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2008/04/04

円山公園の枝垂桜

 まだ続く桜の話題。でも、京都に行ったわけではありません。

 最近は江戸江戸と騒いでいますが、実は京都が大好きな私。とくにこの季節には京都の桜に思いを馳せて、今すぐにでも飛んで行きたい気分になります。そんな私の心を癒してくれるのが、なおくんさんのブログ「ねこづらどき」。毎日アップされる京都の桜の美しい写真をうっとり眺めている次第です。

 ところがそこで、円山公園の枝垂桜が年々衰えていることを知り、目を疑うような悲しい姿を見てしまいました。円山公園の枝垂桜と言えば、京都を象徴する桜と言っても過言ではありません。また、私の心の桜でもあります。過去に2、3回、開花時に遭遇できましたが、とくに夜、ライトアップされた姿は妖しいばかりの美しさでただ圧倒されました。

 2枚の写真を比較してみてください。上は1992年に私が撮ったアナログ写真をスキャンしたもの。下はなおくんさんが今年3月29日に撮影したもの。16年の間にこんなにも変わってしまって、本当にショックです。なおくんさんによれば、原因は根腐れ、虫の害、カラスの害など、複合的なものらしく、復活のための様々な努力が行なわれているそうですが、なかなか効果が現れないようです。

Maruyama1992_2

Maruyama2

 この枝垂桜(一重白彼岸枝垂桜)は2代目で、初代が樹齢220年で昭和22年に枯死した後、昭和24年に植栽されたもの。昭和3年に初代の種子を採って育成された木で、現在80歳だそうです。枝垂桜としてはまだ壮年期と言えますね。何とか復活して、またあの堂々とした姿を甦らせてほしいものです。

 東京の桜もこの週末で散ってしまいそう……この時期は何となく感傷的になります。これからが葉桜の季節なんですけどね。

 なおくんさんの記事「京都・桜事情2008 円山公園」にトラックバックを送らせていただきます。

追記: なおくんさんからいただいたコメントの一部をコピーさせていただきました。

最初はカラスが枝に止まって糞を落とす事から枝枯れが起こりはじめました。見かけ上は木の最上部が枯れている程度だったのですが、ある年に台風によって枝を支えていた台がめくれ上がり、大切な枝が折れるという打撃を受け、衰えが一気に顕在化しました。
そして、一時は虫によって幹が蝕まれ、最近土を変えたところ、大きな根が根腐れを起こしていた事が判ったそうです。
次から次へと危機を迎えてはその都度乗り越えてきているのですが、いかんせん、この衰え様は隠す事が出来ません。桜守の佐野藤右衛門さんが手を尽くしておられる様なのですが、その藤右衛門さんですらどうしたらよいのか判らないそうですね。
何とも心許ない状況なのですが、でもいつかは必ず復活すると信じたいです。


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コメント

京都も桜がすごいですよね。
桜は美しいけど、桜の時期と紅葉の時季は京都に行くもんじゃない、と聞いたことがあります。あまりにも人が多いからだとか^^;

桜もこの週末まででしょうかね。

しだれ桜、写真を見ると何だか寂しいですね。
頑張って欲しいです!

投稿: みるきい | 2008/04/04 10:51

>みるきいさん

 そうなの、桜と紅葉の時期の京都はすごい人出です。路線バスに乗ったら渋滞で動かなくなり、「歩いた方が早いのでお急ぎの方はお降りください」という事態になったことがありました。そういう時期に行くと「次回来る時はシーズンオフの静かな時にしよう」と思うんだけど、シーズンオフに行くと「やっぱり桜や紅葉が見たい」と思ってしまうんですよ(^^ゞ。

 次にいつこの桜を見られるかわからないけれど、その時には何とか復活していてほしいです!

投稿: Tompei | 2008/04/04 17:12

Tompeiさん、記事の紹介とリンクありがとうございました。

上の写真を見ると、往年の姿を思い出しますね。
あの頃はまさに桜の女王、かがり火に照らされた姿は妖艶ですらありました。

るるぶの方はたぶん一昨年頃の写真で、
今は右側の枝がほとんど全て失われています。

最初はカラスが枝に止まって糞を落とす事から枝枯れが起こりはじめした。
見かけ上は木の最上部が枯れている程度だったのですが、
ある年に台風によって枝を支えていた台がめくれ上がり、
大切な枝が折れるという打撃を受け、衰えが一気に顕在化しました。
そして、一時は虫によって幹が蝕まれ、
最近土を変えたところ、大きな根が根腐れを起こしていた事が判ったそうです。
次から次へと危機を迎えてはその都度乗り越えてきているのですが、
いかんせん、この衰え様は隠す事が出来ません。
桜守の佐野藤右衛門さんが手を尽くしておられる様なのですが、
その藤右衛門さんですらどうしたらよいのか判らないそうですね。
何とも心許ない状況なのですが、
でもいつかは必ず復活すると信じたいです。

投稿: なおくん | 2008/04/04 21:59

>なおくん

 ご丁寧なコメントありがとうございました。折角ですから、記事に追記させていただきますね。改行は変えさせてください。

 カラスの糞、台風、虫、根腐れ……本当に次々に災難が続きますね。それでもなお、衰えつつも花を咲かせているのはあの木の生命力の強さと桜守さんたちの努力によるものと思いますが、あの豪華絢爛な姿を知っている目にはどうしても痛々しく映ります。復活を祈るばかりです。

投稿: Tompei | 2008/04/04 22:57

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