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2007/04/02

花のもとにて春

 毎年、桜の季節になると目立って増える検索ワードがあります。過去1週間では断トツ、過去1ヵ月でも堂々のベスト3入り。それは「願わくば」……ちょっと意外でしょう?

 そして、2位は「西行」。と来れば、もうおわかりでしょうが、西行法師の有名な歌「願わくは花のもとにて春死なむ その如月の望月のころ」を調べる人が多いようです。いろいろな条件が重なって、このブログでたまたまそういう現象が起きるのだとは思いますが、私はそれが何だか嬉しくてたまりません。

 咲き誇る桜を見て、「そういえば、桜の季節に死にたいという和歌があったわね。『願わくば…』で始まるんじゃなかったかしら? 確か、西行の歌だったはず」と思い出す人がたくさんいるとしたら素敵なことですよね。800年以上前の西行の心境と自分の気持ちをふと重ね合わせてしまう……桜のそんな不思議な魅力を改めて実感して、やっぱり日本人なんだなぁとしみじみ思います。

 実は、「願わくば」ではなくて「願わくは」が正しくて、過去の記事ではそれを扱っているのですが、この際それは置いといて……。

 東京ではそろそろ見頃が終わろうとしています。皆さんはどこの桜をどんな思いで眺めたのでしょうか。私は例年になく、あちこちお花見に出かけたので、最後にその写真を貼っておきます。

07032908_2
  新宿御苑(3月29日)

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  目黒川(3月31日)

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  多摩川(4月1日)

 蛇足ながら、タイトルの「花のもとにて春」は昔、宝塚のごひいきが主演した作品のタイトルでした。私のごひいきが義経、桜桃さんのごひいきが弁慶……あの頃はみんな若かった(笑)。

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コメント

>宝塚のごひいきが主演した作品のタイトルでした。
私のブランクの時代ですよね~。残念!
それが今では・・以下略

昨年私も「願わくは花の下にて」。。って記事を書いたのでした。一年ってあっという間ですねえ。しみじみ。

投稿: 桜桃 | 2007/04/02 21:07

>桜桃さん

 桜桃さんがはまったのと入れ違いだったんですよね。昔のバウ作品はビデオにもなってなくて、すごく残念です。「花のもとにて春」は東上していませんが、バウの初日と楽と2回も遠征してしまいました。一番入れ込んでいた時代です。

 あ、西行からだいぶずれましたね(^^;)。

投稿: Tompei | 2007/04/02 22:33

西行のこの歌 大好きです。桜じゃないと思ったけど・・梅じゃないの??
本人がその願いどおりに 2月の梅の花の咲く 満月の夜に亡ったと記憶しています。
願わくは・・・そんな和歌を詠みたいです。

投稿: chie | 2007/04/03 08:56

>chieさん

 この如月は旧暦で、新暦になおすと3月から4月に当たるようです。だから桜の花なのです。過去記事にいただいたコメントによると、西行が死んだ1190年旧暦2月16日は、新暦では3月23日とのこと。ちなみに、今年の如月の望月は昨日4月2日。そして、今日は旧暦2月16日……おお、西行の命日だわ。

 ついでに……西行が望んでいたとおりの時期に死んだのは自死だという説もあるようですよ。死というより、即身仏というべきか。

 いずれにしても、800年も歌い継がれているのはすごいことですよね。

投稿: Tompei | 2007/04/03 11:09

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