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2008/10/26

「大琳派展」オフ

Rinpa 江戸検定に向けて景気付け第3弾。上野の国立博物館で開催中の「大琳派展」に行ってきました。上野公園のオーソリティー名カメラマン記録魔焼酎鑑定家江戸検の同志……多彩かつ多才な方々と一緒のオフだったので、細かい記録やきれいな写真は他のメンバーにおまかせいたしましょう。

 3時間半の間に、西洋美術館常設展、科学博物館、国立博物館の庭園、大琳派展、国立博物館常設展を歩き回るという強行軍! モネの睡蓮とシアター360と動物の剥製と綱吉の五重塔と琳派の風神雷神と中世の仏像が短時間のうちにインプットされ、脳のしわがへりつつある頭の中はパニック寸前でした(笑)。足腰の運動もしっかりできて、その後のビールが美味しかったこと!

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 検定前なので、ここで琳派の復習。琳派とは江戸時代の芸術家、尾形光琳が完成させた絵画・工芸の様式。17世紀初めの芸術家、本阿弥光悦と俵屋宗達を、18世紀初めに尾形光琳が私淑し、後世「琳派」と呼ばれる独自の様式を完成。弟の陶芸家・乾山との合作多数。さらに18世紀末、酒井抱一が光琳に傾倒して琳派の作風を江戸で広め、弟子の鈴木其一が引き継いだ。宗達の「風神雷神図屏風」を光琳が模作し、さらに抱一・其一が模作している。「大琳派展」ではこの4作が展示されるのが目玉ですが、宗達のものは後半のみ展示ということで、残念ながら見られませんでした。

Img_0370_2 当然ながら、お勉強よりも宴会が好き。「音音」で楽しく飲んで食べておしゃべりして、夜は更けていきました。その後、「うえの華灯路」というイベントの浮世絵行灯(広重の江戸百景)を見ながら、ほろ酔い加減で公園をそぞろ歩き。盛り沢山のオフはお開きとなりました。のべ歩数、12720歩。

 ご一緒してくださった皆様、どうもありがとうございました。記事を紹介して、トラックバックを送らせていただきます。
大琳派展オフ@上野公園 (惑さん)
本編 お江戸ミニオフ 大琳派展を訪ねて (hichaさん)
上野オフ[1] (アリスさん)
「大琳派展」秋の芸術オフ (ぶんぶんさん)
「大琳派展」オフ (桜桃さん)

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2008/10/21

昭和記念公園のコスモス

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 今日はあんまりお天気がよかったので、家でお江戸の本と向き合っているのがもったいなく思えてきて(汗)、ふらりと昭和記念公園にコスモスを見に行ってきました。このところ、ブロガーのお仲間が相次いでコスモスの写真をアップしているのに触発されたのかもしれません。

 ピークはやや過ぎつつありますが、コスモスの花畑はピンクのグラデュエーションが美しく、秋の陽を浴びて誇らしげに咲いていました。目の奥に残像が残りそうなほど、しばらく見入っていました。でも、こんなにたくさん咲いていても、コスモスの花は何となく淋しさを感じさせます。脳内BGMには山口百恵の『秋桜』がエンドレスで流れていました。

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 銀杏の木は全体的に黄みを帯びてきたところ。ススキの穂はまだ開いていません。

 本日の歩数、14336歩。広い園内を早足で移動したので、いい運動になりました。


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2008/10/20

浅草寺大開帳

 本堂落慶50周年記念の大開帳が始まった浅草寺にさっそく行ってきました。

 東京大空襲で焼失した旧本堂(徳川家光建立)に代わって、現在の本堂が再建されたのは昭和33年のこと。記憶にはありませんが、たぶん私、落慶の年にも父母に抱かれて詣でているはず。以来半世紀、「浅草の観音様」は一番馴染み深いお寺であり、様々な時に様々な人と訪れた思い入れのある場所です。

