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2007/08/24

桃太郎ぶどう

200708221112000 カタログギフトで注文した桃太郎ぶどうが届きました。新し物好きとしては、「皮ごと食べられる新しいぶどう」という説明文に惹かれたのです。

 岡山で誕生した桃太郎ぶどう(正式名称:瀬戸ジャイアンツ)は、皮が薄くて柔らかいうえ、種なしなので、丸ごと食べられます。生産者が少ないため、希少性が高いらしい。箱の中で二重にスポンジでくるまれていたぶどうはずっしり重たくて、粒はくびれた独特の形をしています。やや褐色がかっているのは表面に糖分が集積してできた褐斑で、味や品質に問題はないそうな。

 冷やしてから、いざ試食。ぶどうであってぶどうでない不思議な食感……普通のぶどうより硬めでシャキシャキしています。どちらかと言えば、サクランボに近いかな。果汁が少なめなので、あっさりした感じ。これはこれで美味しくて後を引くけれど、マスカットや巨峰の美味しさとはまた別物です。

 ただ、いちいち皮を剥かなくていいのはすごく楽チン。「種をなくして、皮を薄くして、食べやすいように改良しちゃうのってどうよ」と思いつつ、どんどん手が出て、あっという間になくなりました(笑)。

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2007/08/19

『楽園』(宮部みゆき)

楽園 上 (1)
楽園 上
楽園 下

 『模倣犯』に登場したフリーライター前畑滋子を主人公にした長編現代ミステリーと聞いて、とっておきの図書カードで上下2巻を購入。むさぼるように読み始めました。

 読み出しの手応えは上々。「こういう小説を待っていたのよ」と思いつつ、夢中になって読み進みましたが、下巻途中から徐々に失速。読み終わってみれば、「思ったほどではなかったかな」という印象です。うーん、残念!

 身内に行状のよくない人物がいたら、家族はどうすればいいのか――テーマは重いし、考えさせられるけれど、ミステリーとしてのカタルシスが足りないように感じました。宮部作品に寄せる期待が大きすぎるからかもしれません。最後にどんでん返しがあるんじゃないか、とつい期待してしまう。いえ、どんでん返し=いいミステリーというわけではないけれど、終盤のクライマックスがミステリーを左右することは確か。この小説はそのあたりが弱い気がしました。

 交通事故死したサイコメトラーの少年が生前に描いた絵が話のキーになっていて、その絵の検証や少年の家族については多くのページを割いている反面、殺人事件の舞台である土井崎家の人々については傍から語られるばかりで本音が見えないので、すっきりしないのも難点。土井崎家の家族の歴史、一人一人の心情を詳しくわかってこそ、『楽園』というタイトルが生きてくるように思うのですが……。

 こんなふうに不満を感じてしまうのも宮部作品だからこそ。過去の作品が偉大であればあるほど、作家ってたいへんですね。

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2007/08/17

炎暑のち雷

 国内最高気温を更新した昨日、ゴルフに行ってきました。この暑さの中、ゴルフをする人の気が知れないでしょう? 涼しい高原ならともかく、東京から程近い山梨のゴルフ場は東京以上に気温が高いところ。まったく物好きとしか言えませんよね。

 軟弱ゴルファーの私は、暑い夏や寒い冬、雨の日のプレーはできれば避けたい、ゴルフ愛好者にあるまじきヤツ。そもそも体力はないし、日頃はエアコンのある部屋にこもりっぱなしなのに、いきなり灼熱のゴルフ場でプレーをして大丈夫なのか、正直、不安でした。

 が、何とかなるものですね。ボールを打って追いかけることに夢中だと、思ったほど暑さを感じません。それに、山の中のゴルフ場は木陰に入ると暑さがしのげるし、カートで移動する時に風を切ると一息つけます。アスファルトの照り返しとエアコンの放射熱のひどい都会の暑さとはだいぶ違いました。ま、暑いことは暑いんですけど。

 ところが、後半のプレーに入って少しすると、遠くから雷鳴が聞こえ始めました。上空はあいかわらず青空でカンカン照りなのに、不気味な音が響いてきます。そのうち、黒い雲が近づいてきて、音も近くなったところで、雷警報のサイレンが鳴って避難警告発令。最寄の避雷小屋まで避難を余儀なくされました。

 その近くで待つこと1時間20分。結局、雷雲は去らず、その時点でゴルフ場はクローズになってしまいました。それほどの雷雨ではなかったけれど、ゴルフは雷には弱いんですね。あと3ホール残っていたのに残念無念!

 後で調べたら、ゴルフ場の近くの大月の気温は、13時37.5度、14時31.4度、15時27.4度、16時24.4度。この変化を体感できて、貴重な体験だったかも? 日光をめいっぱい浴びた木々や芝生が雨に濡れる時の匂いをかぎ、雷鳴の合間に聞こえる鳥や虫の声を聞き、なかなかいい時間でした。負け惜しみ半分、本音半分(笑)。

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2007/08/14

「八王子うかい亭」

 今週は夫が夏休み中のため、何かと調子が狂います。今日は仲間とゴルフに出かけてしまったので、私は心置きなくパソコンに向かっている次第。ふぅ……ため息ひとつ。

 そんな我が夫婦ですが、今年も無事、結婚記念日を迎えて、先日、「八王子うかい亭」で食事をしてきました。「ごちそうを食べに行く」となると、まず「ステーキを目の前で焼いてもらう」ことが頭に浮かぶ私。3年前に行った「銀座うかい亭」がとてもよかったので、今回は八王子のお店に行ってみることにしたのです。

