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2004/12/06

北原白秋・山田耕筰コンビ

 マージさんがブログで「童謡『ペチカ』」を取り上げていらっしゃいました。「♪雪の降る夜はたのしいペチカ…」……マージさんがお住まいの北海道は昨日、大雪に見舞われて、この歌が似合う1日だったようです。東京は夏日に近い気温だったのに、いったいどうなっているのでしょうね。

 この「ペチカ」は、作詞・北原白秋、作曲・山田耕筰のコンビによる作品であることを初めて知りました。この大御所コンビは、「からたちの花」「この道」「待ちぼうけ」など多くの童謡を作っていますが、「ペチカ」はこれらの歌とは一風違った味わいがあるように感じます。

 実は、私が通っていた小学校の校歌も、北原白秋と山田耕筰のコンビによるものでした。「いきおえ我等 少年市民 学びて倦まじ」「友よ いざ 勉めん」など、子どもには意味のわからない文語体の歌詞でしたが、子ども心にその格調の高さを感じられる校歌でした。そして、このコンビによる歌であることを誇りに思っていました。

 ところが、調べてみたら、この二人は数多くの校歌、自治体歌を創作しているんですね。関西学院大学、同志社大学、駒澤大学、八王子市、岡崎市、西宮市、福岡市などなど。小学校や中学校まで含めれば、相当な曲数になりそうです。

 校歌の内容はだいたい決まっています。歌詞にご当地の地名を入れながら、これだけの校歌を作るのはたいへんな作業だったに違いありません。でも、この名コンビによる校歌ということで、今も大切に歌い継いでいる学校が多いのではないでしょうか。文語体による童謡が教科書から消えつつある現代でも。

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コメント

お早うございます。

校歌の見直しなどチラホラ聞く昨今ですが(御両所のものが該当しているかどうかは知りません)、意味がよく解らないまでも 口調によって覚えるものというのはありますね。
そうした積み重ね?が、言葉の力をつけていった側面は否定できないと思うのです。

投稿: | 2004/12/06 10:59

>涼さん

 こんにちは。

 そのうち、「北原白秋と山田耕筰って誰?」という先生や父兄(あ、この言葉は死語?)ばかりになって、「子どもに意味のわからない校歌を歌わせるのはいかがなものか?」と言い出して、わかりやすい校歌に変わっていきそうな気がします。それも一理あるけれど、なんか淋しいですよね。

投稿: Tompei | 2004/12/06 17:27

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