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2006/08/28

アイラインは1本のアンチエイジングである

 なかなかそそられるタイトルでしょう? これは美容ジャーナリスト、齋藤薫さんのお言葉。JCBカードの情報マガジンに連載中の齋藤さんのエッセイ「読む美容学」の今月のタイトルをそのまま持ってきました。

 「いちばん早く、自分を若返らせてくれる化粧品をちょうだい」と、50代の女性が化粧品のカウンターで言った時、美容部員が出してきたのが1個のクリームと1本のアイライナー。美容部員は「アイラインなら今この場でも若返った印象をお作りできます」と言って、リキッドタイプの黒のアイライナーでアイラインをくっきりと引いてくれたというお話。本人としては最低10歳は若返った気がしたんですって!

 齋藤さんいわく、リキッドの黒のアイラインを引くことによって、わざと浮かせて他人の視線を集中させることで、目もと以外のお肌の欠点を目立たなくするそうな。言うなれば、目眩ましの術。目尻は少し長めに、こめかみの方へ意識してはね上げると、目の錯覚で顔全体が引っ張りあげられて見えるので効果的とのこと。アイラインくっきり、マスカラたっぷりがルールだそうです。

 10歳も若返れるなんて、やってみるしかないでしょ?! が、私、リキッドアイライナーがうまく引けないんです。手がぶるぶる震えちゃって、ぎざぎざラインになっちゃう。だから、日頃はペンシルタイプを使っていますが、目立たない上に、しばらくするとにじんできて目の下が黒くなる……まったくもう。

 これはもう練習するしかないんでしょうけれど、うまく引くコツやおすすめのアイライナーがあったら、ぜひ教えてくださいね。ま、一重のちっぽけな目はどうやってもあまり目立たないのだけど……。

 揺れる電車の中でも難なくアイラインを引いているギャルの技を盗みたい……冷たい視線とともに、実は羨望のまなざしも送っているおばさんです。

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2006/08/25

『スーパーマン・リターンズ』

 友人からシネコンのタダ券をもらったので、数ある映画の中からこれを観てきました。

 何を隠そう、私はスーパーマンの大ファンなのです。ウルトラマンもマグマ大使(ふるっ!)もバットマンもスパイダーマンも何とも思わないけれど、スーパーマンだけは別。だって……一緒に空を飛べるでしょ。空中デートにあこがれるワタクシ(爆!)

 こういうミーハーにはうってつけの映画でした。オープニングからいきなりあのテーマ曲が流れて、それだけで大興奮! ファンの心をぐっとつかむうまい演出です。あとは、つっこみどころ満載の設定も、笑っちゃうほどありえない展開も、もう何でも許しちゃいますって感じ。どっぷり映画に入り込み、スーパーマンの活躍を楽しみました。ヒーロー映画でもありラブロマンスでもあり、ハリウッドの娯楽大作らしい作品です。

 前シリーズ2作目『スーパーマン2/冒険篇』(1981年)の後を引き継いで、スーパーマンが5年ぶりに地球に戻ってきたという設定なので、前作を知っていたほうがより楽しめます。配役は変わってもすんなり受け入れられるのが不思議。スーパーマン役のブランドン・ラウスがクリストファー・リーブによく似ていて違和感がないのも幸いでした。リーブよりちょっと甘い印象です。

 エンディングロールで「この映画をクリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ」というテロップが流れた時、胸の奥がつんとしました。もしも本当にスーパーマンがいたら、地球を逆回転させて時間を戻してくれただろうに。でもきっと、リーブもこの新作を喜んでいるに違いありません。

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2006/08/24

うまい棒とうまか棒

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 銀座の街頭で配っていた「Hot Pepper」グルメサイト宣伝用のうまい棒をもらってきました。最近はティッシュももらわないのに、つい手が出てしまったのです。

 その時の友人との会話。
私「ねぇ、うまい棒って昔はうまか棒と言っていたよね?」
友「???」
私「ほら、『うまっかぼー♪』っていうCMがあったじゃない?」
友「うーん……それはアイスじゃなかった?」
私「……そういえば、そんな気がしてきた。確か、当たりがあったっけね」

 というわけで、ネットで調べてみたところ――。おお、出ていた! ウィキペディアの「うまい棒」のに「名前が似ているためか、明治乳業のアイスクリーム製品うまか棒と混同されることも多い」と書いてありました。明治のサイトによれば、現在もミニタイプのパックが販売されているようです。

 うまい棒は1979年に販売開始されたそうですが、うまか棒の販売開始年は不明のため、どちらが先に出たかはわかりません。どちらにしても、真似っぽいですよね。

 ところで、このうまい棒は今や駄菓子のロングセラー商品ですが、実は私、今まで食べたことがありませんでした。だって、1979年にはもう駄菓子を買い食いするお子ちゃまを卒業していたんだもの。本物(?)の駄菓子屋世代は「うまい棒を知らない子供たち」なのです。

