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2012/02/21

旧白洲邸「武相荘」

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 先週末、町田にある旧白洲邸に行ってきました。たまたま今、白洲正子の『私の百人一首』を読んでいるので、暇な週末のお出かけに思いついた次第。

 武相荘は白洲次郎・正子ご夫妻が昭和18年から亡くなるまで(次郎さん1985年、正子さん98年ご逝去)住んでいた旧邸。武蔵と相模の境にあることと「無愛想」を掛けて命名されました。

 実は数年前、白洲次郎を主人公にしたお芝居が宝塚で上演されまして、以来気になっていたんですよ。これまた、きっかけはヅカ(笑)。宝塚の主役になるってことはそれだけカッコいいということですね。長身でハンサムな外見もさることながら、一本筋が通ったジェントルマンだったようです。第二次大戦後、吉田茂の要請でGHQとの交渉に尽力した話をメインにしたお芝居でした。

Img_1112 ご夫婦とも留学経験を持つモダンなお二人が古い農家を改築したこの邸に半世紀も住んでいたとは意外な気がしました。次郎さんがかつて乗った車と同型のクラシックカーが置いてありましたが、このアンバランスさが白洲ご夫妻の魅力ですね。母屋の内部は撮影禁止でしたが、お二人が愛用されたものが展示されていて興味深く見学しました。とくに、本の重みで歪んだままになっている書斎の本棚が印象的で、しばし見入ってしまいました。

 離れのギャラリーの展示品のうち、お二人が結婚前に交換した写真と、次郎さんの遺言状が忘れ難い。次郎さんの写真には端正な筆記体で「 Masa You are the fountain of my inspiration and the climax of my ideals. Jon 」と書いてありました。遺言状は和紙に墨書きで「葬式無用 戒名不用」とだけ記されていました。

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 武相荘を出て、正子さんも散歩をしたという薬師池公園に寄ってみました。薬師池を中心に、ハス田、椿園、梅林、菖蒲田、藤棚など、四季折々の花が楽しめる憩いの場のようです。が、梅林はまだつぼみさえ膨らんでいませんでした。薬師堂は明治の再建ですが、室町時代末から福王寺薬師堂としてあったそうです。

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コメント

白州邸、一度は行ってみたいと思っている場所の一つです。
お芝居は残念ながら知りませんが、NHKなどでよく紹介されていますよね。Tompeiさんが初めてとは思わなかったわ。
写真に添えられた言葉、おしゃれですね~~そんなこと書かれたら、もうどうしましょう~~
うちの旦那じゃありえへん、、、あはは。。。

薬師池公園もすてきなところのようね。
一度行ってみたいです。

今年の梅は、本当にどうしちゃったんでしょうね。
待ち遠しいと、咲いたときもっと嬉しいですけど。

投稿: hicha | 2012/02/21 17:27

数年前にNHKのドラマで伊勢谷友介が演じていましたね。
この時代に、こんな人がいたんだとしびれました。(笑)

梅は早咲きのはこのままでいくと遅咲きと一緒になってしまいそうですね。(笑)
もしかしたら桜も一緒だったりして。
そしたら大花見になって、お酒もうまそうです。(o^^o)(o^^o)
(*▼▼)ノ゙☆(*△☆)バキッ!! 

投稿: 陶片木 | 2012/02/21 19:14

町田も素通りしたことしかない土地です。
素敵なお住まいですね~

梅と桜が一緒に…って北海道?sweat01

投稿: ゆれい | 2012/02/21 19:35

ココもあの時の宿題(笑)のまま、公演期間中は忙しくてsweat01行きそびれたままでした。

昔は良かったとは言いたくないし、あの時もトップがどうのとイロイロ言われたけれど、でもちゃんとしてたよね。ここのところの宝塚、ホント先行き不安です。月もあんなだしdown

投稿: 桜桃 | 2012/02/21 20:20

hichaさん、陶片木さん、ゆれいさん、桜桃さん、コメントありがとうございます。
今日はひさびさに平年並みの気温まで上がったみたいね。梅はまだ咲かないのに、どうして例のブツは飛び始めるのかしら?bearing

>hichaさん

 小田急線の鶴川から15分位歩くようで、hichaさんのところからだとかなり遠いですね。我が家からも電車だと不便だけど、車だと30分程でした。

 写真のイケメンぶりと斜めに入れた美しい英文にときめいたわ~(^^)。だから、夫にわざわざ訳して聞かせたのに、「口にするのは恥ずかしいから書いたんだろ」なんて無粋なことを言うのよannoy

>陶片木さん

 伊勢谷くんがやったんですね。残念ながら、見逃してしまいました。ググったら、正子さんは中谷美紀で、2人ともイメージどおりです。またやらないかな。

 大お花見もいいけれど、1回になっちゃうのは淋しい気も……(^^;)。花粉がピークになる前に観梅したい!

>ゆれいさん

 町田って、神奈川に囲まれているけれど、東京なんですよね。私は宝塚の地方公演で行って以来かも(^^ゞ

 梅も桜もいつが見頃か、まったく予想ができませんね。オフの予定も決められないわ。

>桜桃さん

 思えば、白洲次郎さんに歌わせたり踊らせたりしちゃう宝塚ってすごいsweat01 遠いけれど、いつかぜひいらしてね!

 うんうん、ホントに先行き不安です。歌劇団の策って、ファンの気持ちを逆なでするものばかりよね。私も今年で一区切りつけそう……たぶん。

投稿: Tompei | 2012/02/21 21:00

Tompeiさん

こんばんは!
「武相荘」に行かれたのですね。
私も数年前の秋に訪れましたが、
屋敷の門の上に大きな「次郎柿」の木があったのが、印象的でした。
次郎さんが洒落で植えたのかなあと思いました^^
今、正子さんの「西行」を読んでいるので、
Tompeiさんの記事を見て、また「武相荘」の
正子さんの書斎を見たくなりました。

投稿: 雲母舟 | 2012/02/25 21:14


お世話になっております。
テレビ番組の制作をしている者です。

板橋区の歴史を取り扱っておりまして、
遍照寺の写真を探しています。
下記URLのお写真、番組で是非使用させていただければと思い、メール致しました。
http://tompei.way-nifty.com/diary/2011/06/index.html

すみませんが、よろしくお願いいたします。

投稿: 桑原 | 2012/02/25 22:41

>雲母舟さん

 こんばんは。

 雲母舟さんもいらしたことがあるんですね。次郎柿とは面白い! 残念ながら今は葉が落ちていて気がつきませんでしたが……。そうそう、臼を利用した郵便受けもユニークでした。

 『西行』は大河ドラマにも出ていますね。そのうち読んでみます。書斎の蔵書を隅から隅までチェックしたかったです。ご夫妻がどんな本を読んでいたか、とっても気になりました。

投稿: Tompei | 2012/02/25 23:21

>桑原さん

 はじめまして。ご訪問ありがとうございます。

 こちらのページの写真ですね。あまりよく映っていませんが、使っていただけるなら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
http://tompei.way-nifty.com/diary/2011/06/post-6f48.html

投稿: Tompei | 2012/02/25 23:23

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