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2007/04/25

「満州の山奥で」ふたたび

 このブログを始めて3年少々経ち、記事数は650を越えましたが、その中でとりわけ思い入れがあるのは「満州の山奥で」(2004年12月10日)という記事です。

 子供の頃に遊んだなわとび歌「満州の山奥で」とゴムとび歌「きんし輝く日本の」について書いたものですが、その後、この歌をご存じの方からご丁寧なコメントをいくつもいただいて、いつの間にか立派な記事に成長しました。そこでこの機会に、寄せられたコメントをまとめておきたいと思います。今日はその第一弾「満州の山奥で」。

・満州の山奥でかすかに聞こえる豚の声
 1匹ブー、2匹ブー、3匹ブー……
 1匹逃げた、2匹逃げた、3匹逃げた……
  (昭和40年代・東京) 《私が知っているもの》

・「満州の山奥で」の前に「月・火・水・木・金・土・日曜日」という歌詞がついていた
  (昭和40年代・岩手)

・月、火、水、木、金、土、日曜日
 春風、そよ吹けば電車に乗ってハイキング
 ほーらね(縄跳びぐるぐる回しながら)
 ほーらね
 満州の山奥でかすかに聞こえる豚の声
 一匹ブ(1人目入る)
 二匹ブ(2人目入る)
 三匹ブ・・・・
 一匹子豚が逃げ出した(1人目出る)
 二匹子豚が逃げ出した
 三匹子豚が逃げ出した・・・・
  (昭和40年代・山形県庄内地方)

・よーよー よくばりの
 はげおやじ つるぴかぴか
 そんなによくばって どうするきなの
(この歌の2番として)
 満州の山奥で
 かすかに聞こえる 豚の声
 1匹ブー 2匹ブー
 3匹そろってブーブーブー
  (昭和50年前後・札幌)

・そのほか、この歌でなわとびをしたことがあるというコメントあり(昭和40年代・東京)

 今までいただいたコメントを見るかぎり、昭和40年代あたりに東京より北の地方で歌われていたようですね。満州に近い地域と言えるかも? その他の地域、時代でこの歌をご存じの方はいらっしゃいませんか? この歌に関する情報がありましたら、どんな小さなことでも結構ですので、コメントをいただければ幸いです。

関連記事:
「きんし輝く日本の」 (2007年4月26日)

追記(その後いただいたコメントより):

・ほーいほい、青山の えんど豆の しろうさぎ
 王子様 お姫様 満州の真ん中で かすかに聞こえる 豚の声
 ほれ、ほれ、ほれ1匹ぶぅー ほれ、ほれ、ほれ2匹ぶぅー 
  (以下10匹まで続く)
 (10匹そろったら)ほれ10匹ぶぅー、ぶぅーぶうーぶぅ
 1匹山から逃げ出した 2匹山から逃げ出した 
  (以下10匹まで逃げ出した)
   (昭和60年前後・東京八王子)

・えんどう豆の、白うさぎ、王子様、お姫様、
 満州の、真ん中で、かすかに聞こえる豚の声
 ほら1匹ブーほら2匹ブーほら3匹ブー・・
 ブーブーブー、1匹山から逃げ出した、2匹山から
 逃げ出した、3匹・・
   (昭和40年代・東京八王子)

・ほーらほら えんどまめの しろうさぎ
 お殿様、お姫様、満州の、まんなかで
 かすかに聞こえたぶたの声、
 ほら1匹ブー、ほら2匹ブー、
 ほら3匹ブー、ブー、ブー、ブー
 ねずみが1匹逃げ出した、ねずみが2匹逃げ出した、ねずみが3匹逃げ出した…
   (昭和63年頃、東京八王子市由井地区)

・ほーらほら 青山の エンドウ豆が 青臭い
 お姫様 逃げ出した 追いかけろ 追いかけろ
 いーち はっさん にはっさん 
 それ さーん はっさん いち抜けろ にー抜けろ さん抜けろ
   (昭和40年代・東京杉並区)

・満州の 山奥で かすかに聞こえる 豚の声
 1匹ブー、2匹ブー、ほれ3匹ブー…(中に全員入るまで増えていきます)
 (1抜け、2抜け…と抜けていく)
   (昭和50年代・東京都八王子市)

