砂糖を控える
こうして、花粉症の悪化を防ぐために甘いものを控えようと決心した私。ついでに砂糖についてちょっとお勉強をしました。まずは敵を知っておかないとね。
近年、砂糖の害がクローズアップされて、砂糖は諸悪の根源のように言われていますが、ネット上にも砂糖の害を指摘するサイトが多数あります。肥満や糖尿病の原因。カルシウム欠乏による性格への影響。虫歯の原因。胃腸、心臓、血液、視力、皮膚、アレルギー、関節、筋肉など、あらゆる器官への影響。がんとの関連。こういう害が予想されるのに、過剰摂取の傾向にあることが一番の問題のようです。
大人の1日の砂糖摂取許容量は50gまで、理想的には20~30g。食事だけならこの範囲におさまるけれど、おやつに甘いものを食べるとあっという間にオーバーしてしまいます。とくに、市販のドリンク類は思いのほか含有量が多いので注意が必要。以下はドリンク、お菓子のおおよその砂糖含有量です。
スポーツ飲料(500ml) 20~30g
コーラ(500ml) 50g
缶ジュース 20~30g
缶コーヒー 15~20g
乳酸菌飲料 10~15g
梅酒(1合) 20~25g
おしるこ 40g
ようかん 30g
大福 10g
ケーキ 25~30g
プリン 20g
アイスクリーム 25~30g
ドーナツ 10~20g
板チョコ 20g
ガム、あめ 重さの80%
食事で10~20gは摂っているから、あとはドリンク1本か、ケーキ1個が限度ということですね。それも毎日は続けないほうがよさそう。神経質に砂糖を排除するつもりはないけれど、目安を知っておけば減糖を意識できますよね。今までは無自覚のうちに100g超えの日も少なくなかったと思われ……(大汗)。砂糖は心を癒す嗜好品と思うことにします。
そうそう、白砂糖はダメだけど黒砂糖ならOKとはいかないようです。多少はミネラルが多いけれど、砂糖には変わりありません。お料理に使うなら、てんさい糖がよさそうなので、今度使ってみます。みりんもいいですね。
それから、コーラゼロやパルスィートは確かに糖分ゼロですが、甘味成分の人工甘味料アスパルテームは100%安全とは言い切れないらしい。人工甘味料の強い甘味に慣れることも望ましくないそうです。要は各消費者がどちらを選ぶかということかと思います。
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コメント
頭を働かすには砂糖は重要らしいですよ!
他の食品にしても、「適量」って言うのが大事なんですよね~
投稿: ゆれい | 2009/03/13 13:05
お久しぶりです
花粉症に甜茶が効くという説もありますね。でも、甜茶は甘いので(涼は飲めなかったです)、糖分があるのかと思ってちょっと調べたのですが、本当は甘みは違う成分だそうです。困ったことに、砂糖を入れているものをあるということでした。
もっとも、甜茶が効くのは、実際には1割程度の方らしいですが。
投稿: 涼 | 2009/03/13 13:38
こんにちは。
市販のジュース類はほとんど飲まないんですが、おやつで甘いものの摂取量が・・・
私も甜茶は苦手です・・・ (´д`;)マズー >涼さん
でも、1割程度の方にしか効果がないなら、無理に飲む必要はなさそーですね。
「べにふうき茶」とやらが効果があるよーなんですが、希少価値があるのか結構高いんですよね・・・
投稿: アリス | 2009/03/13 14:31
一日20〜30g…完全にオ−バ−してます
お菓子を手づくりすると、砂糖の量に愕然としますもんね〜
でもその感覚すら麻痺していた私。
これから気をつけねば、と思います。
投稿: Leaf | 2009/03/13 14:46
甘い飲み物は飲まないけれど・・・
ビールで糖分を摂っちゃっていそう(^^;
投稿: TOKIKO | 2009/03/13 15:46
たまに、無性に甘いコーラやコーヒーが飲みたくなって
身体がほしがっているからと飲んじゃうのだけど
カロリーゼロでも危険なのですね。
人工甘味料の危険性は以前から言われていたし
特にステビアは良くないと聞くし、
普通のお砂糖の入ったものを少量で我慢する用にしないといけないのかもしれないですね。(v_v)
私は甜茶は効果ゼロでした。
甘いものを避ける方が効くのかも。(^^;)
投稿: 陶片木 | 2009/03/13 21:08
ケーキにジュースよりは大福一個にお茶はヘルシーそうですね。和菓子ダイエット あると思います。(^_^;)
投稿: 惑 | 2009/03/14 02:26
皆様、こんにちは。
引き続き、花粉症・砂糖問題にお付き合いくださって、ありがとうございます。
>ゆれいさん
そう、脳のエネルギー源になるんですよね。でも、それは砂糖だけじゃなくて、炭水化物でもOK。主食で炭水化物を摂取すれば、ちゃんと脳は働くそうです。ただ、砂糖は即効性があるので、それが長所でもあり短所にもなるらしい。
何でも適量……そのとおり! でも、それがなかなか難しい。
>涼さん
おひさしぶりです。
甜茶はそれなりに効果があるらしいですよね。でも、私も飲めないんです。苦い漢方薬でも大抵OKなのに、あの甘さはダメ。
>砂糖を入れているものをあるということでした。
それはひどい! 花粉症対策で甜茶を飲んでいたら、砂糖で悪化しかねませんよね。
>アリスさん
甘いお菓子を一切食べられなかったら、この世の楽しみが一つなくなっちゃいますね。
べにふうき茶って高いの? どこかで見かけたら買ってみようと思ってますが、なかなか売っていません。ネットだと送料がかかるしねぇ。
