"Charlie and the Chocolate Factory" (Roald Dahl)
Charlie and the Chocolate Factory (Puffin Modern Classics)
映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作。映画が面白かったので、原作を読んでみました。
まずは、英語がわかりやすくてすいすい読めることに感激! こんな簡単な英語でも物語を読む楽しみが味わえるとは、新鮮な驚きでした。こういう本を中高生に読ませたら、英語を学ぶ意欲が湧きそうな気がしますが、どうでしょう。とは言え、工場見学に入ってウォンカが登場してから、結構知らない単語があったことを告白します(^^;)。
映画は、若干の脚色を加えつつ、原作をほぼ忠実に再現しているんですね。原作にもウンパ・ルンパが歌う場面があって、歌詞(韻を踏んだ詩)まで詳しく出ていることが意外でした。何となく映画向けの演出のように感じていたので。映画との大きな違いは、ウォンカの過去に関して、まったく触れていないこと。家族愛というヒューマンなテーマに持っていった映画とは違って、原作はドライな大団円で終わります。
この小説には"Charlie and the Great Glass Elevator "という続編があって、ガラスのエレベーターに乗り込んだチャーリー一家とウォンカのその後が語られます。両作品は1960年代半ばに出版されていますが、そんな古さをまったく感じさせないところがすごいですね。東京オリンピックの年に書かれた話とはとても思えません。
そうそう、話は逸れますが、ウンパ・ルンパと聞いて、すぐに思い出したのがウーパールーパー。何かつながりはあるのかしら? 謎です。
| 固定リンク
コメント
Tompeiさん、こんにちは!
奇遇ですね!ぢつは私も今ペーパーバック版を読んでいるところです。
(映画は来週観に行く予定です。)
できるだけ辞書なしで読もうとしているのですが、イマイチ英語力に欠けるためついつい辞書で調べてしまいなかなか進みません・・・(やっとチャーリーがGolden ticketを手に入れたところまで来ました(^^; チャーリー以外の子供たちがクソガキばかりなので腹立たしくなり、途中で読む意欲が失せまして・・・)
でも、一場面一場面イメージしながら読んでいると楽しくて、ついチョコレートを買って帰ってしまいます。
残念ながらGolden ticketは入っていませんが(笑)。
投稿: アリス | 2005/10/30 15:51
>アリスさん
こんにちは。
アリスさんもこの本を読書中なんですね。映画の前か後かで、英文の読みやすさが随分違うと思いますよ。映画を見た後だと視覚的なイメージができているから、かなり読みやすいの。工場の中の話はとくにそう。でも、せっかくだから、映画鑑賞前の読了をめざしてくださいね(^^)。
チャーリー以外の子供たちは本当にクソガキ。チャーリーとは全然違う……だから……以下自粛。映画も楽しんできてください。感想を楽しみにしています。
投稿: Tompei | 2005/10/31 10:25
こんばんは、何だか楽しそう。
そして、(実力も考えずに)すぐ乗りたくなる悪いクセで、本屋さんで探したのですがなかったのです。
ネットではいろんなバージョンがあるみたいで、どれがいいのか解らないのです。
お二人の読んでいらっしゃるのを教えていただけませんか。
あと、「読んだ?」って追求しないでくださいね (^_^;)
投稿: 涼 | 2005/11/02 19:55
>涼さん
こんばんは。
ぜひ読んでみてください(^^)。私のものならお貸しできるのですが、あいにく友人から借りた本なんですよ。イラストもふんだんにあるし、活字も大きめで読みやすいです。
Puffin Book ; SBN: 0141301155
投稿: Tompei | 2005/11/02 20:49
ありがとうございました。Amazonで注文しました。
でも、一ページ目から挫折したりして……(^_^;)
ここから先、涼が買ったことは 忘れてください。
投稿: 涼 | 2005/11/03 16:06
Tompeiさん、涼さん こんにちは!
私はAmazon.co.jpで購入しました。
ペーパーバック版の『Charlie and the Chocolate Factory (Puffin Novels)』です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0141301155/qid=1131001208/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-8619456-5877924
映画は昨日観ました(^-^)
あとで記事にします。
投稿: アリス | 2005/11/03 16:12