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2010/04/30

亀戸天神の藤

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 昨日訪ねた時の写真です。GWに合わせて咲いてくれたかのように、藤の花が見頃を迎えていました。まだ咲き始めの棚もあるので、GWいっぱいは楽しめそうです。建設中のスカイツリーから2キロ弱でぶらぶらお散歩するのにちょうどよいかと……。皆様ぜひどうぞ!(自称スカイツリー宣伝係)

 藤の花の季節に訪ねたのは子供の時以来。ここ数年、行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合いませんでした。ここの藤は江戸時代から有名で、広重の江戸百景「亀戸天神境内」にも描かれています。太鼓橋に藤はよく似合いますね。

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Img_2447 ちなみに、この日のもう一つの目的はこれ。坂本龍馬の写真の原板です。両国の江戸博物館で開催中の特別展「龍馬伝」で3日間だけ公開されるということで急遽かけつけました。が、なんと180分待ち! 根性なしゆえ原板はあきらめて、その他の展示を見てきました。弥太郎さん(香川照之さん)の音声ガイドを聞きながら、人をかきわけかきわけ汗だくで見学。展示品が豊富で充実していて、こちらもおすすめです。

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2010/04/22

人形町界隈散策(その2)

 しつこく続きます。思い起こせば、この日は七福神めぐりの前後に欲張って江戸百景めぐりもしたのでした。人形町というよりその周辺ですが、せっかくだから記録しておきます。

 江戸百景が描かれたのは江戸末期の安政年間なので、二丁町の芝居小屋(前の記事参照)はすでに浅草寺の裏手に移転した後で、跡地は火が消えたようになっていたはず。江戸百景には残念ながら人形町の絵はなく、新しい芝居町の猿若町が描かれています。

 では、まず「両国橋大川ばた」。江戸時代、両国橋の東西の橋詰には火除けのための広小路が定められ、とくに西詰の広小路は多くの屋台や小屋掛けの店が立ち並ぶ江戸有数の繁華街でした。現在は繁華街の面影はまったくありません。

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 次は「馬喰町初音の馬場」。馬喰町(ばくろちょう)の名は、馬を売り買いする博労が住んでいたことに由来しています。江戸時代、馬喰町のはずれに「初音の馬場」という馬場がありましたが、現在、初音の地名はこの初音森神社に残るのみです。この神社の前身、初音森稲荷は明暦の大火後、川向こう(今の墨田区)に遷座し、第二次大戦後、いにしえの初音の里に儀式殿を建てたそうです。ビルの2階に入っています(東日本橋2-27-9)。

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 ついでに――。江戸時代、馬喰町は旅籠の町として有名でした。というのは、郡代屋敷があったため、訴訟などで地方から出てくる人を泊める公事宿が並んでいたのです。

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 続いて、「大てんま町木綿店」と「大伝馬町ごふく店」。似たような絵が2枚あります。江戸時代以前、大伝馬町は奥州街道の最初の宿駅で、伝馬を備えていたことから町名が付けられました。宿駅が千住に移った後、木綿問屋が進出してきて江戸有数の商業地に発展しました。右の絵の呉服店「下むら大丸屋」は今の大丸の前身。現在も馬喰町、横山町、小伝馬町、大伝馬町界隈は衣料問屋のビルが立ち並んでいます。(大伝馬町の写真は撮りそびれました)

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 最後は「鎧の渡し小網町」。鎧(よろい)の渡しとは、日本橋川の小網町と茅場町を結ぶ船渡しで、明治になって現在の鎧橋が架けられました。この「鎧」という名は、源義家の奥州征伐に由来するとも、平将門に由来するとも言われています。近くの兜町の「兜」も同様。ちなみに、兜町という町名は明治以降のもので、昔からあった兜塚にちなんでいます。

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2010/04/21

人形町界隈散策(その1)

 今更ですが、お正月の「日本橋七福神めぐり」の続きです。「次の記事に続けます」と書いておきながら3ヵ月……ひっそりお蔵入りしていましたが、『新参者』のスタート記念に(?)復活させます。記憶がだいぶ怪しくなっているので、写真を見ながらコースを思い出しました。

都営新宿線「馬喰横山」駅→やげん堀不動尊→両国広小路跡→初音森神社→郡代屋敷跡→馬喰町→伝馬町牢屋跡(大安楽寺、身延山別院)、時の鐘(十思公園)→①寶田恵比寿神社→②椙森神社→三光稲荷神社→玄冶店跡→③笠間稲荷神社→④末廣神社→⑤松島神社→⑥水天宮→⑦茶の木神社→⑧小網神社→鎧の渡し跡→銀座線「三越前」駅
(○付き数字は七福神めぐり

