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2009/05/26

「阿修羅展」

 ブロガー仲間が相次いで出かけて絶賛しているので、「これは見ておかなければ!」と先週金曜日に行ってきました。少しでも空いていそうな時間を狙って4時頃着きましたが、甘かった……40分程待ちました。金曜日は8時閉館なのでゆっくり鑑賞して、6時半頃出てきたら、まだ30分待ち。会期も残り少なくなってきたので、この先はさらに混み合いそうですね。

 そもそも、阿修羅像は教科書か何かで見たことはあるものの、興福寺に安置されていることさえ失念していました。興福寺は小学校低学年の時に行ったはずですが、当然覚えていません。うっすら覚えているのは大仏様と鹿だけ。今回、会場でまず興福寺の歴史を知って、俄然興味が高まりました。

 興福寺は飛鳥時代に藤原鎌足の妻、鏡王女が創建した山階寺を710年の平城遷都の際、藤原不比等が現在地に移転し命名したお寺です(この展覧会は創建1300年を記念して開催)。国宝の阿修羅像は不比等の娘・光明皇后(聖武天皇のお后)が母・橘三千代の一周忌供養の菩提を弔うために造像したもの。

 この時代は何回か宝塚歌劇の舞台になっているので、馴染みがあるのです(笑)。上記の人名を聞くと、いろいろな顔が浮かび、主題歌まで聞こえてくるわけで……。そういう伝説のような時代の仏像を目の当たりにして、とても興奮を覚えました。

Ashura1_2 阿修羅像は高さ153センチと意外に小さめ。そのせいか、少しでも近づいて見ようとする人がまわりを取り囲み、押し合いへし合いの大騒ぎでした。しかも、「止まらずに歩いてください」というスピーカーからの声がひっきりなしに聞こえ、静かに向き合うことなどできません。それでも、ライトに照らされた阿修羅像はひときわ美しく、どの角度からのお姿にも見とれてしまうのでした。

 光明皇后が造像した八部衆像(阿修羅像はこの一つ)と十大弟子像のうち、興福寺に14体伝存していて、現在は11体が展示中(前期には全て展示)。興福寺は何度も火災に遭いながら、そのたびに仏像を運び出して守り、現在まで伝えているそうで、中には破損しているものもありました。この先も末永く伝えていって欲しいものです。

 昨年の薬師寺展の時も思ったけれど、やっぱり故郷の奈良で仏像たちと再会したくなりますね。私も仏像に惹かれるお年頃になったようです。そうそう、黒木瞳の音声ガイド、思ったよりよかったです。

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2009/05/24

映画『天使と悪魔』

 新型インフルエンザ騒ぎの中、シネコンに行ってきました。土曜日の夕方なのに閑散……話題作なのにガラガラ……でした。「この時期にわざわざ映画を観に行かなくても」という風潮なんでしょうね。前日「阿修羅展」で思いきり人波に揉まれてきたので(この話は次回)、もう破れかぶれ……いえ、自粛はしない方針でいきます。

(以下、直接的なネタバレは避けますが、まっさらな状態で観たい方はお読みにならないように!)

 さて、『天使と悪魔』。これがとても面白くて大満足でした。前作『ダ・ヴィンチ・コード』より映画としての満足度は高かったです。連続殺人の謎解き、タイムリミット・サスペンス、どんでん返しなど、娯楽映画の王道とも言える要素が盛り込まれ、ヴァチカンやローマを舞台に話がスピーディーに展開するのでぐいぐい引き込まれます。宗教曲を思わせるBGMも効果的。トム・ハンクスはラングドン教授役が板に付いてきた印象です(こちらも慣れた?)。

 当然ながら、ヴァチカンでのロケは許可されなかったそうですが、まったくそれを感じさせず、システィーナ礼拝堂のコンクラーベ(教皇選挙)も本物そのもの(たぶん)。資料倉庫にも興味津々……本当にああいう施設があるのか? ヴァチカンやローマの教会、史跡、彫刻を見られて、観光気分も満喫できました。ああ、イタリアに行ってみたい!

 反物質、CERN(セルン)、イルミナティなど、原作者ダン・ブラウンらしい薀蓄も満載ですが、映画だとその説明に時間を割けないため、やや消化不良。反物質の扱いについては科学的にありえないし、イルミナティの歴史も違っているらしいけれど、未知のことを聞きかじっただけでも興味深いです。コンクラーベの煙の話、スイス衛兵隊の存在も初耳でした。

 というわけで、やけに盛り上がった私は帰りに文庫本を買ってしまいました。前日からの阿修羅モードから一転、ヴァチカンモードに……私って、何てはまりやすいんだ?!

