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2004/12/04

匿名だけど匿名でない

 ブロガーのみなさん、自分のブログのことを家族や友人、知人にオープンにしていますか? オープンにしている方は、記事を書く時にそれらの人々の目を気にしていますか? Kakoさんのブログで「面白いエッセイの難しさ」という記事を読んで、いろいろ考えさせられました。

 私はこのブログのことを、夫をはじめ、誰にも話していません。今のところ、「ブログを書いているでしょ? 読んだわよ」と言われたこともないので(私を知っている人がプロフィールを読めば、私であることを確信できるはずなんですが)、たぶん、Tompeiの正体を思い浮かべながら読む人は一人もいないものと思われます。

 それでも、やっぱり意識をしてしまいます。家族や友人が何かのきっかけでここにたどり着いて記事を読んだ時、イヤな気分になるようなことは書くまい、と。「あらま、知らない間にネタにされている」と笑えることならいいけれど……。自分のことを書く時も、どこかでセーブしている気がします。

 そういう意味では、匿名だけど匿名でない、という感じかしら。そういう殻をすべて破って、赤裸々にハチャメチャなことを書いてみたいと思わないでもないけれど、うーん、やっぱり自分にはそれができそうにない。その辺にこのブログの限界があるのかもしれません。

 それどころか、最近では、いつも読んでくださる方の目を気にしている自分に気づき、はっとすることもあります。突然、人格が変わったような文章を書いて、引かれてしまうんじゃないか、とか。私はどうも、殻を作りたがる性分のよう……その殻の中でじたばたしてくたびれるタイプ。そんな自分が嫌いです。

 いっそのこと、親しい友人にこのブログのことを話してみようかな? いや、その前に、この先もブログを続ける覚悟はあるのか、自問する昨今です。

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コメント

Tompeiさん、こんにちは。
私のblog、知ってる人は知ってる、知らない人は知らない、です。
特にオープンにしてアクセスを増やそうとは思わないです。
確かに身近な人に見られると、blogネタは制限されますね。
たまに、思いっきり悪口書いてみたいと思う事もありますけど(笑)。
でも身近な人でも全くの他人でも、不快にさせるようなblogは、自分だったら二度と行きません。
公開してる以上は、ホントの本音は書けないのかもしれません。

投稿: SHIGEちゃん | 2004/12/04 13:10

Tompeiさん、トラックバックありがとうございました。

私にとってブログは、やはり公開している「作品」のようなものであって、日記にできないなと思っています。
思いの丈をぶつける日記というのも、一つのやり方だとは思うのですが・・。

小心者・・なのでしょうね。

投稿: Kako | 2004/12/04 16:13

こんにちは。
私も家族や親戚、友人にもブログの事は知られています。家族は見るのが照れくさいと言ってまず見ませんが(笑)
ごくプライベートな事や赤裸々な話をブログで吐き出して捨てレス解消してる方もいると思うけど、私はあまり自己をさらけ出した事を書くとかえって後悔しそうなんで(^_^;)、気持ち的には常に「よそゆき」の部分を保とうとしてます。
例えるなら自分んちで商売やっててブログはオープンな"店頭"、でも居住スペースは見せないよ、って感じかしら。
部屋のゴミ箱まで晒して見せるタイプのブログもあっていいんでしょうけど…人それぞれですよね。

投稿: マージ | 2004/12/04 16:54

こんにちは。
読んでいる人の顔が浮かんで、どうも書きにくい日ってありますよね。でもプロではないのだから「読者のために」書く必要はないわけで、書きたいと思っていることを書けばいいと思うのですよね。
思うにブロガーはストリートミュージシャンみたいなもので、どこでどんな歌を歌うか、自分で決めていい。僕の歌だったらローカルなこの駅の裏あたりかな、とか。たまに大きな駅前で電撃ライブをやる冒険もやってみたりする。で、いつかNHKホールで歌ってみませんか、って声が掛かったたら断らないよなあ、と夢見たりして。
それでいいと思うのですよね。

投稿: yoshi | 2004/12/04 19:05

あ、帰宅後これを読んだときはまだコメントがなかったのですが、もう幾つかついていますね。

自分の場合も、家族は知りません。ま、立ち上げた理由もちょっと特殊だったし、自分のまわりにはあまり積極的に知らせてはいません。最もまわりにHPを作っている人はあまりいないのです。

ただ、彼の友人達には出来るだけ知って欲しいと思っていました。でも、ネタは特に追悼に限定してはいないです。

これは自分でも書きたいテーマだったので、その節にはトラックバックをつけさせて頂きますね(と、あらかじめお願いしておきます)

それから、ご存じない方には意味不明のコメントでゴメンナサイです。

投稿: | 2004/12/04 19:13

(とりあえず、始めの3名のコメントへの返信です)

