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2009/04/24

リベンジお花見オフ(その5) 王子の狐

こちらの続き)

 すみません、まだ続いています。興味のある方、お付き合いくださいませ。

 王子稲荷がお稲荷さんの関東総社で、大晦日の夜、関八州の狐が集まるという言い伝えがあることはに書きました。広重の江戸百景には、王子稲荷の絵のほかに、この言い伝えを元にした絵があります。大きな榎の木の下にたくさんの狐が集まってきて、口から炎を上げている無気味な絵。狐たちはここで装束を改めて王子稲荷に向かったそうな。農民は狐火の数を数えて、翌年の豊凶を占ったそうです。

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「王子装束えの木大晦日の狐火」

 その「装束榎」は昭和4年に切り倒され、現在地に碑が移されて、後に装束稲荷神社ができました。この神社はオフでは行きそびれたので、昨日隣りの駅まで出かけたついでに足を延ばしました。浮世絵では榎の場所から王子稲荷の小高い岡が見えますが、今は当然ながら建物に遮断されます。案内板によると、平成5年から「狐の行列」という行事が毎年大晦日に行なわれているそうです。

 このように王子と狐は深いつながりがあり、落語にも「王子の狐」という噺がある程。人を化かそうとした狐が反対に化かされてしまう話で、「扇屋」という料亭が舞台になっています。この扇屋は切り絵図にも書いてある有名店で写真も残っています。音無川のほとりの風情のあるお店……行ってみたい雰囲気ですよね。どうやら、「王子の狐」はこの扇屋を宣伝するコマーシャル落語のようです。

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長崎大学附属図書館所蔵)

 この扇屋さん、現在も営業しています。ただし、料亭はやめて、玉子焼きの売店のみ。この玉子焼きは「王子の狐」にも登場する扇屋の名物で、江戸時代から料亭のおみやげとして売っていました。写真のパック入りで630円、玉子5~6個分。かなり甘めの江戸の味……ボリュームたっぷりで美味しかったですよ。この売店のほか、高島屋で売っているようですので、皆さんも機会があったらぜひお試しあれ!

 玉子焼きにたどり着いたところで、王子の話はようやく完結。長々と読んでいただき、ありがとうございました。

 なお、上の古写真は長崎大学附属図書館の古写真データを利用しました。ここには興味深い古写真がたくさんあり、機会があったらまた使いたいので、申請して許可をいただきました。「提供する全ての著作物は、著作権者の承諾を得ること無しに、全部または一部を複製・改変・再配布・販売することを禁じます」とのことですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 おまけ:滝野川の浮世絵、古写真、現在の写真を並べてみました。同じあたりのものと思われます。浮世絵は江戸百景「王子滝の川」。

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2009/04/23

根津神社のつつじ

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 根津神社のつつじまつりに行ってきました。ここのつつじを見るのは30年ぶりくらいでしょうか。当時に比べると、つつじの数も人の数もぐっと増えたような気がします。色とりどり鮮やかな花々と新緑と青空のコントラストが美しく、にわかカメラマンの写真も映えます。社殿、楼門などが漆塗り修理中でシートで覆われていたのが残念。

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 つつじを見る前に、「根の津」でうどんの昼食。11時半の開店に合わせて出かけたので(笑)、開店と同時に入店できました。温かいぶっかけうどんが美味しゅうございました。満足満足! 前回、根津神社に行った時に立ち寄った「金太郎飴」さんの飴が美味しかったので、今回もお買い上げ。さらに満足!

 根津を後にした私は、もう1件用事を済ませてから(これは次の記事に書く予定)、今日のメインイベント、TOKIKOさんの展示会に素敵な服を見にいきました。そして、10着以上試着しまくった末、結局、何も買わなかったヤな客です(汗)。まだ迷っています。TOKIKOさん、こんな私にお付き合いいただき、ありがとうございました。試着に夢中で、写真を撮るのも忘れてしまいました。重ね重ね、ごめんなさい!