>Leafさん
お菓子作りは作る楽しみも食べる楽しみもあって、いい趣味だと思いますよ。毎日じゃなければ大丈夫。これからも続けてくださいね。
市販のお菓子は砂糖の量がピンとこなくて実感できないのが困ります。
>TOKIKOさん
ビールも?と思って調べたら、500mlに15gの麦芽糖が含まれているんですってね。砂糖ではないけれど、これも糖分に加算するのかな? その前に、アルコールも花粉症によくないわね(^^;)。これは甘いものよりはっきり症状が出ちゃいます。
>陶片木さん
ふだんはブラックコーヒーなのに、スタバに行くとついキャラメルマキアートなどを飲んだりしちゃいます。疲れている時には甘さが嬉しいのよね。糖分も脂肪分も多そうだけど(^^;)。
昔はチクロとかサッカリンなんてあったわね。どうも人工甘味料は信用しきれません。
>惑さん
ヘルシーでもあるし、最近は和菓子嗜好になってきたし(トシのせい?)、これからは和菓子の出番が増えそうです。たまの豆大福はOKということにします(^^)。
投稿: Tompei | 2009/03/14 13:10
tompeiさん。
しかも、砂糖は「ブラウニング現象」を起こすので、しみ、しわの原因にもなるんですよねー。ほんといいことはちょびっと。(脳の栄養になるって言うけど、それは上白糖である必要はありませんしね~。)
私も自宅ではてんさい糖とメープルシロップですが、仕事してるとチョコがどーしても食べたくなってしまうので、自宅の砂糖ちょっと変えただけじゃ気休めですね(笑)
投稿: Ayako | 2009/03/16 19:56
再びすみません。ブラウニング反応の誤りです↑。
失礼しました。
投稿: Ayako | 2009/03/16 19:58
ほんとになんどもすみません。
メイラード反応の方が一般的でした~。今度こそ終わります><。
投稿: Ayako | 2009/03/16 20:07
>Ayakoさん
ご丁寧にありがとうございます(^^)。
メイラード反応……要するに、人の体もゆっくりカラメル化するってことですね?! (^^;) もうかなりキテいるので(シミシワ)遅いとは思いますが、より促進しないように気をつけます。
糖質、糖類、糖分、砂糖……これらの言葉が入り乱れて、誤解のもとになっている気がします。実は私もイマイチよくわかっていません(^^;)。砂糖の害って、上白糖だけを指すのか? 糖類全般なのか? 上白糖に限らず、糖分(=糖類?)は過剰にならないように気をつけ、中でも上白糖は極力抑えるべき、という認識でいいんですか?
すみません。上の記事やコメントのレスを書きながらも疑問に思っていたことをつい質問してしまいました。お時間のある時に教えていただければ嬉しいです。
投稿: Tompei | 2009/03/17 07:50
すみません、時間はたっぷりあるんですが、
私も疑問だらけでイマイチ理解せず、です。というか突き詰めると化学ですもんねー。
簡単には、以下みたいですが。
単糖類・・・ブドウ糖、果糖等。
二糖類・・・ショ糖、麦芽糖 等
多糖類・・・米、とうもろこし等
結構、入り乱れてて、上白糖は二糖類になります。
上白糖が悪いのは、精製されすぎてミネラルを全く含まない上、一気に血糖値を上げすぎてしまうからのようですが、一番悪いのは、白砂糖よりも、はじめから果糖とブドウ糖と分離してる「果糖ブドウ糖液糖」なので、比較するとベターみたいです。
甘いものが食べたいときは、多糖類を繊維質と一緒に取るなら、同じ量の糖分を取っても同じ結果にならないようですし。
今度もっと調べたらブログでご報告します!!
(最近めんどくさくてお店とハナコネタばかりですが。。。ーー;)
投稿: Ayako | 2009/03/17 20:34
>Ayakoさん
お忙しいところ、解説ありがとうございます!
砂糖問題は奥が深いですね。私は化学式や構造式を見るともうダメ。H2Oまでがやっとです。でも、いろいろ興味深いので、これからも注目してみたいと思います。
果糖ブドウ糖液糖、これまたクセモノのようですね。糖分におけるトランスファットのような存在? 市販の食品には安くて加工に便利なものが使われるわけですね。
結局、糖分を控えめにバランスの取れた食生活が大切ってことでしょうか。甘いものの恩恵を心して受ければいいんでしょうね。
投稿: Tompei | 2009/03/18 07:54
tompeiさま
はじめましてー
砂糖のことを調べていたら貴blogにたどり着きました^^
ワタシは歯科衛生士の仕事をしている者です。
まだ浅い知識で不甲斐ないですが、
歯の健康の面から少しでも砂糖の取り方について考える機会を持っていただけたらと思い、アメーバブログにて記事を書きました★
http://ameblo.jp/welcome-dentalhygienist/entry-10641730010.html
※
tompeiさんのこの記事を、
勝手ながら参考blogにあげさせていただきました。
不都合ございましたら削除いたしますので、
お手数ですがご連絡くださいませ。
投稿: DH | 2010/09/07 14:30
>DHさん
はじめまして。過去記事へのコメントありがとうございました。
DHさんのおかげでひさびさにこの記事を読んで、砂糖の過剰摂取に気をつけなければと再認識しました(^^;)。そして、甘いものを食べたら、早めにしっかり歯磨きすることも心がけたいと思います。
投稿: Tompei | 2010/09/08 10:47