・ほーらほら 青山の えんどう豆は 青臭い
 お姫様 逃げ出した お殿様 追い掛けた
 (ここまで節毎に1人づつ入っては抜けを繰り返す)
 
 いーちはっさい(1人目入る)
 にーはっさい(2人目入る)
 (以下同様、全員入りきる)

 いーち抜けろ(一人目抜ける)
 にー抜けろ(2人目抜ける)
 (以下同様、全員抜ける)
   (昭和60年前後・東京都昭島市)

 「いーちはっさん、にーはっさん」以外はこの歌詞と同じ
   (昭和57、8年・東京都昭島市拝島)

・ラストが「電車にひかれてぺっちゃんこ」という歌詞だった。
   (東京都足立区)

・月火、水木、金土、日曜日
 満州の山奥で かすかに聞こえるブタの声
 そら1匹さん そら2匹さん そら3匹さん…
 (で1人ずつ縄に入っていき)
 そら1匹逃げた 2匹逃げた 3匹逃げた…
 (で1人ずつ抜けていく)
   (昭和40年代・岩手県沿岸南部)

・ほーらほら 青山の 
 えんどう豆の 白ウサギ
 どんすけどん お姫様
 いちーではっさい にではっさい
 さーんではっさい いちぬけて
 にーぬけて さんぬけて

 満州の 山奥で
 かすかに聞こえる 豚の声
 そら一匹ブー そら二匹ブー
 そら三匹ブー ブーブーブー
 一匹子豚が逃げ出した
 二匹子豚が逃げ出した
 三匹子豚が逃げ出した
   (30年程前・場所不明)

・満州の山奥でかすかに聞こえた豚の声
 一匹ブー、二匹ブー……(ひたすら増える一方)
  (昭和60年頃・埼玉県秩父地方)

・満州の真ん中でかすかに聞こえる豚の声
 一匹ぶー
 二匹ぶー
 三匹ぶー

(縄跳びに全員入ったら)
 一匹山猫(?)抜け出した
 二匹山猫抜け出した
 三匹山猫抜け出した
  (昭和60年代・千葉県九十九里浜)

・ほらほら エンドウ豆の白兎
 どんどこしょお姫様
 満州の山奥で微かに聴こえる豚の声
 ほら 一匹ブー…十匹まで続き
 一匹逃げた…で十匹逃げるとクリア
  (昭和63年~平成2年・東京都八王子市)

・ほーらほら えんどまめの 
 白兎 王子様 お姫様
 満州の真ん中で 
 確かに聞こえる豚の声
 ほら一匹ぶー ほら二匹ぶー ほら三匹ぶー 
 ぶーぶーぶー
 
 一匹山猫逃げ出した 
 ほら二匹山猫抜け出した 
 三匹山猫抜け出した
   (昭和50年前後・東京八王子)

・いちーではっさん、にではっさん、さーんではっさん、しではっさん、
 いち お抜け、にー お抜け、さん お抜け、しーお抜け、
 ほーらほら、青山の、えんどう豆の、しろうさぎ、
 どんすけどん、お殿様、お姫様、逃げ出した 
  (繰り返し)
   (昭和50年代・東京都国立市)

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コメント

初めまして、1977年東京都八王子市生まれの者です。

『満州の山奥で』の歌詞が、ほいほいという大縄跳びの歌詞に似ているのでコメントさせて頂きます。

大縄跳びの、『ほいほい』の歌詞ですが以下の通りです。

ほーいほい、青山の えんど豆の しろうさぎ
王子様 お姫様 満州の真ん中で かすかに聞こえる 豚の声

ほれ、ほれ、ほれ1匹ぶぅー ほれ、ほれ、ほれ2匹ぶぅー (以下10匹まで続きます)

(10匹そろったら)ほれ10匹ぶぅー、ぶぅーぶうーぶぅ

1匹山から逃げ出した 2匹山から逃げ出した (以下10匹まで逃げ出した)

遊び方は郵便屋さん落し物と一緒です。
ほーいほいから、豚の声までは8の字の飛び方で跳んでいきます。
1匹ぶぅからは、10匹そろうまで縄を跳び続けあとは一人ずつ抜けていきます。

