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2009/10/31

ハワイ旅行2009(5)ハワイ島大巡礼①

 ハワイの話はまだまだ続きます。

 ハワイ島で丸一日使える3日のうち、2日はゴルフとプールで過ごすとして、残りの1日はどうするか? キラウエアやマウナケア山頂のツアーはもう経験済みなので、今回はレンタカーを借りてのんびりドライブでもしようか? そんなふうに考えながら、旅行前にネットをさまよっていたら、ポハク西田さんが主催する「ハワイ島大巡礼 パワースポット・アドベンチャー」なるツアーを発見。あまりに評判がよいので、興味津々で参加を決めました。

Tour

 12時間以上かけて600キロを走るツアーと聞いて、ちょっと不安もありましたが、西田さんの楽しいおしゃべりと豊かな知識や情報、何よりも温かいホスピタリティーのおかげで、心に残る楽しい1日を過ごすことができました。西田さんと同行の皆さんに感謝! ハワイ島がますます好きになり、もっといろいろ知りたくなりました。もちろん、パワーをいっぱいもらってきました!

 西田さんはこの強行軍のツアーを週に5日実施しています。たった一人で。600キロを走りながら、ヘッドマイクでしゃべり続けます――ハワイの歴史や自然の話、自分のことや人生哲学、参加者いじりや駄洒落。連日パワースポットを回っているから、こんなにパワーがあるのでしょうか? 

 600キロという距離はハワイ島1周+寄り道分。ハワイ島は四国の半分強のかなり大きな島なのです(だから、愛称はビッグアイランド)。ワイキキのあるオアフ島の5倍以上の広さ。例えば、コハラコーストのリゾートホテルからキラウエア火山に行くのは、都内から浜名湖あたりまでの距離に相当します。

 前置きはこのくらいにして、順を追ってツアーをご紹介しましょう。あ、これからこのツアーに参加される方は読まないほうが楽しめますので、ご注意の程!

ポロロ渓谷

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 最初の下車ポイントです。コハラコーストはこの日も晴天でしたが、ハイウェイを北上し島の反対側に出たら、土砂降りのシャワーに遭いました。ハワイ島には、地球上に存在する15の気候帯のうち、10の気候帯があるそうで、天候は場所によってまったく違います。短い止み間に車を降りて撮ったのがこの写真。乾燥したコハラコーストとはうってかわって、熱帯雨林の緑豊かな渓谷でした。

元祖カメハメハ大王像

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 カメハメハ大王像と言えば、ホノルルの最高裁判所前のもの(写真右)が有名ですが、こちらがオリジナルです。そのいきさつはこんな話――19世紀末、パリで鋳造されたこの像はハワイへの輸送中に船と共に沈没してしまいました。急遽2体目が造られてホノルルに設置されましたが、その後、沈没船が引き上げられ、大王像も発見されます。そこで、このオリジナル像はカメハメハが生まれたカパアウに建てられたのです。
 ところで、カメハメハ大王って何者? ハワイ諸島を統一して、1810年にハワイ王国を建国した(建国宣言は1795年)初代国王です。ハワイ王国はその後、1893年に革命で共和制になり、1898年にアメリカに併合されて消滅しました。
 大王像の前のショップでアイスクリームを食べながら雨宿りをしましたが、雨はなかなかやみません。結局、この日は降ったり止んだり、雨の中のツアーになりました。

テックス・ドライブイン

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 今年の春公開された『ホノカアボーイ』という映画の舞台になった町ホノカアにあるテックス・ドライブイン(Tex Drive Inn)で休憩。この映画、観てみなくては!
 このお店の名物は「マラサダ」という揚げパン。ここのはハワイでナンバーワンの美味しさとか。評判どおり、とても美味しかった! ドーナツよりあっさりしていて、2つ、3つ食べられそうでした。このお店じゃないけれど、マラサダはすでに日本に上陸しているそうです――横浜みなとみらいの「レナーズ」というお店。

続く

(1)
(2)ハプナビーチプリンスホテル
(3)ゴルフ
(4)コーヒー農園ツアー
(5)ハワイ島大巡礼①
(6)ハワイ島大巡礼②
(7)ハワイ島大巡礼③
(8)ダイヤモンドヘッド登山
(9)ワイキキのグルメ
(10)まとめ


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