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2006/01/30

『ベルサイユのばら』

 先週、大阪に飛んだ目的は、何を隠そう『ベルサイユのばら』(公式サイト)(^^ゞ。「またもやしつこく咲いたバラの花」などと揶揄しながらも、大阪まで飛んでしまうミーハーな私(^^;;;。劇団側の思惑にまんまと乗ってしまう自分が情けなや……ハハハ(力ない笑い)。

 原作のコミックをリアルタイムで読み、宝塚の舞台も1974年の初演から欠かさず観てきた世代としては、『ベルばら』には格別の思い入れがあります。初演当時はロザリーのようにオスカル様にあこがれていていた私も、今やモンゼット公爵夫人の年代ですが(^^;)、年は重ねてもやっぱり、オスカルやアンドレ、フェルゼンに心をときめかせるのです。

 とは言え、宝塚が数年毎に再演を繰り返していることを手放しで喜んでいるわけではありません。思い入れのある作品だからこそ、そう安易に再演をしてほしくないのです。しかも、再演のたびに脚本がヘンに変わっていくのが納得できません。30年程前の一連の公演のほうがずっと自然でまとまっていた気がします。

 しかし……『ベルばら』上演には主なキャストの役替わりというのが付き物で、これが曲者。違うキャストを見たさに、何度も劇場に通うハメになる。しかも、東西(東京と本拠地)でキャストが違ったりすると、ごひいきの晴れ姿を拝みに遠征するハメになる。劇団の策略とわかっていても、乗らずにはいられないのがヅカファンというもの……オロカと笑ってください。

 『ベルばら』観劇歴32年の古株としては、劇中歌はもちろん、名場面の台詞まで覚えていて自分で演じられるほど(^^ゞ。その耳慣れた歌をごひいきが歌い、台詞を話すというのは何とも幸せな気分。いや、コスチュームを着けた姿を見ただけで感激でした。これはもう理屈ではありません。そういう意味では、やっぱり『ベルばら』は特別な演目なんですね。遠征したかいがありました。観られてよかった!

 情熱的なフェルゼンもすごく素敵でした。来月半ばからの東京公演も楽しみ……と言いたいところだけど、チケットがありません。『ベルばら』のもう一つの難点は、チケット入手困難。何とか1度は観たいと思いますが、はたして? 

追記(2006年4月12日):
 雪組版を観たら、「星組のはまだマシだった」と思える脚本でした(^^;)。各組の事情に合わせて、偉大なる原作をこうも改悪してしまうのはいかがなものか? と言いつつ、オスカル以下、アンドレもアランもジェローデルも衛兵隊もみな麗しく、納得してしまう自分が情けない。そしてやっぱり、役替わりの度に足を運んでしまうのでした。

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2006/01/28

昨日の富士山

fuji
  昨日、大阪に行く飛行機から撮った富士山です。

 富士山が大好きなので、飛行機で上空から、あるいは、新幹線の車窓から富士山が見えると幸せな気分になります。だから関西方面に行く時は、可能な限り、飛行機でも新幹線でも進行方向向かって右の窓際の席を予約します。そうそう、過去に1度だけ、航路の関係で飛行機の左側に見えたことがあって、その時はがっかりしました。

 日本一高く、かつ、日本一美しい……何だか奇跡のように思えます。そして、美しく雄大なこの姿が火山の噴火によってできたことを考えると、改めて自然の驚異を実感します。富士山はその時々に私にさまざまなことを語りかけ、勇気づけてくれるのです。

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2006/01/26

何故、ICプレーヤー?

 何かと話題になっているセンター試験の英語リスニング問題。使用済みのICプレーヤーはお持ち帰りOKということで、あちこちのブログで写真が公開されています。

 そして、なんと、ヤフオクにも今日現在、50台以上も出品されています! だいたい1000円台の値が付いていますが、最終的にはどの位で落札されるのでしょうか。来年以降、同じ試験を受ける受験生なら、多少お金がかかってもこれを入手して少しでも慣れておきたいところでしょうね。

 このICプレーヤー、原価はいったいいくらなのか? とても気になるので、調べてみたら、どうやら1台2000円から3000円のようです。仮に2000円として、50万台で10億円! ひぇー、これを無駄と言わずして何と言おう。

 たぶん、使用後回収して再利用すると、翌年までの保管やメンテナンスが非常に面倒なので、コストがかかっても毎年新品を利用することにしたのでしょう。新品ならすべてメーカー側にまかせられるので、センター試験当局は楽ですから。

