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2005/03/24

なつメロを楽しむ

 昨夜、日本テレビで放映された『歌の大辞テン』を見ました。昭和40年代から昨年までのヒット曲年間ベスト10を一挙発表ということで、歌謡曲大好きおばさんとしては見逃すわけにまいりません。

 ここ10年のヒット曲は一部しかわからないのに、昔のはほとんど一緒に歌える自分がいとおしい(^^ゞ。歌はその時代の思い出を運んでくる……というより、当時の映像を見ていると、その時代の自分に戻ってしまいます。歌手も若ければ、私も若い……そして、よみがえってくる人々の顔もみな若い。

 とくに、昭和40年代後半が私のツボ。当時、マチャアキやヒデキに入れ込んでいた私は、『紅白歌のベストテン』や『夜のヒットスタジオ』などの歌番組を異常なほどの執着心で見ていたので(『ザ・ベストテン』が始まったのはその後50年代に入ってから)、どの曲もなつかしくてたまりませんでした。あれから、30年以上経過しているなんて、夢のよう……。

 そうそう、昭和50年のベスト1『シクラメンのかほり』の布施明と、昭和46年の『また逢う日まで』の尾崎紀世彦は、本人が登場して生で歌っていたけれど、声量自慢のこの二人にして往年の歌声は聴けずにちょっと残念でした。それは仕方ないにしても、わざとテンポをずらして歌うのは大嫌い!

 そういえば、『帰ってきたヨッパライ』とか『走れコータロー』なんて歌もありましたね。歌を歌えるばかりか、「なあ、おまえ、天国っちゅうとこはそんなに甘いとこやおまへんにゃ…」とか「各馬、一斉にスタート…」という台詞まで覚えていることを確認しました。

 どうせなら年代順にみっちり発表して欲しかったけれど、視聴率を考慮すると"新旧"まぜこぜにしたほうがいいということなんでしょうね。各年のベスト1を記録しておこうと思いましたが、番組の公式ページにまだ出ていなかったので、アップされたら追記したいと思います。

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コメント

Tompeiさん、こんばんは!

> わざとテンポをずらして歌うのは大嫌い!

同感です。
SMAPの木村くんもよくやってますよね、ヘンなふうにタメて歌うの。
こちらとしては、レコードやCDで聴き慣れたままを本人に歌って欲しいのに。

> 昭和46年の『また逢う日まで』

この曲、3歳違いの兄が、こたつの上をステージにしてよく歌っていたそーですよ(笑)。
幼児なのにシブい選曲だな、にーちゃん(^^;

投稿: アリス | 2005/03/25 00:22

>アリスさん

 おはようございます。

 そうそう、キムタクもそういう歌い方をすることがありますね。カッコつけているのかな? 「タメる」ことで歌に気持ちを込めようとしているのだったら、大きな間違いだと思うんだけど。

 3歳違いのお兄さんが昭和46年に幼児……この事実に一瞬戸惑いましたが、それはさて置いて……(^^;)。あの頃のヒット曲はそんなふうに幼い子どもから年寄りまで浸透していたように思います。最近はそういうヒット曲ってあんまりないですよね。

投稿: Tompei | 2005/03/25 08:46

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