お札の顔
一万円札、五千円札、千円札が昭和59年以来20年ぶりに刷新され、本日11月1日から流通が開始されました。ついこの間、福沢諭吉、新渡戸稲造、夏目漱石に変わったような気がするのに、あれからもう20年とはびっくりです!
新札の顔は、一万円札は引き続き、福沢諭吉(裏だけ変更)で、五千円札は樋口一葉(初の女性抜擢)、千円札は野口英世に変わります。政治家ではなく、文化人が選ばれる傾向にあるのは、ややこしい問題が起きないようにとの配慮でしょう。今後2年程度で切り替えを完了する予定のようです。
ところで、この機会に紙幣の歴代の顔を知りたいと思って、日銀のサイトにアクセスしてみたら、「既に発行が停止されているが有効なお札」として、次のものがあげられていました。
一万円券 聖徳太子(しょうとくたいし)
五千円券 聖徳太子
千円券 伊藤博文(いとうひろぶみ)
聖徳太子
五百円券 岩倉具視(いわくらともみ)
百円券 板垣退助(いたがきたいすけ)
聖徳太子
五十円券 高橋是清(たかはしこれきよ)
十円券 国会議事堂
五円券 彩紋
一円券 二宮尊徳(にのみやそんとく)
武内宿禰(たけのうちのすくね)
大黒天(だいこくてん)
さすがの私も、板垣退助の百円札(昭和28年発行)までしか知りませんが、大黒天の一円札(明治18年発行)も今でも有効とは意外でした。もっとも、そういうお札は古銭としての価値が付いて、高額で売買されているのでしょうが……。
この20年、あまり福沢諭吉とはお付き合いのない生活でしたが、これからはもっと親密なお付き合いができますように! もちろん、樋口一葉や野口英世にもご縁がありますように! あっ、それから、二千円札もまだまだ現役……忘れてはいけません(最後に見たのはいつの日か……)。
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コメント
こんばんは。
今日は缶詰になって仕事をしていた 涼 です。頭痛がしてきています。というわけで、新札にはまだお目にかかっていません。
この記事を読んで思い出したことがあったので、トラックバックをつけさせて頂きました。
投稿: 涼 | 2004/11/01 19:45
新札、私もまだです。
2千円札は、今財布に入っていますよ。
実は、お給料が未だに現金支給なんですよ。で、ほぼ毎月2千円は手に入りますが、紛らわしいので、すぐに使ってしまいます。^_^;
家に大事に置いてあるのは、
一万円券 聖徳太子、五百円券 岩倉具視、百円券 板垣退助が数枚ずつ。
まだ、使えるのですね。(^_-)
投稿: (^o^)丿mee | 2004/11/02 13:16
涼さん、meeさん、こんにちは。今日は新札にお目にかかれましたか?(^^) 私はまだです。
>(^o^)ノmeeさん
お給料が現金支給だと、給料の"実感"が湧きそうですね(^^)。2千円札って、ババ抜きのババみたいな気がしませんか? 回ってきたら、すぐに次に回したい感じ。
昔のお札は大事にしまって、じっくり値上がりを待ってくださいね。そういう私は1枚もキープしておりません。途中で使ってしまったような気がします(^^;)。
投稿: Tompei | 2004/11/02 16:41
新渡戸稲造って誰?、千円札はネコ札って呼ばれるだろうねっ
て言ってのは、もう20年も前の事だったのですね。歳を取る
はずだなあ...。2千円札は、私も手にしたら直ぐに使う様
にしています。ほんとに、ババ抜きみたいですね。
投稿: なおくん | 2004/11/02 18:20
>なおくん
こんばんは。
本当に20年はあっという間でしたね。今の年齢から20を引くと、20より大きいけれど(^^;)、お札とは縁がない子どもの時も含まれているわけだから、実質的には福沢、新渡戸、夏目トリオにお世話になった方が長いはず。なのに、私の中では、聖徳太子や伊藤博文の方が印象に残っているのは何故? すごく不思議な気がします。
投稿: Tompei | 2004/11/02 20:52