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やげん堀不動尊、三光稲荷、玄冶店跡

 人形町は江戸初期には吉原(旧吉原)があり、その後中期から後期までは芝居小屋が集まる二丁町(堺町と葺屋町)があった江戸きっての歓楽街でした。明治以降は花街の芳町(人形町の一角の旧名)の名が知られるようになり、また移転してきた水天宮への参拝客で賑わって繁栄しました。そんな粋で艶っぽい歴史の名残りが今もそこはかとなく感じられる街です。

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東都名所二丁町芝居繁栄之図(広重)

 ところが、すぐ隣りの小伝馬町には江戸時代を通じて牢屋敷があったのだから、なんとも不思議な取り合わせです。牢獄は男女別、男はさらに身分によって分かれており、常時300~400人が収監されていました。牢屋敷では処刑も行なわれ、吉田松陰ほか幕末の志士も多数ここで絶命しています。

 刑場跡にある大安楽寺は明治になって、実業家の大倉喜八郎、安田善次郎らによって創建されました(寺名は大倉の大と安田の安から命名)。その頃、この土地は不浄の地と恐れられ嫌われていたためです。隣りの身延山別院も同じ年に創建されています。牢屋敷跡はこの2つのお寺と十思公園になっており、園内には吉田松陰終焉の地碑や石町時の鐘があります。この鐘は江戸時代、江戸市中に設置された9つの鐘のうち、最初に置かれたもので、当時は少し西の室町にありました。

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Img_1908(写真順に)
大安楽寺
延命地蔵(大安楽寺内)
身延山別院
吉田松陰終焉の地碑
時の鐘


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2010/04/19

ドラマ『新参者』

 待望のドラマ『新参者』が始まりました。原作者の東野圭吾さんのファンであり、原作『新参者』のファンであり、刑事の加賀恭一郎のファンであり、阿部寛さんのファンであり、人形町のファンであるため、期待と不安をめいっぱい膨らませ緊張しながら観ました。初回の印象はまずまず、かな。

 「阿部さんは加賀恭一郎のイメージじゃない」と配役発表時から思っていましたが、やっぱりかなり違いました。加賀はアクがなくてもっとソフトなイメージ。もちろん技量に不満はなく、阿部さんなりの加賀はできあがっていましたが……。どちらかと言えば、阿部寛はガリレオで、福山雅治が加賀ではない?

 加賀をとりまく刑事陣、被害者一家もなかなか面白いメンバーだし、それに絡む人形町の人々も役者揃い。昨日の初回では市原悦子と弥太郎さん香川照之の演技が光ってました(それにしても、香川さん忙しすぎ)。

 でも、殺人事件の犯人を追うサスペンスドラマを下町の人情話のエピソードでつなげていくという手法がまだうまくかみ合ってない印象も……。そこに『新参者』の魅力があるので、回を重ねて落ち着くことを期待しています。

Img_1928 人形町のロケがメインで、馴染みのある人形町の街並みがたっぷり映るのは嬉しいかぎり。ただひとつ疑問が――人形焼の亀井堂、重盛、板倉屋の名前はちゃんと出てきたのに、たい焼きは何故「柳屋」じゃないの? お店のほうの都合なら仕方ないけれど、タイアップのためなら許せぬぞ。

関連記事:
『新参者』(東野圭吾) (2009年10月5日)

新参者
新参者

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2010/04/18

『アリス・イン・ワンダーランド』

 さっそく観てきました。『アバター』に続く、3D体験第2弾。3Dの効果は『アバター』以上で、ワンダーランドをたっぷり体感できました。とにかく映像がリアルで美しい。映画はついにここまで来たのね、とオバサンは感心することしきり。こんな映像を見て育つ子供たちは、想像力を膨らませる余地がないんじゃないか、と心配になる程です。

 ストーリーはファンタジーらしくきれいにまとまっていますが、この映画はストーリーを楽しむより、『不思議な国のアリス』と『鏡の国のアリス』の世界を体感することに意味がありそうです。だから、両作品を知っていたほうがより楽しめます。残念ながら、私は随分昔に読んだので細部までは覚えていませんでしたが、お馴染みのキャラクターが出てくるだけでわくわくできました。

 話題のジョニー・デップ扮する帽子屋マッド・ハンターは圧倒的な存在感。濃いメークに奇妙な扮装の中から哀愁が漂い共感を誘います。アリス、赤の女王、白の女王の女性陣もそれぞれ個性的で好演しています。

 頭の中をからっぽにして、ファンタジーの世界にどっぷりひたりたい方におすすめです!