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2009/05/20

マスクの効果

 新型インフルエンザ感染者が関西で急増しているので、マスクを買い足そうと思ったらスーパーもドラッグもすでに売り切れでした。例のN95マスクのほか、普通のマスクも1ヵ月分くらいはあるのに、「もっと買っておかなくちゃ」と思ってしまう愚かしさ。同じ手合いがたくさんいるようですね。

 そのマスクの効果ですが、今日の読売朝刊によれば、欧米では予防効果を認めていないそうなんです。WHO(世界保健機関)の見解は「病気でなければマスクを着用する必要はない」、EUは「効果不明」、アメリカは「推奨されない」。欧米では、マスクは感染者が感染防止のために着用するものとされているようです。

 マスクをしていればウィルスが体内に入らない、なんてことはないんですね。鼻や口から入らなくても目から入ってくるし、そもそも薄い不織布ではウィルスを防ぎきれません。ま、多少は感染の可能性が減るかも……。それに、みんながマスクをすれば、自覚がない潜伏患者が他人に感染させる機会を減らすことはできそうだから、効果はゼロではないはずですが……。

 ただし、使い方によっては、マスクがウィルスの温床になり、着用者にとって逆効果になるというから気をつけたいですね。使ったマスクの外面にはウィルスが付いているものと考えないといけません。食事時などに一旦はずしてまた使う時の取り扱いには細心の注意が必要。うっかり裏表逆に使うことなどないように(花粉飛散期にやりがちな私)。もったいないからといって、同じマスクを何日も使い続けるのはNGです。

 WHO、EU、アメリカとも「感染抑制に有効」としているのは、手洗いだけ。うがいはEUが「効果ありそう」としています。手洗い、うがいを励行して、できるだけインフルエンザを遠ざけたいですね。

 検疫官も保健所職員も医療関係者も地方自治体職員もそれぞれの立場で尽力しています。それをまとめる政府、厚生労働省はもっとしっかり現状を見据えて、迅速に的確な対応を指示して欲しいものです。

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2009/05/16

「ZIPANGU」(カレッタ汐留)

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 数日遅れの母の日イベントで実家の母を招待しました。カレッタ汐留47階の「ZIPANGU(ジパング)」、「なだ万」経営の和食レストランです。何といってもロケーションが素晴しく、眼下の浜離宮からレインボーブリッジ、お台場、さらに遠く房総半島、三浦半島まで見渡せる眺望が最高のごちそうでした。

 お料理は一番お手頃なプティランチ(2800円)。下の写真の間に揚げ物のお椀があり、最後にデザートが付いたカジュアルコースで、80過ぎの母にはちょうどいいボリュームだったようです。なだ万らしい手の込んだ日本料理をこうして気軽にいただけるのは嬉しいかぎり。母にも喜んでもらえて何よりでした。今度はここで夜景を見ながら食事したい!

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 汐留シオサイトは初めてだった母は、何もなかった汐留地区に出現した高層ビル群にひたすら驚いていました。本当にこのあたりの変貌ぶりには目を見張るばかり。レインボーブリッジも臨海副都心もない時代を知っている身にはただただ隔世の感です。我が母娘がそれぞれ年相応に変化しているのも仕方ありませんね。歳月の流れをしみじみ実感しました。

 食事の後、地下に降りて「都路里」でお抹茶とわらびもちもいただきました。「こんなに食べられない」と言いながら、二人ともあっという間に完食。だって、ここの抹茶わらびもち、風味も柔らかさも絶妙でいくらでも食べられそうなんだもの。とってもおすすめです。


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2009/05/15

ブヨに噛まれる

 私は蚊だけでなくブヨにも好かれているらしい。一昨日、山梨のゴルフ場でブヨに刺されました。いや、ブヨの場合は刺すのではなく、皮膚を噛み切って吸血するそうな。だから、噛まれると出血します。今回もラウンドの途中、ひじの下あたりからポツンと出血しているのを発見。「あ、ブヨにやられたな」と気づきました。

 その直後は痒くも何ともなかったのに、当日の夜から赤く腫れて痒くなってきました。今も直径2㎝くらい赤くなっていて、さらにその周囲半径5㎝くらいが薄いピンクに少々腫れています。ブヨの虫刺されは蚊よりも予後が悪く、痒みや腫れが長引くし、それが一旦治まっても何かのきっかけでまた痒くなったりするのが困りもの。2年前に刺された跡が今もうっすら残っているくらいです。