 SHIGEちゃん、Kakoさん、マージさん、こんばんは。

 みなさんのコメント、とても参考になりました。ありがとうございます。

 ブログのことを家族や友人が知っていても知らなくても、こういう形で公開している以上、ある程度よそいきの顔をするのが普通と言えそうですね。"すっぴん"では人前に出て行けないですよね(私の場合、もう若くないし(^^;)。かと言って、素顔がわからなくなるほどの厚化粧はしたくないけれど……。これからも、ほどよくメークして、見苦しくないように出てくることにします。

 みなさんのブログ、いつも楽しませていただいています。これからもどうぞよろしくお願いします(^^)。

>SHIGEちゃん

 ホントの本音は、胸の内にしまっておくものかもしれませんね。とは言っても、建て前ばかりでは面白くないし、本音がちらりと垣間見えて、わかる人にはわかってもらえるというのが理想かしら。そんな文章を書けるようになりたいです。

>Kakoさん

 「作品」という表現、よくわかります。私もそんな感じです。そういえば、私が面白く読めるのは、多かれ少なかれ読み手を意識したブログなんですよ。主観的に思いの丈をぶつけた文章はたまに読むと面白いけれど、それだけだとお腹一杯になってしまいそうな気がします。

>マージさん

 よその家のゴミ箱を覗いてみたい気持ちはないではないけれど(^^;)、「さあさあ、どんどん見ていってください」と言われると、ちょっと引いてしまうかも……。その辺の兼ね合いが難しくて、また面白いところかもしれませんね。いつもは見えない居住スペースが、たまに何かの拍子にちらっと見えたりするのが趣き深いように思います。


*言葉を変えて、同じことを書いていることに気づきました(^^ゞ。

投稿: Tompei | 2004/12/04 19:25

 yoshiさん、涼さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

>yoshiさん

 ブロガー=ストリートミュージシャン説、面白いですね! 私は差し当たり、地元の駅前広場の片隅で、地味~に歌っているという感じかしら(^^ゞ。でも、ストリートミュージシャンだったら、聴衆の数を気にしてしまいそう。誰にも聴いてもらえなかったら、淋しいもの。その点、ブログのアクセス数は、気にしなければ気にしないですむのがいいところかもしれませんね。

 yoshiさんは、NHKホールと言わず、武道館でも東京ドームでもチャレンジしてください!(^^) 応援しています。

 そういう私は、どこかのライブハウスでささやかなリサイタルを開くのが夢かな(^^ゞ。

>涼さん

 涼さんも「家族にも内緒」組でしたね。あまりPCに向かってばかりいると、ご家族に不審に思われませんか?(^^) たまに、徹也さんのお友達らしき方のコメントを拝見して、お友達はご存じなんだなと思っていました。

 トラックバックしてくださるとのこと、記事を読ませていただくのを楽しみにしています。

投稿: Tompei | 2004/12/04 22:03

Tompeiさん今晩は。
ご無沙汰しておりました。
私の場合は、家族も友人も昔の職場の同僚も、私がブログを書いているのを知っています。
それでその人たちが見ている事を意識して書いています。
その意味では、ある程度おさえた表現になってますが、それ以外の人達には嫌みな部分もあるかも知れません。
と言うのも、自分の考えも多少は出したいと思っていますから。
たまに観察会でブログ載った野草の写真が話題になったりしますが、公開しているものなので気にしていません。

投稿: mino | 2004/12/05 21:07

>minoさん

 おはようございます。ご復帰早々、コメントをつけてくださって、ありがとうございます。

 ご家族も元同僚の方々も、minoさんのブログを楽しみにしていることでしょう。野草などの美しい写真、サッカーを中心にした楽しい話題……私も楽しく拝見しています。

 人の目を意識することと、人におもねることとは違うのではないでしょうか? 自分とは違う考えでも、「そんな見方もできるのか」と感心し、納得できる文章に出会うことがあります。私もそういう文章を書けるようになりたいと願っています。

投稿: Tompei | 2004/12/06 09:50

こんにちは、遅いコメントですみませんm(__)m
私の、blogは、レシピですんで あまり人のことは気にしないで書けます
でも、あまり 人には言ってませんね
義理で見に来ていただいてもすぐに見に来なくなるでしょうし
(料理に興味がなければ)
自分で私のサイトにたまたま来ていただいた人の方が長く
見てくれてそうな感じがします
私が、一番気を使うのは 私にレシピを教えてくれたシェフに
「俺のレシピをぱくるな~」といわれるほうが恐いです(笑)
でも、まったく同じレシピを載せてるわけでもないので
大丈夫ですが・・

投稿: かめきち | 2004/12/06 12:00

>かめきちさん

 こんにちは。

 そうそう、友人・知人が義理でのぞきに来ても、内容に興味がなければ、たぶん長続きしないですよね。文章を書いてネット上で公開したり、料理のレシピを紹介したりすることにまったく興味がない、何故そんなことをするのかわからないという人も結構いるように思います。

 料理のパクリという問題は難しいですね。基本は同じわけだから、味付けなどでちょっとオリジナルの工夫を加えるわけですよね。それを毎日考えて、作って、写真とレシピをアップするのだから、たいへんなこととお察しします。

投稿: Tompei | 2004/12/06 17:42

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