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2009/04/21

追悼特別番組

 昨日の夜は心底びっくりしました。ショックで心臓がドキドキしました。ついていたテレビからいきなり、「この時間は予定を変更して桑田佳祐さんの追悼特別番組をお送りします」と流れたんだもの……。

 嘘でしょ? そんなニュース流れてなかったし……。でも、この体裁、この雰囲気は嘘とも思えない。えー、本当に死んじゃったの~?! と激しく動揺した私。数分後には新番組のパロディとわかったわけですけど、ショックが大きすぎてその後は全然楽しめず、チャンネルを変えてしまいました。

 ちょっとやりすぎではありませんか? こう言うと、ブラックユーモアもわからないオバサンはこれだから困る、と反論する人がいそうだけど、やっていいことと悪いことがあるし、パロディならやり方ってものがあると思います。桑田さんの新番組と知ってチャンネルを合わせていた人ばかりじゃないんです。

 桑田さんとは同世代、しかも同窓で、思い入れがあるからこそ、昨日の番組は本当に残念に思いました。

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2009/04/20

誕生色

 hichaさんのブログで教えていただき、「幸福の色彩気学」というサイトで「誕生色」を調べてみました。誕生色とは生年月日の色で、運命の色でもあり自分色でもあるそうです。

 結果は、黄金、紺、藍、青。シンプルにゴールドとブルー系のみです。私らしい気もするけれど、少しは暖色系も欲しかったかも……。浪費型だけどお金には困らない――ここ、当たっていますように!(笑) 備忘録として残しておきます。

黄金
・不滅のものを追い求めていく人(芸術関係)
・おおらかな人徳の持ち主
・浪費型
・一生お金には困りません
・誇り高き自信家
・楽天家
・指導者として力を発揮する
富の色(江戸時代の小判、黄と橙)
黄色 - 論理的な思考能力、橙 - 向上心に優れている
誇り高き人生(思考の理想を抱くことが大切)
直感力(ビジネスチャンス)があり、お金、地位、名誉など全てのものを手に入れる可能性あり
お金があっても無くても気にしない性格(とにかくよくお金を使います)
破滅の原因はいつも途方もない夢です。落ち込んだときは金製品を身につけることです。
宝石では、ゴールド


・人の心を読む能力に秀でています。
・冷静な判断力を高める色。
・不誠実さを徹底糾弾する色。
・趣味を活かした仕事がよい。
・カリスマ性がある。
濃い青 ロイヤルブルー(英国王室のシンボルカラー)/賢者の色
自分の成功を他人にさらわれやすい
人の心を読みとるインスピレーションがある/霊的能力に目覚める色
意志決定をする仕事がよい(裁判官など)
宝石ではブルーサファイア
精神的にふるいたたせてくれるパートナーが必要
人々を導いていくカリスマ的な存在になる可能性あり
(それだけに人生において大きな壁に突き当たり大変な苦労をする人が多い)
子供の頃淋しい気持になることが多い
宝石では、ブルーサファイア(正義・忠実)


・愛情が豊か。
・思いやりがある。
・感性豊かで、人生を謳歌していく自由人。
・私心がなく、人を助ける人。
・ユニークな感性を持っている。
・素直さが大切です。
緑に近い青色(緑が基本)/大洋の海の色、雨にぬれた樹木の色
波瀾万丈の人生を送るタイプ
ユニークな感性を持っている(メディアの仕事)
危機的な事態を救う人
人の忠告や指導を聞き入れない、それだけ苦労する
ポケットに赤いハンカチを入れておくと意見が通る
藍の色の嫌いな人は気持がバラバラになっている
ブルーベリーは目によい。左目に注意
宝石では、ラピス・ラズリー/ターコイズ(直感力)


・冷静な判断力と不屈の精神を持っている。
・大器晩成型の人間。
・運気に波乱が生じやすい。
・経営センス抜群。
・モラル・ポリシーを大切にします。
「天空」と「海」の色のイメージ
澄み切った空の色(宇宙のひろがり)
深い海の静けさ(心が落ち着く)
全ての生き物が芽を吹き出すときの色
自由な発想が出来る。ぶっきらぼうで言葉を飾らない
運気に波乱が生じやすい。いつも楽天的に暮らしたい
水のように流れたいという欲求を秘めている
宝石では、アクアマリン(聡明)

(特殊色なし)

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2009/04/17

リベンジお花見オフ(その4) 王子・飛鳥山のウンチク

こちらの続き)

 葉桜が日毎に色濃くなっていき、お花見オフも遠い昔のことのような気がします。が、やはりちゃんと締めくくっておかないと先に進めない心境……。早く終わらせたい。まずは、王子と飛鳥山の地名の由来から――。

 王子、飛鳥山という地名はいずれも熊野信仰に由来していて、鎌倉末期、当地を支配していた豪族、豊島氏が紀州熊野の飛鳥明神(阿須賀神社)と若一王子を遷したことから始まります。豊島氏は飛鳥山の地に飛鳥の祠を祀り、川を隔てた北の高台に若一王子を祀って王子権現を建てました。この土地を熊野に見立て、川の名前も熊野の川から取って音無川と呼びました(吉宗が命名したという説もあり)。

