すみだトリフォニーホール
前々から行ってみたいと思っていた「すみだトリフォニーホール」をようやく訪れることができました。ごひいきの西本智実さんがベートーヴェンの「皇帝」とチャイコフスキーの「悲愴」を引っさげてご登場とあらば、これは願ってもないチャンスです。
このホールは墨田区の施設として、1997年にオープンしました。当時、私はすでに今の家に引っ越していましたが、生まれ育った墨田区に立派なホールができたことを聞いて、行ってみたいとずっと思っていたのです。駅ビルしかない時代の錦糸町を知っている者としては、この10年来の錦糸町の変貌には目を見張る思いがします。
大ホールは1801席を有するシューボックス型のホールで、内部は木を多用しているせいか、落ち着いて温かい雰囲気です。思っていたよりずっと立派で、元墨田区民としては誇らしく思いました。区に納めていた税金がこのように使われて嬉しいかぎり。客席の席番プレート数枚分くらいは私も貢献しているかもしれません(^^ゞ。
さて、コンサート。財政的事情とミーハー事情ゆえ、席はステージ横の3階バルコニー席。音を聴くにはいまいちだけど、指揮者の顔が見える席……邪道なファンでどうもすみません。音楽については語れないくせに、燕尾服のデザインが変わったことにいち早く気づくあたり、我ながら情けない(^^;)。
けれども、わからないなりにクラシックを生で聴く醍醐味を知って、たまにそういう贅沢な時間が持てることを幸せに思います。スタンディングでノリノリ(死語?)のコンサートもいいけれど、オーケストラの奏でる音楽に身をまかせるコンサートもまたいいのです。そして、やっぱり西本さんは素敵なのです!(^^) とくにロシアの音楽を指揮する時が輝いている気がします。
kaoさんが記事「すみだコンサート」で昨日のコンサートについて熱く語っていらっしゃるので、トラックバックをさせていただきます。
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コメント
tompeiさん、おはようございます。
トラックバックありがとうございます。(稚拙な感想でお恥ずかしい)
奇遇にもtompeiさんとは反対側のお席での拝聴となり(ミーハーです(^-^;)聴覚、視覚共に感動のコンサートでした。まだ、余韻冷めやらずという状態です。
なのに昨日はゴルフに行ってまいりました(財政状態最悪です)。「悲愴」のメロディが頭をかすめる中ドライバーを振り回してきましたです(苦笑)。
投稿: kao | 2005/05/19 09:49
>kaoさん
こんにちは。こちらにもコメントをいただき、ありがとうございます。
昨日はゴルフだったなんて、うらやましい! 風が強かったけれど、スコアはいかがでした? ゴルフのほうは"悲愴"じゃないといいけれど(^^ゞ。
西本さん指揮の「悲愴」は初めて聴きましたが、たいへん感動しました。息遣いまで聞こえて、興奮しちゃいました(^^)。
投稿: Tompei | 2005/05/19 14:53