人は人、吾は吾なり
『トラックバック野郎』の今週のお題「ザ☆座右の銘」から。
人は人、吾は吾なり――つまり、「人は人、自分は自分」ということ。他人と自分を比較して、優越感と劣等感の間を行ったり来たりしがちな自分に、いつも言い聞かせている言葉です。言ってみれば、「世界にひとつだけの花」の精神ですね。
そうさ僕らは 世界にひとつだけの花
ひとりひとり違う種を持つ その花を咲かせる事だけに
一所懸命になればいい
他人と比較したり、他人の目を必要以上に気にしたりしていると、精神的にしんどいし、肝心の自分を見失ってしまいます。わかっているのに、つい周りに目を向けてしまう愚かさ。結局、自分に自信がないのかもしれません。残りの人生、自分の個性や価値観を信じて、それを大切に生きていきたいなぁ。
なお、「人は人、吾は吾なり」には続きがあります。
人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を吾は行くなり
これは、哲学者・西田幾多郎が自分の人生哲学を歌にしたもの。京都・哲学の道には、この歌を刻んだ歌碑があります。
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