 初めて食べたうまい棒は一番人気のめんたい味。めんたいこ味のでっかいカール(1968年販売開始、この種のスナック菓子の先駆け)って感じかな。機会があれば、ほかの味も試してみたいけれど、自分で買うことはないでしょう。うまい棒のフレーバーの歴史を知りたい方は、販売元やおきんの「うまい棒年表」へどうぞ。

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2006/08/23

「アリス in 歌舞伎」(東銀座)

 フランス料理「クイーン・アリス」の石鍋シェフが経営する日本料理のお店(公式サイト)です。友人の退社慰労会と暑気払いを兼ねて、大学時代の仲間と集いました。

 「歌舞伎」というネーミングは歌舞伎座の近くにあるからでしょうか。歌舞伎座から少し築地寄りの松竹スクエアビル2階にあります。このビルは、1階ロビーから2階のティーラウンジまで広い木製の階段になっていて、なかなかお洒落な作り。現在放映中のドラマ『サプリ』でよく使われているようです。カメラに収めたい気持ちはやまやまなれど、友人たちにブログのことは内緒ゆえ、むやみに写真を撮れないのが残念無念。

 お店はモダンな和のインテリアで統一された心地よい空間で、個室風に区切られているので、ひさびさの集いでつい声高になりがちな私たちにはぴったり。お店の方々の対応も丁寧で気持ちよく過ごせました。

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 お料理は6000円のコース。前菜からデザートまで7~8品、どれも美しく盛り付けられていて、目でも楽しみながら美味しくいただきました。焼き物ほかの盛り合わせのお皿だけ何とか写真撮影。ほうずきの中にもあえものが入っているんですよ。そうそう、慰労会と知らせておいたら、主賓用のデザートに「お疲れさまでした」と文字を入れてきれいに飾りつけしてくださり、友人に喜んでもらえました。

 本格的な味や量を求める人には向いていないけれど、「たまには贅沢な気分できれいな日本料理でも……」という時におすすめ。女性向きのお店と言えそうです。

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2006/08/19

『赤い指』(東野圭吾)

 2週間のご無沙汰です。ちょっと日本を留守にしておりまして……と言いたいところですが、残念ながらそういうこともなく、淡々と日本の夏を過ごしています。この間、何冊か本を読みましたが、一番印象に残っているこの小説のことから書くことにします。

 東野圭吾の直木賞受賞第一作。ほかの東野作品のようにするする読めて、数時間で読了。しかし、重苦しくてつらくて、やりきれない話です。少女殺人事件を扱っているものの、ミステリーというより家族小説という印象。老親の認知症、介護、同居の問題、嫁姑の確執、中学生の息子の引きこもり、息子を溺愛する母親、家族の問題を見て見ぬふりをする父親など、現代の家族が多かれ少なかれ抱えている問題が浮き彫りにされており、心がひりひりして身につまされました。

 ひさびさに加賀刑事が登場する、加賀恭一郎シリーズ6作目でもあります。もちろん、加賀シリーズはこれが初めてでもまったく問題ありませんが、加賀の登場は東野ファンには嬉しい配慮と言えそうです。ラストを飾る加賀刑事と父親のエピソードは、「家族」がテーマのこの小説のサイドストーリーとして効果的。

 そつなくまとまっていて映像化しやすそうな話だけど、うーん、私はあえて見たくないかな……。

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2006/08/04

『天璋院篤姫』(宮尾登美子)

 2008年のNHK大河ドラマは『篤姫』に決まったそうです。原作はこの『天璋院篤姫』。このところ大奥びいきの私はこの小説を読んだばかりなので、今からとても楽しみです。

 これは、徳川13代将軍家定と政略結婚させられた薩摩島津家の篤姫の一代記。篤姫は家定の正室として、また家定の死後は14代将軍家茂の名目上の母として、江戸城の大奥を取り仕切ります。時は幕末……やがて幕府が崩壊し、大政奉還、江戸城明渡しに至る激動の時代を、篤姫は大奥にて迎えるのです。

 篤姫のドラマチックな人生に好奇心をかきたてられ、歴史の渦に翻弄されながらも自分を失わず聡明に気高く生きた篤姫の姿に引き付けられ、一気に読みました。家茂の正室として降嫁した和宮との嫁姑の確執も興味深く、当然ながら天璋院に肩入れしながら読んだ次第。篤姫の48年の生涯……いろいろ感じ、いろいろ考えさせられました。

 新選組や坂本龍馬が活躍したこの時代を幕府の視点で眺めるのは初めてなので、新鮮で面白い体験でした。立場が変わると歴史を別の角度から見ることができて、理解が深まります。

 さて、再来年、この篤姫を演じるのは誰でしょう? 大本命はNHKのお気に入りの松たか子? 晩年はややきつそうだけど、大奥時代が中心と思われるのでちょうどいいのでは……。個人的な好みとしては、小雪の篤姫も見てみたい。いや、小雪はお万の方というイメージかな。配役の発表が今から楽しみです。

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 )

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 )

【追記】2006年9月8日
 大河ドラマ『篤姫』の主役は、『純情きらり』に出演中の宮崎あおいに決まったそうです。うーん、うまいけれど、ちょっと若すぎる気がするなぁ……。

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