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2011/05/09

近江紀行(その2)関ヶ原

 近江紀行ではありますが、まずは美濃の関ヶ原から――。米原でレンタカーを借り、カーナビの最初の目的地を関ヶ原町歴史民俗資料館に設定して、いざ関ヶ原! 

 関ヶ原に向かうにつれ雲行きが怪しくなり、資料館の近くで雷鳴の出迎えを受けました。ゴロゴロではなくバリバリという鋭い音がいかにも風雲急を告げるという感じで関ヶ原らしい。資料館で合戦当日の経過をざっと頭に入れ、詳しい資料をもらって外に出る頃には雷雲は去っていました。グッズ売り場でこんなクリアファイルを入手。

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 資料館のすぐ近くにある「徳川家康最後陣地床几場」。家康は桃配山から軍を進めて、最後はここで指揮にあたり、部下が取ってきた敵の首を確認したそうです。以下は車で回りました。

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 資料館から2キロ程東の「徳川家康最初陣」。桃配山の中腹にあり、関ヶ原中央部が見渡せます。右の写真の左手前にある石に家康が腰かけたと看板に書いてあったので、私も座ってみました。ちなみに、桃配山の名前は壬申の乱の際、大海人皇子がこの地で桃を食べたことに由来するとのこと。壬申の乱の舞台も関ヶ原だったんですね。

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 再び中央部に戻って北上、笹尾山の「石田三成陣」です。右の写真は左の陣から見た景色。中央やや左寄りの田んぼの中に見える陣旗が決戦地です。桃配山は左前方に少し見えています。各陣やその動きがよく見えたでしょうね。西軍優勢の頃は三成もここでにんまりしたはず。小早川さえ寝返らなければ……。

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 最後は「決戦地」。小早川の寝返り後、東軍諸隊が三成の首を狙って激戦を繰り広げた場所です。右の写真は決戦地付近から笹尾山方面を見たもの。左手前の山の中腹に三成陣の旗が見えます。三成は敗戦が確定した後、関ヶ原を脱出し、笹尾山の背後に見える伊吹山に敗走しました。

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 というわけで、我々も関ヶ原を後にして、伊吹山に沿って北国街道を進みました。簡単ながら、関ヶ原はこれでおしまい。この他にも各軍の陣跡があるので歩いて回ったら面白そうです。とくに松尾山の小早川陣には興味津々ですが、小一時間山登りをしなければならないのでパス。

 今まで何度となく新幹線で通り過ぎたけれど、この地に立つ日が来ようとは思っていませんでした。歴史の現場に立つ――何かが残っているわけではなくても、やはり感じるものがありました。

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コメント

「関が原の戦い」って、名前は覚えたけど、どんなんだったかなぁ~とすぐ忘れちゃう歴史音痴ですcoldsweats01
そういえば、割りと最近の大河ドラマの「天地人」ですよね。思い出しました。
秀吉の死後、家康派と石田光成派が険悪になって、ついに戦いが起こったけれど、光成が呆気なく負けてしまったあの戦いですね。

光成って、あまり好かれていなかったみたいだったけど、直江兼続とばかに仲良しでしたよね。

そういえば、小早川というへなちょこが寝返って、それで負けちゃったんでしたっけ?
光成、可哀想に・・・
あのドラマの中では、ちょっと不幸な人だったかな~あの人なりに一生懸命だったのに・・・

歴史の舞台は、ピカピカのお天気に回るより、このくらいの暗い空が何か哀愁を帯びて良い感じがするものですね。でも、さすが関が原、雷鳴とは大荒れ過ぎです。
何だか色々な人の人生がもの悲しいです。

投稿: Nawo | 2011/05/09 21:13

>Nawoさん

 こんにちは。ご丁寧なコメントありがとうございます。

 私だって本やドラマでわかったような気になっても、すぐに忘れていきます。最近はとくにそれがひどい。大河ドラマはこの時代と幕末が多いので、どのドラマの時に誰が演じたか、こんがらがっています。でも、「天地人」の三成=小栗旬はしっかり記憶。実は、三成の陣では小栗くんの姿を思い浮かべました(^^ゞ。家康は今の「江」の北大路欣也でね。

 今回の旅行は歴史の舞台になった場所が多かったので、いろいろ感じることがありました。歴史に名を残すような人物もあっけなく死んでしまうんだなぁ、とか。命ははかなくて、人生はつかの間なんですよね。

投稿: Tompei | 2011/05/10 10:56

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