懐かしくなりメールさせて頂きました。
匿名にて申し訳ありません。

投稿: 匿名で失礼致します。 | 2007/11/21 02:57

>「匿名で失礼致します。」さん

 はじめまして。コメントありがとうございます。

 77年生まれということは、この歌で遊ばれたのは昭和60年前後ということになりますよね。その時代までこの歌が歌われていたことがまず嬉しいです。

 実は私、ゴム跳びで「えんどぅ豆ホイ、味みてホイ」という歌で遊んでいました。この歌はこれだけ。遊ぶ時は「『えんどう豆』10回」とか決めて、何度も繰り返すんです。その歌と『満州の山奥で』が合わさっているようで面白い! こういう遊び歌はいろいろ変化していくんですね。

 記事のほうに追記させていただきます。興味深い情報、ありがとうございました。

投稿: Tompei | 2007/11/21 09:50

はじめまして、「かすかに聞こえるブタの声」で検索したらこのブログにたどり着きました。

当方昭和40年生まれ、岩手県沿岸南部出身者です。
小学生の時に遊んだ縄跳び歌がまさにこれでした。
歌詞は

月火、水木、金土、日曜日
満州の山奥で かすかに聞こえるブタの声
そら1匹さん そら2匹さん そら3匹さん…

(で1人ずつ縄に入っていき)

そら1匹逃げた 2匹逃げた 3匹逃げた…

(で1人ずつ抜けていく)

というものでした。


ただ、なにぶん子供の事で「満州」という言葉自体を知らず、ここは「まいしゅうの(毎週の?)」と歌っていたと記憶しています。

何かの参考になるかと思い書き込みさせて頂きました。

それでは失礼します。

投稿: ちや | 2012/01/05 22:45

>ちやさん

 はじめまして。新年早々のアクセスとコメント、ありがとうございました。

 この記事の中にも「昭和40年代・岩手」の方からのコメントとして、「月・火・水・木・金・土・日曜日」が付いていたとあります。もしかしたらお近くにお住まいの方かもしれませんね。そんなふうにあれこれ想像するのがまた楽しいです。

 かつてこの歌で遊んだ人が集まって、それぞれの歌詞と遊び方を披露しあえたら楽しいでしょうね……新年の初夢としておきます。

 追記に加えさせていただきますね。

投稿: Tompei | 2012/01/06 11:55

はじめまして

ふと気になって、小学校のとき遊んでいた縄跳びの歌の歌詞を検索したら、このブログをにたどり着きました
昭和55年千葉県九十九里浜生まれで、小学校も九十九里浜中央部です
 低学年の時だったから、遊んでいたのは平成に入る直前頃でしょうか…

私が歌った歌詞は
「満州の真ん中でかすかに聞こえる豚の声
 一匹ぶー
 二匹ぶー
 三匹ぶー

(縄跳びに全員入ったら)
 一匹山猫(?)抜け出した
 二匹山猫抜け出した
 三匹山猫抜け出した」

という感じのものだったと思います
山猫…
途中から意味が…??(汗


割とメジャーな歌だったとわかってよかったです
みなさんの歌詞のバリエーションも、いろいろあって驚きでした

嬉しくてついコメントさせていただきました

投稿: ねこ | 2013/08/08 05:07

>ねこさん

 はじめまして。ご訪問とコメント、ありがとうございます。

 平成直前ということは昭和60年代ですね。この頃まではあちこちで歌われていたようです。平成に入ってからの情報はありません。

「山猫が抜け出した」は初めてのパターンです。「山から逃げ出した」の「山から」とつながりがあるかも? いろいろ想像するのが楽しみです。

 記事に追記させていただきますね。

投稿: Tompei | 2013/08/08 20:58

はじめまして

調べていたらたどり着きました。

昭和56年生まれです。八王子市で低学年の頃に遊んでました。(昭和63~平成2年)