Img_0771_2 それから数百年後の江戸初期、徳川家光が王子権現の社殿を造営した際、飛鳥の祠もそちらに遷されます(現在はなし)。さらに約100年後、徳川吉宗はこの地が故郷の紀州にゆかりのあることを喜び、飛鳥山に桜を植えました。以上のようなことが、写真の飛鳥山碑に書いてあるそうです。吉宗はその後、滝野川地区(少し上流の石神井川流域)に紅葉を植えています。

Img_0811 この界隈は元々、高台で見晴らしがよく、滝が多い景勝地でもあり(その名残りが「名主の滝公園」の滝)、春は桜、夏は涼、秋は紅葉を求め、四季折々に江戸庶民が訪れるようになります。王子権現や王子稲荷など神社仏閣もあるので、行楽地として賑わいました。寺社を参拝して、いい景色を眺めた後は、やっぱり食べて飲んで……でしょう。王子稲荷への参道沿いには料理茶屋が並んでいたそうです。その中の1軒が落語「王子の狐」の舞台になりますが、その話はまた次回。

 広重の『名所江戸百景』には王子の絵が6枚ありますが、「飛鳥山北の眺望」と「王子音無川堰棣」を貼っておきます。後者は音無親水公園よりやや上流、ちょうど私たちが歩いたあたりです。

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2009/04/10

リベンジお花見オフ(その3) まとめ

 桜に浮かれて、オフの記事の更新が滞ってしまいました。その間にもお仲間は着々と更新しすでに完結させています……ああ、プレッシャー。最初の記事のアップは一番乗りだったのに、今やすっかりウサギさん状態。こうなったら、いきなりまとめ記事を書いてしまおう。ウンチクは気が向いたら、ってことで……。

 その前にまず、下の航空写真をご覧下さい(右下が飛鳥山公園、中央上に王子神社)。なんと、飛鳥山の桜が咲いている! 花見客のブルーシートまで見えます。Googleのグッジョブ! 嬉しい偶然についコピーしてしまいました――こうして余分な作業を増やすオロカな私。ちなみに、千鳥ヶ淵も桜が咲いています。

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 今回のコースは下記のとおり。
南北線「西ヶ原駅」11時集合→①西ヶ原一里塚→②七社神社→③飛鳥山公園→④音無親水公園→「インドのライオン」(カレー料理)でランチ→⑤王子神社→⑥王子稲荷→⑦名主の滝公園→⑧金剛寺→⑨石神井川沿いの桜を見ながら散策→王子駅で解散(15時45分)
(ぶんぶんさんの記事を流用)

 この記事では各ポイントを簡単に説明し、写真を貼り付けます。

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①一里塚:日光御成道の日本橋から二番目の一里塚。
②七社神社:無量寺境内にあった七社が明治時代に遷座、かつては一本杉神明宮。

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③飛鳥山公園:徳川吉宗が1000本以上の山桜を植栽し、行楽地として整備。
 渋沢栄一旧邸:公園内に渋沢資料館と共に旧邸あり。

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④音無親水公園:音無川(石神井川の一部)の旧流路を整備した公園。
⑤王子神社:旧名王子権現。鎌倉末期、当地の領主豊島氏が紀州熊野若一王子を勧進。王子の地名の由来である。

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⑥王子稲荷:稲荷の関東総社。大晦日の夜、関八州の狐が集まるという伝説あり。
⑦名主の滝公園:江戸後期、王子村の名主が自邸に開いた庭園。

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⑧金剛寺:別名紅葉寺。吉宗の命で付近一帯にモミジを植樹。源頼朝が鎌倉幕府樹立前に陣を張ったと言われている。
⑨石神井川の桜

 より詳しい説明、綺麗な写真の数々は他のメンバーの記事でどうぞ! リンクさせて、TBをお送りします。
お江戸オフ《番外編》 王子の桜 その1 全4 (桜桃さん)
お江戸オフ番外編(花見リベンジ王子界隈)1 全4 (ぶんぶんさん)
花見・花見・花見 全2 (hichaさん)
リベンジ花見オフ・飛鳥山 全4 (陶片木さん)
王子の桜2009 (TOKIKOさん)