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 今回は、相次いで1つずつ年を取ったばかりの夫婦でお参りしてきました。ご本尊と繋がる開帳塔婆のお手綱をしっかり握り、本堂の内陣に上がってご本尊を拝ませていただきました。まずは感謝、そしてお祈り。

 お参りした後、「大絵馬寺宝展と庭園拝観」へ。浅草寺に奉納された江戸時代や明治時代の大絵馬や、徳川秀忠・家光寄進の神馬の蒔絵などを鑑賞し、ふだんは入れない伝法院の庭園を拝観しました。庭園越しに五重塔を見るとなかなか風情があって、いつも知っている浅草とは違う印象を受けました。常時公開して、多くの人に見てもらいたいなぁ。

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 さらに、この時期、境内では「奥山風景」(浅草観光連盟のサイト)という江戸の町並みが再現され、江戸工芸のお店やお茶屋が60軒程並んでいます。これがまたよくできていて、江戸切子、版画、銀器、提灯、扇子などの職人さんが作業している姿を目の前で見ることができます。人が行きかう落ち着かない場所、しかも狭い空間でよくぞ細かい作業を、と感心しました。

 そうそう、平成中村座の仮小屋もこの奥にあります。興味はありますが、木戸銭が高くて手が出ません。

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 さんざんぶらついた後は、大黒家で天丼をいただいて浅草散策終了。お店から出ると早くも日が落ち、ライトアップが始まっていました。浅草の賑わいが嬉しい1日でした。

 浅草寺のどこかですれ違っていたかもしれない惑さんの記事にトラックバックを送ります。

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2008/10/18

「ボストン美術館浮世絵名品展」

20081016 江戸検定の受験票が届きました。気がつけば、2週間後に迫っているんですね。前回の景気付けは失敗に終わったので、今度は江戸博物館で開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展」に行ってきました。受験仲間のぶんぶんさんも一緒です。

 ボストン美術館にはなんと5万点の浮世絵や肉筆画を収蔵しているというから驚きます。数量、質ともに世界一の規模とのこと。海の向こうのアメリカの美術館が世界一とは皮肉なものですね。明治の文明開化の時代は西洋化一辺倒だったから、江戸文化を否定し、浮世絵に価値を見出すことはなかったのでしょう。少し複雑な気もしますが、海外に流出したからこそ、震災や戦災に遭わずによい状態のまま保存されていると考えれば、浮世絵にとっては幸いかもしれません。

 鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳など、華麗なるラインナップの浮世絵を、里見浩太朗による音声ガイドを聞きながら、じっくり鑑賞しました。浮世絵は初摺(しょずり)か後摺(あとずり)かによって価値が違いますが、ボストン美術館の浮世絵は初摺のものが多く、摺られた当時の姿をそのまま残している色鮮やかな絵が印象的でした。絵師はもちろん、無名の彫師や摺師たちの心意気が伝わってきます。

 浮世絵展を見た後、常設展の「浅草今昔展」を見学。本堂落慶50周年記念のご開帳中の浅草寺にもぜひお参りしたいと思いました。

 博物館の見学後のお楽しみは、美味しいお食事。今回はすぐ近くのお蕎麦屋さん「ほそ川」に行ってみました。下町らしからぬ高級感溢れる店内でいただいた「ごぼうかき揚げそば」は上品な味で美味しく、店員さんお勧めのデザート「蕎麦寒天」「いちじくラム酒煮」も絶品でした。が、お値段も高級でした。次回は気取らない庶民的なお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べながら一杯やりたい(笑)。

 あ、江戸検定の勉強のほうは相変わらず全然ダメ。どうせダメなら、中途半端にやっても無駄かも……と思うほどです(汗)。とは言え、最後にぶんぶんさんの記事にトラックバックを送って、エールを交換したいと思います。ぶんぶんさん、頑張れ! Tompei、頑張れ!

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