 そもそも、リスニング試験に何故ICプレーヤーを利用しなければいけないのか? 放送では駄目なのか? 階段教室のような広い試験会場と普通の教室では、あるいは、同じ教室内でもスピーカーの近くの席と遠くの席では、音の聞こえ方が違って不公平だから、公平を期すため。それはわかります。人生を左右するような大切な試験に有利不利があっては問題でしょう。

 でも、各大学や高校の入試、そのほか、TOEICやTOFELも放送形式で実施しているのに、センター試験だけICプレーヤー利用というのがよくわかりません。それに、50万台もあれば、機械の不具合があって当然……機械に100%はないだけに疑問を感じてしまいます。これが最善の方法なのか、当局には改めてよく検討してほしいものです。

 プレーヤーの写真を載せていらした桜桃さんyoshiさん、使い捨てプレーヤーに対する疑問を書いていらしたぶんぶんさんの記事にトラックバックを送らせていただきます。

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2006/01/24

映画『博士の愛した数式』

 一昨日、『有頂天ホテル』を観ようと思ってシネコンに出かけたら、満席だったため、この映画を観ました。雪が降った翌日の日曜日は映画日和だったようです。

 第二希望とは言え、随分前に読んだ小川洋子の原作が大好きだったので、いずれ観たいと思っていた映画です。ただし、原作に漂うどことなく現実離れした雰囲気が何とも快かったので、ヘンに映画化されてイメージが壊れたらイヤだな、とやや斜に構えて観ました。

 が、そんな心配は無用でした。原作ものの映画化としてはまぁよい出来で、原作ファンもそれなりに楽しめます。何と言っても、博士役の寺尾聰と家政婦役の深津絵里の演技が素晴らしい! 日常の何気ない台詞、さりげない表情や仕草が実にうまくて、引き込まれました。息子のルート役の斎藤くんもよかったです、少年なのにちょっと陰があって。

 このルートくんが成長して数学教師になって、過去を振り返るという映画用の演出も自然でした。教師役の吉岡秀隆がまたいい味を出していました。けれども、先生が黒板を使って数字のことを説明してくれるのでわかりやすい反面、小説を読んだ時のような数字に対する畏敬の念のようなものが湧かなかったことは確か。授業になると拒絶反応を起こしてしまうかしら?(^^;)

 長野ロケの美しい新緑や花々が印象的でした。あ、そうそう、浅丘ルリ子をひさびさに見ました。年は取っても、浅丘ルリ子……でした。この義姉の扱いはちょっと不満。

博士の愛した数式
博士の愛した数式

博士の愛した数式 (新潮文庫)
博士の愛した数式 (新潮文庫)

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2006/01/23

お隣りさんのボヤ

 昨夜の11時頃、そろそろ入浴しようかという時に、消防車のサイレンの音が近づいてきて近所で止まったような気がしました。いつもは呑気な夫が窓を開けて確認すると、「おっ、近そうだ。ちょっと見て来る」と言ってドアの外へ……。

 私もしぶしぶ入浴をいったん断念して、ベランダに出てみたら、向かいのマンションの人たちがうちのマンションを見ている……道路の野次馬たちもうちのマンションを見上げている……。ええっ、このマンション?! そりゃあ、大変! と、あわてて湯沸かし器を消して、ジャケットを着て、避難態勢を整えた私。

 そこに戻ってきた夫、のんびりと「隣りだ、隣り」。「えっ、隣りって?」。「隣りの部屋」。隣りと言っても、エレベーターの空間があるから玄関は少々離れていますが、隣りには違いありません。外に出て見ると、物々しい消火用ホースが部屋の中に入れられています。幸い、炎はもちろん、煙も出ていないし、消防隊員にも緊迫感が感じられないので、すでに鎮火したようす。まずはほっとしました。

 それにしても、壁1枚向こうで何らかの火が出て、消防車を呼ぶ事態になっているのに、火災報知器ひとつ鳴らず、外に出なければこの騒ぎも知らずにいたかと思うと、そのことに不気味さを感じてしまいます。

 隣りの奥さんとは会えば挨拶はしますが、それ以上のお付き合いはないので、事態もわからぬまま火事見舞いに訪れるのはどうかと思うし……結局未だに何もわからずじまいです(管理人さんに確認しようと思ったら、たまたま不在)。10年以上も住んでいるのに、こんなことでいいのだろうか、と不安がよぎります。