ほらほら エンドウ豆の白兎どんどこしょお姫様 満州の山奥で微かに聴こえる豚の声 ほら 一匹ブー…十匹まで続き
一匹逃げた…で十匹逃げるとクリアだったと思います。

なぜ八王子市が多いのか気になります

投稿: めご | 2013/09/17 10:49

>めごさん

 はじめまして。ようこそお越しくださいました。コメントありがとうございます。

 八王子の方ですか。やっぱり「えんどう豆の白うさぎ」ですね。たぶん、八王子の方々の歌詞は源流が同じで、そこから少しずつ変化したんでしょうね。かなり長い間、かなり広い地域でこの歌が歌われていたような気がします。私が歌っていたのは「満州の…」からだったので、その前の部分のメロディーがどんなふうかも気になります。

 記事のほうに追記させていただきますね。

投稿: Tompei | 2013/09/18 10:44

はじめまして
昭和60年の昭島市での遊び歌をうたって縄跳びをやってました
私の時代(S57~8年ぐらい)は、い~ちはっさん・に~はっさんと、他の地域と同じで「はっさん」でした
それ以外の部分は同じです
子供の頃の絵日記に、【今日は●●ちゃんたちとほらほらをやりました】と言う記述がありました。
翌年くらいに青梅に引っ越してしまったのですが引っ越した先ではどうもやった記憶がありません

投稿: 拝島第三小 | 2013/10/28 21:04

>拝島第三小さん

 はじめまして。ご訪問とコメントありがとうございます。

 この遊びを「ほらほら」と呼んでいたのですね。当時の絵日記に書いてあったとは貴重な記録です。それにしても、絵日記が残っているところがすごい! 昭島市の歌詞のところに追記させていただきますね。

 「ほらほら」の中に「満州のブタ」が出てくるバージョンと出てこないバージョンがあって興味深いです。

投稿: Tompei | 2013/10/29 07:51

私は昭和44年で八王子出身ですが
懐かしくて驚きました。

「ほーらほら えんどまめの 白兎 王子様 お姫様
満州の真ん中で 確かに聞こえる豚の声

ほら一匹ぶー ほら二匹ぶー ほら三匹ぶー ぶーぶーぶー

一匹山猫逃げ出した ほら二匹山猫抜け出した 三匹山猫抜け出した」

上記で九十九里の方が書かれているように 豚から山猫に変化してました。

投稿: 匿名 | 2015/09/02 14:47

>匿名さん

 はじめまして。ご訪問とコメントありがとうございます。当記事へのひさびさのコメントを嬉しく拝見しました。

 やはり、八王子出身でいらっしゃいますか。昭和44年生まれでしょうか。

 コメントの上のほうの八王子バージョンの「一匹山から逃げ出した」の「山から」の部分が「山猫」に変わったのかもしれませんね。その歌を知っている誰かが九十九里に引っ越して広めたのかも? とあれこれ考えるのが楽しみです。

 歌詞を追記させていただきますね。

投稿: Tompei | 2015/09/04 10:15

はじめまして。
とても興味深い記事を拝読して、随分遅くですがコメントしたくなってしまいました。

昭和50年代、東京都国立市の小学校での大縄跳びの歌の歌詞です↓

いちーではっさん、にではっさん、さーんではっさん、しではっさん、

いち お抜け、にー お抜け、さん お抜け、しーお抜け、

ほーらほら、青山の、えんどう豆の、しろうさぎ、
どんすけどん、お殿様、お姫様、逃げ出した 

(繰り返し)

別のブログで、大田区の昭和22年生まれの方がほぼ同様(いち はっさい に はっさい、と違いますが)
の歌詞を歌っていらしたと読んだことがあります。

もともと「満州の~」と「青山の~」と二つの歌があって、地域によっては一つの歌に統合されたのかもしれませんね。

投稿: anya | 2017/09/04 00:53

>anyaさん

 はじめまして。ご丁寧なコメントありがとうございました。こちらの記事への2年ぶりのコメント嬉しく拝見しました。

 anyaさんが遊ばれた歌は「満州」が入らない「青山」バージョンなんですね。上の追記のうち、昭島の歌詞に似ていますね。昭島や八王子の方からのコメントが多く、国立もそう遠くないことを考えると、東京の西部でよく遊ばれていたようですね。「満州」と「青山」の合体、興味深いです。

 anyaさんの歌詞も追記させていただきますね。

投稿: Tompei | 2017/09/06 09:17

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