Ukai 八王子インターから程近い山の中腹にあるお店の外観はこんな感じ……素敵でしょう? カメラを持って行かなかったので、お店のサイトから画像を拝借してきました。内装もお料理も写真に残したいものばかりでしたが、写真をバチバチ撮るような雰囲気ではなかったことも確か。

 夫と別のコースを注文して、いろいろな味を堪能しました。うかい牛、鮑、オマール海老など最高の素材を使って、シェフが目の前で調理してくれる……美味しくないはずがありません。前菜からデザートに至るまで、これぞ本物の味と納得できる品々でした。ワインとジンジャーエール(夫=運転手)で乾杯! 「すいませんねぇ、いつも私だけ飲んで。また1年よろしくお願いします」。

 サービスも行き届いていて、気取らずフレンドリーだけど一線を心得ている応対が心地よく感じられました。結婚記念日と言ったら、お花とツーショット写真までいただいちゃって……嬉し恥ずかし(笑)。ここにはハレの日の食事でやって来る人が多いから、お客にさりげなく聞いてプレゼントしてくれるようです。

 ひさびさの贅沢ディナー……たまには日常から離れてこういう時間を過ごすことも必要ですね。

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2007/08/09

DVDと格闘する夏

 残暑お見舞い申し上げます。これが残暑か、と突っ込みたくなるような猛暑が続いていますが、皆様、夏バテなどしていませんか? 私はエアコンのある部屋にこもって不健康な日々を送っています。

 そして、DVDへのダビングに精を出すオタッキーな毎日。ようやく、昨年末に購入したビデオ付きDVDレコーダーの出番です。でも、「手持ちのビデオテープをどんどんDVDにダビングするぞ」と意気込んで始めた割には、DVDに残したいものは意外に少なめ。

 ビデオの大半はどヅカの舞台中継モノだけど、それをダビングするより、スカイステージ(CSの宝塚専門チャンネル)から録ったほうがきれいな映像を残せますよね。CSでは舞台映像をランダムに繰り返し放送しているから、お目当ての公演もそのうち網羅するはず。となれば、ビデオはこのまま処分することになりそうです。

 ところが、このCSの番組をDVDに落とすのも一苦労。正確にはHDDに録画したものをDVDに移すわけですが、コピーワンスのデジタル放送の録画はCPRM対応のDVD-Rじゃないと駄目なんですね(DVD-RWならOK)。さらに、あらかじめVRモードに初期化しないと使えません。ああ、何て面倒なの! ついこの前までDVDにデータ用とビデオ用があることさえ知らなかった私にはちんぷんかんぷんで、イチイチつまづいて疲れます。

 こうして苦労して作ったDVDも、やがて新しい録画メディアが主流となって見られなくなるかも? 歴代ごひいきの舞台映像の鑑賞を老後の楽しみにするのはなかなかたいへんなのです。

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2007/08/02

阿久悠さんの歌たち

 「また遭う日まで」「北の宿から」「勝手にしやがれ」「UFO」「雨の慕情」……1970年代のレコード大賞の半分を作詞した阿久悠さんがお亡くなりになりました。

 訃報を告げる朝のワイドショーで阿久さん作詞の曲を聞きながら、思わず一緒に口ずさんでいる私です。「あの鐘を鳴らすのはあなた」「どうにもとまらない」「せんせい」「わたしの青い鳥」「五番街のマリーへ」「街の灯り」「恋のダイヤル6700」「ひまわり娘」「ロマンス」「津軽海峡・冬景色」「林檎殺人事件」「もしもピアノが弾けたなら」……きりがないのでこの辺にしておきますが、歌詞カードがなくてもほとんど歌える歌ばかり。私の青春時代は阿久さんの歌と共にあったといっても過言ではありません。

 さらに、西城秀樹ファンの私にとって、阿久悠さんには格別の思い入れがあります。1976年の「君よ抱かれて熱くなれ」を手始めに、「ジャガー」「若き獅子たち」「ラストシーン」「ブーメランストリート」「セクシーロックンローラー」「ボタンを外せ」「ブーツをぬいで朝食を」「炎」「ブルースカイブルー」まで、私がヒデキに一番夢中になっていた時期と重なる3年間にリリースされた曲はほぼ全て"阿久悠作詞"でした。ヒデキの代表曲といえば「ヤングマン」や「傷だらけのローラ」になりそうですが、私としては、"阿久悠作詞"の歌に最もヒデキらしさを感じます。

 また77年には、全曲阿久さん作詞による創作ミュージカル「我が青春の北壁」に主演しています。今のようにミュージカルが根付いていない時代に初期の劇団四季が主催した公演で、滝田栄さんや久野綾希子さんなど錚々たるメンバーに支えられて大奮闘していたヒデキを思い出します。

 昭和の歌謡曲世代の多くがそれぞれの思い出の曲を口ずさみながら、阿久さんのご逝去を惜しんでいることでしょう。心からご冥福をお祈りいたします。

 ふり向けば あの時の
 目にしみる空の青さを思う
 悲しみの旅立ちに
 まぶし過ぎた空 思い出した
      (「ブルースカイブルー」より)

人間万葉歌~阿久悠作詩集
人間万葉歌~阿久悠作詩集

Akuyu
阿久悠のいた時代―戦後歌謡曲史

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