 マンション生活は近所付き合いもほとんどなく気楽だけど、その分、何かが欠けている気がするなぁ。今更ながら、いろいろ考えさせられたボヤ騒ぎでした。

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2006/01/19

老いる電化製品たち

 「電化製品はね、5年経つと修理しなければならないものが出てきて、10年経つと買い替えなければならないものが出てくるから、覚悟しておいてね」と、"結婚生活の先輩"の友人たちが口々に言っていたっけ……。

 まさにそのとおり! わが家は今年12年目……老朽化した電化製品の寿命が近づいているようです。今年最初の故障は、浴室の換気扇(ダクト)。1週間ほど前から気になる音を発するようになったので、修理を依頼したところ、その音を聞いただけで「あ、これはモーターの交換が必要ですね」と言われてしまいました。

 モーターとハネ(つまり、本体全部)を交換して、しめて2万円少々也。新年早々イタイ出費です。とは言え、今夜からまた心穏やかに入浴できると思うと嬉しくてたまりません。電化製品のありがたさは故障して初めてわかるのです。

 他にも、"老い"の兆候を見せる電化製品がそこここに……。たまに画面が赤くなるテレビ。スイッチを入れても温かくならないことがあるホットカーペット。「強」と「静」しか使えない(「標準」はダメ)掃除機。ああ、先が思いやられます。

 そういえば、このパソコンもいつの間にか音がしなくなりました。ミュートにしているわけでも音量をしぼっているわけでもないのに、どうしたのやら? ふだんの利用には差し支えないものの、いざという時困りそう。使い始めて3年半近く……パソコンとしては「まだ」というより「もう」という部類です。せめて今年いっぱいは機嫌よく動いてほしいけれど、はたして?

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2006/01/14

気がつけば……

 1週間のご無沙汰でした(^^;)。旅行に出かけていたわけでも、病気で寝込んでいたわけでもないのに、ブログ更新だけでなく、ブログ巡回もほとんどしない1週間でした。

 たぶん……「更新しなくちゃ!」という思いだけは常に頭にあるので、他のブロガーの皆様がきちんと更新しているのを見るとプレッシャーを感じるため、知らず知らず避けてしまうというような心境だと思われます(^^;)。

 今週は平日が4日間だったうえ、お正月モードが終了して、初宝塚、初ゴルフレッスン、初仕事と慌しく過ぎていきました。そうだ、その合間に取り組んでいる「不要品のヤフオク出品」が気忙しさに拍車をかけているような気がする……。

 不要品は物によって、知人に譲る、バザーなどに献品、捨てる、などの方法で処分していますが、ここ1、2年はヤフーオークションも利用しています。多少の収入が得られて、落札してくださる方にも喜んでもらえるので、とてもありがたいシステムです。ただし、やたらに面倒だし、気は遣うし、一連の作業は大嫌い! どうも私は商売に向いていないようです。

 新年が明けて2週間……今年は「心にゆとりを持って、日常生活を丁寧に暮らしたい」と目標を掲げたのに、すでにバタバタ生活に突入している状態(^^;)。先が思いやられます。

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2006/01/07

『容疑者Xの献身』(東野圭吾)

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身

 今年の読書初めは、昨年度の「このミステリーがすごい!」「週刊文春 傑作ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」いずれも1位の三冠に輝いたこの小説。タイミングよく、年末に図書館の予約本の順番が回ってきました。

 いやー、東野圭吾はやっぱりすごい! 途中までは淡々と読み進んでいたのですが、最後に明かされる真相には吃驚仰天。天才数学者が仕組んだ想像を絶するトリックに舌を巻き、人生をかけてそれを実行した彼の熱く深い想いに胸を打たれました。本格ミステリーとしても、恋愛小説としても、一級品だと思います。東野さんの最高傑作と言ってもいいのではないでしょうか。

 ちなみに、この『容疑者Xの献身』は、第134回直木賞(1月17日発表)候補に選ばれています。『秘密』『白夜行』『片想い』『手紙』『幻夜』に次いで、6回目の候補。東野さんの実力実績からすれば"今更"の感もありますが、この傑作は受賞にふさわしいと思うので、今度こそ受賞して欲しいです。

 この小説はいずれ映像化されるに違いないし、私もそれを期待しています。その際には、「おかしな演出を加えてこの原作の持ち味を殺さないで」と今からお願いしたい気持ちです。そうそう、来週から始まるドラマ『白夜行』も楽しみです。

