2004秋の京都(その4・おみやげ)
京都みやげの定番と言えば、生八つ橋などの和菓子、千枚漬などの漬物、和紙で作った小物などなど。友人・知人にはその中から適当に見つくろって買ってくることになります。それらはほとんど、東京のデパートでも入手できるものですが、それを言ったら買うものがなくなってしまう。わざわざ京都から運んでくることに意味がある、と思っていただきましょう(^^ゞ。
「京都でしか買えないもので、おすすめの品は?」と、京都暮らしの経験がある友人に聞いたことがあります。その友人の答えは、「出町ふたばの豆餅」と「林万昌堂の甘栗」。どちらも、それまで聞いたことのないものでしたが、だからこそ余計に食べてみたくて、前回の京都行きの際、デパートに買いに出かけました。
けれども、甘栗のほうは買えたものの、豆餅はとうとう買えずじまい。というのは、この豆餅は「ふたば」本店のほか、決まった曜日のみデパートで少し販売されるだけなので、日を変えて出向いたにもかかわらず、「入荷なし」や「売切れ」だったのです。その後、ネットで検索してみたら、この豆餅は知る人ぞ知る人気の品であることを知りました。
その豆餅を今回、思いがけず京都駅の伊勢丹で発見!(^^) 日持ちのしないものなので、3個だけ自宅用に買ってきました。豆餅というより、豆大福といったほうがわかりやすいでしょうか(「ふたば」では「豆餅」と呼ぶことにこだわりがあるらしい)。上品な甘さのこしあんと塩味の効いたえんどう豆のコラボレーションが絶妙で、とても美味しい豆大福、いや豆餅でした。大満足!
ちなみに、林万昌堂の甘栗は、つぶのそろった大きめの栗でほくほくとしていて、これまたとても美味しかったです。「ハズレ栗」がないのが嬉しいかぎり。
京都は、"花"も"団子"も堪能できるところが素晴らしい。今度はいつ行かれるかしら?
(終わり)
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