに新たなオペラハウスを建設し、ヨーロッパ一のプリマドンナになったクリスティーヌを招致するのです。

 『オペラ座の怪人』やエリックに思い入れがある人には受け入れられないかもしれませんが、この設定を面白がれる人には楽しく読めます。私も最初こそ違和感があったものの、"続編"ならではの面白さを堪能しました。

 フォーサイスはあとがきの中で、原作のガストン・ルルー著『オペラ座の怪人』の駄目出しをしていますが、それがまた興味深く、頷ける部分も多かったです。

 好き嫌いの別れる小説だとは思いますが、「こんなファントムもあり」と思える方にはおすすめです。takoさん、ご紹介ありがとうございました。

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コメント

「マンハッタンの怪人」読まれたんですね。
気に入っていただけたようで安心しました。

>フォーサイスはあとがきの中で、原作のガストン・ルルー著『オペラ座の怪人』の駄目出しをしていますが、それがまた興味深く、頷ける部分も多かったです。

私もあのダメだしの部分を楽しく読みました。
フォーサイスというと社会派の硬い物語を書く作家と言うイメージだったのであの物語自体はかなり意外だったのですが、この検証部分を読んで「さすが」と思いました。

投稿: tako | 2004/08/30 23:10

>takoさん

 takoさんのお名前を出させていただいた記事が偶然、続いてしまって恐縮です。

 週末にヅカ仲間と集った時、みんなにこの本を紹介しました。宝塚版『ファントム』のエリックはクリスティーヌの腕の中で息をひきとるのですが、ニューヨークで大富豪になるエリックにもおおいに興味を持ってくれました(^^)。

投稿: Tompei | 2004/08/31 12:47

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