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2007/04/26

「きんし輝く日本の」

 昨日に続き、過去記事「満州の山奥で」にいただいたコメントをまとめる第二弾。ゴムとび歌「きんし輝く日本の」のさまざまなバージョンをご紹介します。

 これは、昭和15年に日本が紀元2600年を迎えた時に作られた祝賀の歌「紀元二千六百年」の替え歌であることは間違いありません。もちろん、子供の頃はそんなことはまったく知らず、意味もわからないまま「きんし」と呼んでいました。地方によっては、「きんし」が「きし」となって歌われていたようです。

「紀元二千六百年」(作詞:増田好生、作曲:森義八郎)
 金鵄輝く日本の 栄えある光 身に受けて
 今こそ祝えこのあした 紀元は二千六百年
 ああ一億の胸は鳴る

・きんし輝く日本の アジアにアメリカヨーロッパ
 パッパッパジアのきんかくし それは1600年
 教会の鐘が鳴る チョンパ
  (昭和40年代前半・東京) 《私のうろ覚え》

・きんし輝くにっぽんの あいこであめりかヨーロッパ
 パッパッパン屋の金隠し にんにん肉やの大泥棒 
 あーあー教会の 鐘がなりますキンコンカン
  (昭和50年代後半・宮崎)

・きし輝く日本の アジアにアメリカヨーロッパ
 パッパッパリヤの中国人 それで十億一千万十八
  (昭和60年代・名古屋)

・きし輝き日本の アメリカフランスヨーロッパ
 パッパパリアのインド人 それは一千六百人
 石狩の鐘が鳴ります キンコンカン
  (時代地域不明)

・きし輝く日本の アジアにアメリカヨーロッパ
 パッパッパジラのせんごくじ ここは1600年
 あ~あ一億の鐘が鳴る ちょんぱ
  (時代不明・東京)

・きんし輝くにっぽんの あいこでアメリカヨーロッパ
 あぱっぱーの遠足に にんにんにくやの大泥棒
  (昭和40年代・東京)

・きんしかがやく にっぽんの
 あいこでアメリカ ヨーロッパ
 パリ フランス ドイツ
 どいつもこいつも ろくでなし
 アメリカの とけいだいのかねがなる
  (昭和50年前後・札幌)

・き~し輝く日本の ア~ジア アメリカ ヨーロッパ~
 パッパッパッリアの新学期 肉~屋の大泥棒
 教~会の~ 鐘~が鳴ります キンコンカン  
  (昭和60年前後・京都)

・きーし輝くニッポンの あいこでアメリカ ヨーロッパ
 ぱっぱっぱーの見物で にんにん肉やの大泥棒
  (時代不明・京都)

 これは全国的に歌われていたようですね。しかも、昭和の終わり頃まで歌われていたらしい。歌詞も実に多彩です。2600年が1600年になったり、何故か、肉屋の大泥棒が登場したり……。口伝えだからいろいろに変化しているんでしょうね。ますます興味がつきません。

 それにしても、こんなにたくさんのコメントをいただいてブロガー冥利に尽きます。ブログを書いていなければ、この歌の記憶も薄れゆくだけだったのに、こうして多くの方々と思い出を分かち合えて嬉しいかぎりです。もし「私も歌っていた」という方がいらしたら、ぜひお知らせください。引き続き、皆様のコメントをお待ちしています。

追記(その後いただいたコメントより):

・いーしかり 日本の
 アメリカ フランス ヨーロッパ
 ぱっぱっぱーの炊飯器
 それーで一千六百年
  (昭和60年代前半・大分)

・き~し輝く日本の~あいこでアメリカヨーロッパ
 あっぱっぱ~の見物人、紀元は1千600年
 あ~あ~教会の鐘が鳴りますキンコンカン
  (昭和40年代・東京八王子) 

・きんし輝く日本の あいこでアメリカヨーロッパ
 パンパンパリアの新学期 にんにんにくやの大泥棒
 あ~あ~教会の鐘が鳴ります 鐘が鳴る
   (「あ~あ~教会の鐘が鳴りますキンコンカン」もあり)
 (昭和50年代前半・東京下町)

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コメント

私のウル覚えは

きんし輝く日本の あいこでアメリカヨーロッパ
パンパンパリアの新学期 にんにんにくやの大泥棒
あ~あ~教会の鐘が鳴ります 鐘が鳴る

最後は、「あ~あ~教会の鐘が鳴りますキンコンカン」の2種類ありました。
「新学期」は私がそう思いこんでいただけで、ここのブログを読んで違うなと思いました。
昭和50年代前半の東京下町です。

投稿: abc | 2008/05/16 15:01

>abcさん

 はじめまして。コメントありがとうございます。

 「にんにんにくやの大泥棒」のパターンですね。この歌詞はかなり多く見られて興味深いです。「新学期」が入っているのも京都の方からのコメントにありますね(上の記事の(昭和60年前後・京都)の方)。そういえば、この歌詞とすごく似ていますよね。不思議!

 記事に追記させていただきますね。

投稿: Tompei | 2008/05/17 02:08

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