 これで終わり、というのも淋しいので、そのうちウンチク記事を書き足したいと思います。

続く


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2009/04/08

野川の夜桜 2009

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 2009年の桜の写真のトリを飾るのは、地元・野川の桜ライトアップ。今年は一部に赤や青のライトも加わって、より豪華になりました。どうぞとくとご覧ください。そして、機会があったら、ぜひ一度本物を見にお訪ねください(詳細は昨年の記事へ)。

 終了の午後9時になると、「蛍の光」と共に徐々にライトが消されます。最後に1本の木に炎のようなライトが当てられ、まるで桜の花が燃えているよう。それが一瞬青く光って、やがて闇に……。なんとも心憎い演出でした。

 主催のアークシステムさん、市役所や警察の方々、ボランティアの皆さん、今年も素晴しいライトアップを見せてくださってありがとうございました。

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花と月

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2009/04/07

リベンジお花見オフ(その2) 千鳥が淵の桜

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こちらの続き)

 王子駅で解散後、帰り道に千鳥が淵に寄ってしまいました。王子で満開の美しい桜を心ゆくまで堪能したのに、通り道なのでつい……。桜に酔って、"はしご桜"ってところでしょうか。それに、お江戸オフの締めはやっぱり江戸城の桜じゃなくちゃ!

 千鳥が淵の桜は何度か見ているけれど、ここまで満開なのは初めてで、地下鉄の駅から地上に出たら「うわー」と心の中で叫んでいました。ここの桜は"ザ・東京の桜"という気がします。お壕と石垣と桜のバランスが絶妙で素晴らしい。夕日が差して、えもいわれぬ美しさでした。

 今年の桜はじりじりさせられた分、たくさん感動をもらえました。あと数日、地元で散り行く桜を愛でたいと思います。

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2009/04/06

リベンジお花見オフ(その1) 王子の桜

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飛鳥山

 お花見オフから9日、ほぼ同じメンバーで王子に行ってきました。新宿御苑でのオフも十分楽しかったけれど、桜がまだまだでお花見としては物足りなかったため、急遽、企画が持ち上がった次第。桜の花が今日までもつか、お天気はどうか、気がもめる1週間あまりでしたが……ご覧下さい! 青空の下で満開の桜を見ることができました。今年の桜は例年よりピンク色が濃いせいかひときわ美しく、ただただ見とれるばかり。「もう満足」と思いつつ、ついカメラを向けてしまうのでした。満開の桜、青い空、楽しい仲間たち……なんとも幸せな1日でした。

 詳細は次回以降に回すことにして、まずは桜の写真をアップします。

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音無親水公園:桜吹雪が見えますか?

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石神井川:川面も花びらでピンク色

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名主の滝公園:モミジの若葉が鮮やか

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2009/04/04

井の頭池と弁財天

こちらの続き)

 都内有数のお花見の名所である井の頭公園ですが、ここも江戸のウンチクには欠かせないポイントの1つです。

 公園の中央にある井の頭池は古来、湧水が豊かで、周辺から縄文時代の遺跡も発見されています。江戸時代の初めには徳川家康がこの池に目をつけ、ここを水源にして神田上水を整備し、江戸の飲料水を確保しました。

 現在は宅地化によって湧水は枯れてしまい、地下水をポンプで汲み上げているそうですが、今も神田川はこの池から流れています。源流地点には「ここが神田川の源流です」と書かれた立て札があります。ここから始まる神田川は、関口を通り、御茶ノ水を通り、両国橋付近で隅田川に注ぎます。お江戸オフで場所を変えて何度も見ているわけですね。

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 井の頭池の端には井の頭弁財天があります。源頼朝や新田義貞も祈願したと言い伝えられる古い弁天堂で、神田上水整備の際には徳川家康も訪れたとされています。3代将軍家光によって宮社が再建され、その後、江戸の庶民の信仰を集め、行楽地として賑わいました。「井の頭」と命名したのも家光とされ、家光が「井の頭」と小刀で刻んだ辛夷の木(枯れてしまった)の場所に石碑があるそうですが……見逃しました。現在の社殿は昭和初期に建てられたものですが、石灯籠や狛犬は江戸時代のものです。

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Photo_3 この井の頭弁財天は広重の「名所江戸百景」でも取り上げられています。湧水をなみなみと湛えた池周辺にのどかな風景が広がり、家光が鷹狩りにやって来たという話もうなずけます。池の西側の「御殿山」という地名は鷹狩り用の御殿があったことに由来しています。

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2009/04/03

井の頭公園の桜

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 春らしい陽気が戻ってきて、東京の桜は一気に見頃を迎えました。絶好のお花見日和というフレーズに促されて、井の頭公園まで出かけました。

