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2007/01/26

女性専用スパ「シエスパ」

 渋谷の松涛にある女性専用スパ「SHIESPA(シエスパ)」に行ってきました。無料お試し券を入手した友人が誘ってくれたのです。

 地下から9階まで建物全体がスパになっていて、1階フロントで受付をした後、地下のロッカールームで館内着に着替え、タオルを入れた袋を持参して各階の施設を利用します。今回利用したのは、天然温泉の内湯と露天風呂、足湯、バーデゾーン(岩盤浴、ウォーターベッド)、ブライベートブースなど、無料の施設。入館料2880円で時間制限なしで利用できるので(初回のみ入会費525円が必要、泊りは別料金)、館内でのんびり過ごすとかなりお得な感じ。入会費のみで利用できた私たちはラッキー&ハッピーでした。

 そのほか、スパトリートメント、リフレクソロジー、マッサージ、ネイルケアなど有料サービスも充実しているうえ、レストラン、ラウンジも完備。お金に糸目をつけなければ、身も心も極楽なひとときを過ごせそうです。

 各フロアはそれほど広くはないけれど、平日の昼間で空いていたせいか、どの施設もゆったり利用できて満足しました。利用者が多い週末などはもっと違う印象かも。

 それにしても、女性専用のこんな施設ができるとは、世の中変わったものですね。温泉旅館の御婦人風呂が男性用大浴場よりだいぶ小さかった時代を知っている身には、隔世の感があります。夫が働いている時間にのんびり温泉につかる妻……半世紀前には許されなかったでしょうね。

 時代の最先端の女のパラダイスを後にした私たちが向かった先は、レトロな串焼き屋「勧進帳」。オヤジ率7割以上の渋谷らしくないお店でした。やっぱり落ち着くんですよね、こういうお店。

追記(2007年6月20日):
 昨日、このシエスパの別棟で爆発事故がありました。死亡者3名、負傷者8名の大事故です。原因はまだはっきりしていませんが、温泉を汲み上げる時に出る天然ガスが引火したのではないかと見られています。

 ここ数年、天然温泉を売り物にした温泉施設が都内に続々できていますが、こんな危険と隣り合わせとは認識していませんでした。南関東には広大な天然ガス田があることがわかっているのに、危険を冒して地下1500mから温泉を汲み上げているようです。

 そこまでして天然温泉にこだわる必要があるのかしら? 危険な天然温泉より、安全な普通のお湯のほうがくつろげるようが気がしますけど……。

追記(2007年8月6日):
 7月末にシエスパの親会社㈱ユニマットビューティーアンドスパから、「シエスパ会員の皆さまへ」という封書が届きました。「お詫びとお知らせ」というタイトルで、「営業を再開しないことを決定致しました」という内容でした。

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コメント

風呂上りの石鹸の匂いがしていてはまずいので、焼き鳥屋で炭火焼の煙の匂いを染み付かせて帰るものだ。
団塊の世代の先輩達から聞いたことがあります。時代は変わりましたねえ。 旦那はセルフ、妻はセレブなランチタイムなんて川柳を最近見ました。(^_^;)

投稿: | 2007/01/26 23:49

>惑さん

 図らずも、ワケあり男と同じ行動をとってしまうなんて……(^^;)。でも、ちゃんと夫にスパと串焼き屋の報告をしましたよ。「俺は仕事をしているのに、いいよな、女は」などと口にはしません……思ってはいても???

投稿: Tompei | 2007/01/27 02:10

いい感じですねー。シエスパ。
なんだか私、「癒し系施設」(エステとか、温泉とか、こういった施設とか)から最近遠ざかっているなぁ。。。なんて、遠い目でTompeiさんのブログを読んでました。。。うらやましぃです。
ちょっと機会があったら、足を運んでみます^^

投稿: Ayakokin | 2007/01/27 09:32

>Ayakokinさん

 こういう施設は本来、Ayakokinさんのようなワーキングウーマンが日々の疲れを癒しに行く所という気がします。ちなみに、友人はそういう人で、この日は半休を取ったのでした。ぜひ一度行ってみてくださいね(^^)。

投稿: Tompei | 2007/01/28 10:21

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