« もんじゃ「近どう」(新橋店) | トップページ | 31年ぶりの『星影の人』 »

2007/02/19

映画『不都合な真実』

 いくつかの候補の中から、この映画を観てきました。楽しくはなさそうだけど、観ておくべきかなと思って……。

 元アメリカ副大統領アル・ゴアによる「地球温暖化に関するプレゼンテーション」を映画化したドキュメンタリー。ゴア氏は2000年の大統領選敗北後、地球温暖化問題をライフワークとして、全米を始め世界各地で1000回にもおよぶプレゼンテーションを行なっているそうです。まさに今、この世代が対策を講じないと、地球温暖化によって地球は破滅してしまうという衝撃的な内容が、数々の科学的データを基にしてわかりやすく語られます。

 地球温暖化の怖さについて知らないではなかったけれど、こんなに切羽詰った問題とは認識していなかったのが正直なところ。北極の氷やキリマンジャロの雪が融けつつある映像を目の当たりにして愕然としました。いや、遠い国の話ではなく、この冬の異常な暖かさだって、温暖化の影響に違いありません。温暖化はすでにかなりのレベルまで進行しているのです。

 ゴアのプレゼンテーションはそもそも、京都議定書への批准を拒否している自国アメリカに対する訴えかけであり、政治的意図がまったくないとは言い切れません。けれども、仮に多少の私心があったとしても、地球温暖化に対する警鐘として有意義な映画であることは間違いありません。政治的背景を詮索したり、アメリカを批判したりする前に、まずは日本の温室効果ガス削減目標「マイナス6%」に協力するべく、できることから省エネを心がける必要がありそうです。

 そういえば、この映画が上映されていたシネコンの一室は室温が低めで、映画を観ているうちに足腰がひんやりしてきました。隗より始めよ、ってところでしょうか。いったん手にした便利さや快適さはなかなか手放しがたいけれど、一人一人の少しの我慢が地球を守ることにつながるのかもしれません。

|

« もんじゃ「近どう」(新橋店) | トップページ | 31年ぶりの『星影の人』 »

コメント

私もこの映画は、見たいなぁ、と思っていました。
暖冬だけでなく、集中豪雨などの異常気象も、温暖化によるものなんですよね~

小さな事から、と1人の時はなるべく暖房を消したりしていますが、家族が帰ってくると各部屋深夜まで暖房ガンガン・・・
やっぱり省エネは難しいです・・・(-.-;)

投稿: Leaf | 2007/02/19 17:53

こんばんは。
この映画のことは『世界一うけたい授業』という番組で知り、気にはなっていました。

まずは私たちができることからやっていかねば! と思い、寒がり・暑がりな職場のおぢさんたちが手薄なときに、会社のエアコン温度をこっそり調整しています(笑)。

投稿: アリス | 2007/02/19 18:38

Leafさん、アリスさん、こんばんは。
さっそくのコメントありがとうございます。

>Leafさん

 ハリケーンの巨大化、台風の多発、集中豪雨、熱波、干ばつなどなど、世界の異常気象はすべて温暖化の影響らしいです。日本でも気候が過激になっている気がしますよね。

 ぜひご家族おそろいでこの映画をご覧ください! 温暖化の影響をより多く受けるのは子供たちの世代なんですから。あ、まるで宣伝マンみたいですね(^^ゞ。

>アリスさん

 テレビでも取り上げられているせいか、若いカップルや子供連れも結構いました。「そんな面白くない映画、イヤだ」と言われそうなのにね。

 そう、「小さいことからコツコツと」です(^^)。オフィス内で夏より冬のほうが軽装だったりするのはヘンですよね。第一、体にもよくないし。

投稿: Tompei | 2007/02/19 19:33

文明化が進み、快適な生活が手に入った代償に、
失ったものも大きいのですね。
最近、いろいろ考えさせられることが多いわ。

私もなるべく電気消して回ってます。
追いつかないけど……(汗)。

投稿: mymy | 2007/02/19 23:07

アメリカが京都議定書のサインしないのは 許せないのだけれど そのアメリカでそれを唱えてるなんてゴアさん凄いです。光ファイバーを全米に引くのも彼の提案だった記憶があります。
ひとりひとりの 地道な努力じゃ 追いつかないですね。北極の氷の凍る時期が遅くなり 早く溶けると気流の変化が海流の変化を生み 気候の変化をもたらすのですから・・。地球は泣いてるよね。美しい地球なのに・・・。

投稿: chie | 2007/02/20 09:41

私、割と省エネ女なので、
普段、アメリカのやる気の無さに腹立ててます。
室内の夏の冷房、冬の暖房が極端すぎる。。。
でも、そのアメリカでそんな映画が出来ているなんて、捨てたもんじゃないですね。

今年の暖冬は異常ですよね。
私も自分がまず出来ることからします^^

投稿: ayakokin | 2007/02/20 19:24

mymyさん、chieさん、ayakokinさん、おはようございます。
レスが遅くなってごめんなさい。

>mymyさん

 科学技術の発達は、人を幸せにするだけではなかったようですね。破滅へのシナリオを見過ごすほど人は愚かではないと信じたいです。

 一人一人の心がけが大きな力につながるはず。「どうせ、私がこんなことをしても……」と思わずに対処しなければね。

>chieさん

 もし、ゴアがブッシュに勝って大統領になっていたら、どうなっていたのかとふと考えてしまいます。イラク戦争は始まらず、アメリカが率先して京都議定書を実践していた……と考えるのは短絡的だけど、今のようになっていなかったことは確かですよね。

 地球は大きくて広くて無限だから、人の力で傷つくことなんかないと思い込んでいたんでしょうね。

 ところで……ちえさんですよね?(^^)

>ayakokinさん

 「世界の警察官」気取りのアメリカがこんな重要な問題を放置して、経済を優先させているのはおかしいですよね。テロ対策も無視できないけれど、長期的に見れば、こっちの問題のほうが重要なはずなのに。

 暖冬は過ごしやすくて楽だけど、喜んでばかりもいられませんね。

投稿: Tompei | 2007/02/21 07:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画『不都合な真実』:

« もんじゃ「近どう」(新橋店) | トップページ | 31年ぶりの『星影の人』 »