【追記】2006年1月17日
本日、東野さんの直木賞受賞が決まりました! 
おめでとうございます。これからも東野さんならではの面白い小説を期待しています。

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2006/01/05

深大寺の干支土鈴

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 今年も初詣は深大寺にお参りしました。この深大寺は天平5年(733年)に創建された、東京では浅草寺(浅草の観音様)についで古いお寺だそうです。浅草寺の下町情緒もいいけれど、深大寺の武蔵野情緒もまた格別の味わいで、緑に囲まれた境内や門前は都心から30分程とは思えない風情があります。

 深大寺と言えば、深大寺そば……門前には20軒を超すおそば屋さんが軒を連ねています。ここのおそばは江戸時代から評判だったそうなので、近所に生家があった近藤勇はもちろん、土方歳三たちもおそばを食べに立ち寄ったかもしれませんね。

 初詣に行くたびに、お寺の境内で売っている干支の土鈴を一対買って来るのですが、それが今年で10種類集まりました。下町からこの地にやって来て12回目のお正月になるので、「干支が全部そろったかも」と期待したら、最初の2年は深大寺に行かなかったのか、土鈴を買わなかったのか、「いのしし」と「ねずみ」が足りません。残念!

 全部そろったら写真を撮って、古いものを処分しようと思っているのですが、2年後までこのブログが続いているかどうかわからないので(弱気)、10個で記念撮影をしてみました。なかなか可愛いでしょう?(^^) ちなみに、この土鈴は年賀切手や年賀葉書(東京版)の絵柄に使われています。

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2006/01/04

ドラマ『新選組!! 土方歳三 最期の一日』

hakodate
 2006年の「Google Earth」初飛行の目的地は函館です。解像度が低く、この程度の画像しか残せないのが残念ですが、五稜郭と函館山の位置関係はよくわかります。

 昨夜、待望の『新選組!! 土方歳三 最期の一日』が放映され、テレビにかじりついて至福の時間を過ごしました。大河ドラマ『新選組!』ファン、しかも山本土方の大ファンの私としては、この番組が放送されることを知ってから、この日をそれはそれは楽しみにしていました。

 そんなファンの期待に違わぬ、いや期待以上に中味の濃い番組で、心から満足できました。最期の一日に焦点を当てたのが効を奏して、土方歳三の生き様、新選組への思い、近藤勇への思いがくっきり描かれていたように思います。重厚なドラマの中にも三谷脚本ならではの味わいがあり、『新選組!』からの回想場面も程よく、続編としての魅力が十分感じられたと同時に、独立したドラマとしても評価できる出来でした。

 ま、正直言うと、私としては、山本耕史演じる土方歳三を再び見られただけで、感激!満足!幸せ!でした(^^ゞ。しかも、人間的に大きく深くなった土方は、より魅力的になって実にカッコいい。それを演じる山本くんがまたカッコよく、土方歳三がのり移ったかのような迫真の演技が素晴らしかった……改めて惚れなおしました(*^^*)。

 土方の死を見届けた今、『新選組!』が本当に終わったことを実感して淋しさを感じつつも、2006年年頭に素敵なお年玉をくれたNHKと三谷さんに感謝します。そして、山本くんの今年の飛躍に期待しています。

 この番組の公式ブログ「Shinsengumi Express !! 」の1月3日の記事「山本耕史さんからの直筆メッセージ」に恐れ多くも!トラックバックを送らせていただきます。

新選組!! 土方歳三最期の一日
新選組!! 土方歳三最期の一日

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2006/01/01

あけましておめでとうございます

平和で穏やかな1年でありますように。
新しい年、気持ちを新たに前向きに頑張りましょう。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2006年1~2月

1月
498、あけましておめでとうございます
499、ドラマ『新選組!! 土方歳三 最期の一日』
500、深大寺の干支土鈴
501、『容疑者Xの献身』(東野圭吾)
502、気がつけば……
503、老いる電化製品たち
504、お隣りさんのボヤ
505、映画『博士の愛した数式』
506、何故、ICプレーヤー?
507、昨日の富士山
508、『ベルサイユのばら』

2月
509、岩盤浴
510、バルビレッジ
511、『魂萌え!』(桐野夏生)
512、アメリカ映画のヒーロー
513、20年前のチョコレート
514、『国家の品格』(藤原正彦)
515、カーリングは面白い
516、スピーカーの不具合は
517、「らん展」と「一蘭」

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