 スタート前には虫除けスプレーを足元と腕にしっかりかけたけれど、午後はそのままプレーをしたのがいけなかったのか……。虫除けの効果は完璧ではないにしても、しないよりはましでしょう。敵は薄い服の上からも吸血できるそうで、小さいけれど(3~5ミリ)手強いヤツなのです。ファッションにこだわる女子プロも虫対策には苦労しているのではないかしら。私はとてもスカートや短パンを履く気になりません(脚をさらすのを憚る意味もあり)。

Buyo ところで、このブヨ、正式名称はブユ(蚋)というそうです(画像はウィキペディアから)。関西ではブトと呼ばれているとか。水質汚染に弱く、ブヨがいるということは水がきれいな土地である証拠のようです。そういう自然の中で人間がゴルフをさせてもらっているわけで、文句を言える筋合いではありません。がしかし……やっぱり嫌いだ、ブヨもヤブ蚊も蜂も。

<その後の経過>
 2週間ほど経ち、刺された跡は直径1㎝程の黒っぽいかさぶた状になりました。かきむしったら、ジュクジュクしそうです。そんな時、そこから3㎝位離れたところを蚊に刺され(どこまで虫に好かれるんだ?!)、そこをかいていたら、あたりに湿疹が出現。ますます痒いことになってしまいました。ブヨの毒素がまだ潜んでいたらしい。しつこいぞ、ブヨ!

追記(2009年9月14日):
 昨日出かけた山梨の某ゴルフ場(上の時とは別の場所)では、虫除けにハンドソープを塗ることを勧めて、少し薄めたと思われるハンドソープが置いてありました。さっそく試したところ、無事刺されずにすみました。効果があったのか、たまたま刺されなかったのか、わかりませんが……。何故ハンドソープなのかも謎。

*刺されたらすぐにこれで血を吸い取ると、その後の腫れやかゆみが多少軽減されるそうです。


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2009/05/11

三木たかしさんご逝去

 作曲家の三木たかしさんがお亡くなりになりました。先日亡くなった忌野清志郎さんと同じ喉頭がんで……才能ある方が相次いで亡くなられて本当に残念です。

 三木たかしさんはヒデキファンの私にとって思い入れのある作曲家さん。一昨年、阿久悠さんご逝去の時に書いた記事から引用しますと――

1976年の「君よ抱かれて熱くなれ」を手始めに、「ジャガー」「若き獅子たち」「ラストシーン」「ブーメランストリート」「セクシーロックンローラー」「ボタンを外せ」「ブーツをぬいで朝食を」「炎」「ブルースカイブルー」まで、私がヒデキに一番夢中になっていた時期と重なる3年間にリリースされた曲はほぼ全て"阿久悠作詞"でした。

この阿久悠さん作詞の歌の前半、「ボタンを外せ」までは三木さんの作曲でした。さらに――

また77年には、全曲阿久さん作詞による創作ミュージカル「我が青春の北壁」に主演しています。

このミュージカルも全曲三木さんが作曲されました。後年、劇団四季のミュージカル『李香蘭』『夢から醒めた夢』などの作曲も担当されており、劇場で三木さんの美しいメロディーを堪能したものです。

 そして、カラオケではテレサ・テンの「つぐない」「愛人」を何回歌ったことでしょう。素敵な歌をたくさん作曲してくださった三木たかしさん、どうか安らかにお眠りください。心からご冥福をお祈りいたします。(大好きな「若き獅子たち」を聴きながら……)

追記:Wikipediaによると、宝塚のショー『夢は世界を翔けめぐる―THE WORLD HERITAGE 2001―』(星組)も担当されていました。どんなメロディーだったか、思い出せなくて残念。


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2009/05/08

GW2009終了

 海外旅行にでも行っていたかのように更新が途絶えていますが、GW中もずっと自宅におりました。ゴルフに出かけて、歴博で歴史のお勉強(?)をして、友達に会って、本を読んで、宝塚を観劇して、私のGWは昨日終わりました。とりあえず、写真だけ貼っておきます。

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隨縁CC竹岡コース/海ほたる/東京タワー(ダイヤモンドヴェール)

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国立歴史民俗博物館/佐倉城址公園/堀田正睦像

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ディズニーランドホテル

 来週から平常モードに戻って、またぼちぼち更新したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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