 桜は6~7分咲きといったところ。桜の花を待ちわびていた人々が繰り出し、平日のお昼前にもかかわらず、大勢のお花見客で賑わっていました。夜桜宴会(?)の場所取りのブルーシートもご覧の通り。明日はさらに桜も人も咲き乱れそうですね。

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 ウンチクはまた改めて……。とりあえず、桜の写真をアップします。

(ウンチクはこちら

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2009/04/02

第14回お江戸オフ《新宿・四谷》その4

こちらの続き)

 於岩稲荷の後は、小さなお寺が点在する裏道を通って四谷に出ました。このあたり、いわゆる四谷寺町は江戸初期に形成され、現在も20あまりの寺社があります。そのうち、戒行寺、西念寺、愛染院を訪ねましたが、坂の多い複雑な道ゆえ愛染院に行く前にみんなで右往左往してしまいました。

 【戒行寺】池波正太郎原作『鬼平犯科帳』で知られる火付盗賊改・長谷川平蔵の実家、長谷川家の菩提寺。『鬼平犯科帳』は実在した長谷川平蔵を元にしたフィクションで、長谷川平蔵は寛政の改革の頃、石川島人足寄場(犯罪者の厚生施設)を設立した人。このお寺に葬られましたが、お墓はなく、平成6年に供養碑が建てられました。

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 【西念寺】服部半蔵のお墓があります。服部半蔵は戦国時代から江戸時代初期にかけて松平氏、徳川氏の下で活躍した武士、服部家の歴代当主たちの通称。世間でよく知られる服部半蔵は、家康に仕えた2代目正成で、伊賀同心を統率しました。同心たちの旗本屋敷が江戸城から四谷に至る甲州街道沿いにあったので、半蔵門という名前がついています。服部半蔵と言えば忍者の代名詞のようになっていますが、本人が忍者だったのは初代だけ。

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 【愛染院】内藤新宿の生みの親、高松喜六(こちらの記事参照)と、江戸時代の国学者、塙保己一(はなわ・ほきいち)のお墓があります(両方とも確認できず)。塙保己一は7歳で失明したにもかかわらず、学問を究め、40年かけて『群書類従』を編纂したほか、幕府に願い出て和学講談所を開設しました。渋谷に塙保己一史料館があります。

 お寺巡りを終え、四谷の土手に出ましたが、こちらの桜も1分咲き程度。それでも外濠公園には、ブルーシートを敷き、段ボールで囲んで寒さをしのぎつつお花見している人々が何組かいました。まるで何かみたいな光景(苦笑)。

 そして、宴会会場の「土風炉」到着。お江戸オフにふさわしく、歌麿の浮世絵が掛けられた個室で女8名、大いに盛り上がったことは言うまでもありません。この楽しみのために歩いているようなものです。大いに食べて飲んだ割には安くて、一同大満足! お料理の写真などはメンバーの記事でお楽しみください。

 そうそう、実は「リベンジお花見」なる企画が急遽持ち上がりまして、来週明けにまた集うことになっています。はたしてそこまで花がもつか、またやきもきしているわけで……。飛鳥山の花吹雪をお伝えできることを心底願っています。世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし――平安の昔から日本人の心は変りません。

 最後に、この日のオフの記事をご紹介します(TBを送りましたが、なかなかうまくいきません)。参加の皆様、今回もいろいろお世話になりました。次回もまたよろしくお願いします。
第14回お江戸花見オフ(その1) (ぶんぶんさん)
第14回お江戸オフ お花見の巻(其の壱) (アリスさん)
花見オフその弐・お江戸オフ編 (陶片木さん)
第十四回お江戸オフ (桜桃さん)
お江戸オフ*新宿御苑&四谷 (TOKIKOさん)


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2009/04/01

おかげさまで5周年

 2004年4月1日にスタートした当ブログは、おかげさまで本日5周年を迎えました。飽きっぽく何事も長続きしない私が5年間も続けられたのは、ひとえに皆様のおかげと心から感謝申し上げます。どうもありがとうございます。

 この区切りの日に感謝と共にピリオドを打つ――そんな美しい終わり方にあこがれつつ、実際にはそういう度胸も潔さもないまま、この先もだらだら続けそうです。5年経ってもテーマもスタイルも確立せず「なんだかなぁ」という思いでいっぱいですが、そこが私らしいと開き直って6年目をスタートします。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

追記: ブログバースデーが同じ、アリスさんの「1年生と6年生」と涼さんの「感謝して 五周年」にトラックバックを送らせていただきました。

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