アリス イン ワンダーランド 公式ビジュアル・ガイド (INFOREST MOOK)
アリス イン ワンダーランド 公式ビジュアル・ガイド (INFOREST MOOK)

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2010/04/13

4月13日の桜

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 桜はもうすっかり散ってしまったものと思っていたら、意外にもまだかなり花が残っていたので、思わず携帯で撮りました。生まれたての若葉の緑が鮮やかで可愛い! なんかソメイヨシノじゃないみたいですね。東京に開花宣言が出てから3週間あまり、天候不順にもかかわらず健気に咲き続ける桜がいとおしい。

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(歯医者に行く道すがら、多摩川沿いの桜並木にて)

 そうだ、今日はヒデキのお誕生日。55歳おめでとうございます!

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2010/04/07

野川の夜桜 2010

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 今年も行ってまいりました。ああ、オフの面々にも見せたかった! 一人で見るのは申し訳ないような美しさでした。例年、同じような写真ですが、つい何枚も撮りたくなってしまいます。実際に見てうっとり、撮ってきた写真を見てまたうっとり。

 主催のアークシステムさん、警備の方々、ボランティアの方々、素晴しい夜桜をありがとうございました。

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*昼間の野川の桜はこちらこちら

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2010/04/04

第21回お江戸オフ《お花見 in 調布》

 昨日、お江戸オフでお花見をしてきました。桜の開花予想が発表されてから2ヵ月あまり、開花宣言から約2週間……寒暖の差が激しい天候や台風のような風にやきもきしながら過ごしてきましたが、絶妙のタイミングで満開の桜を愛でることができました。

 今回はお江戸より桜をメインに、地元調布の桜を紹介するオフ。桜の名所はたくさんあるのに、埼玉、千葉、神奈川からわざわざ来てもらうことにいつになく緊張して、みんなを迎えました。

京王線「柴崎」駅13時集合→(野川のお花見散歩)→深大寺「湧水」でお蕎麦→深大寺参拝→神代植物公園→(バス)→調布駅→(京王線)→新宿「咲くら」で宴会

 桜は満開だし、時おり日も差すまずまずの好天で、これ以上欲張ったらバチが当たりそうだけど、写真撮影にはもっと青空が欲しかった。桜の淡いピンクに菜の花の黄色、そこに青空があったら……。実は私、今日青空が広がったらまた行ってみようと思っていたのですが、今日は昨日以上に雲が厚いので断念しました。満開の週末が青空じゃなくて残念!

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Img_0865 野川の桜は毎年1日だけライトアップされますが(写真は昨年撮影)、その日程が今日発表されました。
  4月6日(火) 18~21時
たぶん行けるでしょう。

 深大寺では花祭りの行事が行なわれていて、仏像に甘茶をかける儀式を初めてやりました。その後、境内でふるまわれていた甘茶をいただきます。花祭り(灌仏会)はお釈迦様の誕生を祝う行事で本来は4月8日に行なわれるもの。

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 神代植物公園にはソメイヨシノをはじめ、枝垂れ桜やハナモモなどが咲き揃い、えも言われぬ美しさでした。一番下の写真は、神代植物公園の「神代曙」の原木。ソメイヨシノに似ているけれど別種でエドヒガンと他種との雑種だそうです。

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 桜を見た後は新宿の「咲くら」で宴会。桜に酔い、咲くらでほろ酔いの楽しい1日でした。参加の皆様、いろいろお世話になりました。野川の桜や神代植物公園の桜はみんなの心に残りましたか?

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2010/04/01

4月1日の桜

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 今日、都心の桜が満開になったと発表がありました。強い南風が昨日までの寒さを吹き飛ばして、一気に春全開。地元調布の野川も満開目前です。今週末は絶好のお花見日和になりそうですね。せっかく咲いた桜が風や雨で散りませんように。

 下の写真は高幡不動の五重塔。新年度の最初の日、干支本尊のお不動様をお参りしてきました。

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 このブログはおかげさまで今日から7年目に突入。読んでくださる皆様がいるから何とかここまで続けられました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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