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2012/05/20

長州紀行(その7)萩城城下町

 だらだら続くこの旅行記、その7にしてまだ2日目です。わずか2泊3日の旅行なのに、準備と記録にその10倍以上の時間を費やす――そこが旅行の醍醐味と思いつつ、ちょっと面倒になってきました。さっさとまいります。

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 萩城の外堀から広がる城下町は昔のままの町筋が残り、武家屋敷や商家が立ち並んでいます。白壁、土塀、黒板塀、なまこ壁などが手入れをしながら大切に保存されていて、タイムスリップした気分で散策しました。そこここで夏みかんがたわわに実っていて、萩ならではの景観を楽しめました。

  左下の写真は、敵の侵入を防ぐために見通しを悪くした路地「堀内鍵曲(かいまがり)」。

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 この城下町の一画に高杉晋作と桂小五郎(私にとっては、木戸孝允よりこっちのほうが馴染みがある)の旧宅があります。双方は路地2つを隔てるだけで徒歩3分の距離。小五郎は1833年生まれ、晋作は1839年生まれで2人とも20歳近くまでここで暮らし、明倫館や内藤道場に通ったわけですから、互いに知っていたことは間違いありません。この辺りは中流の武家屋敷が並ぶ地域で、高杉家は家禄200石で当時は500坪の敷地があり、小五郎の実家は藩医で、養子先の桂家は150石。2人ともいいとこの坊っちゃんと言えそうです。町から離れた山のほうで生まれ育った吉田松陰や伊藤博文とは大違い。

<高杉晋作旧宅>
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<木戸孝允(桂小五郎)旧宅>
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 このほか、重要文化財の菊屋家をはじめ、青木周弼(幕末の蘭医学者)や田中義一(大正の陸軍大将、総理大臣)の旧宅も近くにあり、ゆっくり見学していたらこのあたりだけで1日かかりそうでしたが、残念ながら通り過ぎるだけで終わりました。

 見学は端折っても、食べるものにはこだわります。昼食はあらかじめ調べておいた「畔亭」でお庭を見ながら小萩弁当をいただきました。

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 おみやげにもこだわります。「光圀本店」の夏蜜柑丸漬が美味しいという情報を得て、朝一で出向きました。ここでしか買えないそうなんです。丸漬のほか、マーマレード缶と皮の砂糖漬けも購入。確かに美味しいけれど、ほかのお店との違いはわかりません。

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 ちょうど萩焼まつりの開催中でそちらも気になりましたが、訪ねる時間がなかったことが惜しまれます。散策の途中、萩焼の窯元で両親へのおみやげを買いました。

 ふぅ、やっと萩まで終わった! あと3~4回は続きますので、悪しからず。


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コメント

おお~夏みかん、またマーマレードが作りたい。
夏みかんの丸漬けも食べてみたいなぁ~
昔々修学旅行のお供で行ったことがあります。
山田彰義は学祖だったんだわ。
歴史に疎い私は、ただ付いて歩いただけだったのが惜しまれます。
今だったら、萩焼工房やお店を見て歩くだけで一日かかりそう。
また行きたいけれど、萩って遠いよね~~

投稿: hicha | 2012/05/20 17:56

山口は一度行った事があります。夏みかんは秋に色づいても収穫は翌年と聞いて驚いた記憶があります。
長州とくれば次に機会があれば今度は薩摩ですか?

投稿: | 2012/05/20 22:20

>準備と記録にその10倍以上の時間を費やす――そこが旅行の醍醐味と思いつつ、
そこがTompeiさんのTompeiさんたるゆえん。
こちらまで行った気分ですので、面倒といわずよろしくお願いします^^

この時代は複雑だけどあちらでいろいろ角度を変えて観てるのでなじみの名前がでてますます楽しい^^;

投稿: 桜桃 | 2012/05/20 22:30

hichaさん、惑さん、桜桃さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

>hichaさん

 ほぉ、山田顕義、松陰の松下村塾で学んでいますね。東光寺の近くに顕義園というのがあるとは知らなかった。修学旅行でいらしたかしら? 

 夏みかんの丸漬って中は羊羹なんだけど、見たところ穴もなくて不思議。マーマレードはちょっと甘すぎ。hichaさんお手製のほうが美味しいと思います!

 萩焼は日用品から芸術品までいろいろあって、hichaさんや陶片木さんなら存分に楽しめそう。でも、萩は本当に不便despair

>惑さん

 夏みかんは冬を越して翌年の春に収穫するんですね! 知らなかった~! だから、萩では半年位は夏みかんのある景観が見られるわけか……なるほど。前年の実がついた木に花が咲くようで、実と花が一緒に写った画像がたくさんありました。勉強になりました。ありがとうございます。

 薩摩は修学旅行で行きましたが、また行きたいです。龍馬の土佐もいいな。

>桜桃さん

 2泊3日の旅をこんなに長く楽しめるのだから、安上がりとも言えますcoldsweats01 旅行記を書くのは楽しみでもありちょっと面倒でもあるけれど、後々のことを思うと書いておきたいですよね、自分のために。それを読んでくださる方がいるんだから、ありがたいことです。

 あちらでもテレビでもいろいろ見ているので、いろいろな人の顔が浮かんできます。でも、高杉晋作は強烈に伊勢谷くんの顔です。

投稿: Tompei | 2012/05/21 10:04

萩も行ったんですけど、何だかあまり覚えていなくて・・・coldsweats01前の記事に載っていた石灯籠がたくさん並んでいる場所は印象的でよく覚えているんですよね。

それから、雪舟がどうのこうのっていう庭がありませんでしたか?覚えているのはそれだけなんですhappy02京都とごっちゃになっちゃってるかな~?

それより素敵な和食のお店と美味しそうなお弁当と夏蜜柑の丸漬けに目が釘付けですlovely
やっぱり私は、食い気のようですcoldsweats01

投稿: Nawo | 2012/05/21 22:10

>Nawoさん

 おはようございます。コメントありがとうございます。

 雪舟? 山口市にある常栄寺の雪舟庭園のことかしら? 残念ながら、ここも時間切れで行かれませんでした。3日目は早朝から下関に向かったので、山口は宿泊と瑠璃光寺だけで終わってしまいました。3泊ぐらいするべきでしたね。

 旅行に出かけたら、その土地の美味しいものは逃したくないですよね。丸漬は萩を思い出すと食べたくなるような甘酸っぱい味でした。

投稿: Tompei | 2012/05/22 07:16

食べ物とお土産をちゃんと下調べしてあるところがさすが、Tompeiさんらしい!

城下町、いいですよね~。
私もここに高杉晋作が・・・とか桂小五郎が・・・と思って色々妄想したっけ^^

投稿: ぶんぶん | 2012/05/22 10:19

>ぶんぶんさん

 もう行かれないかもしれない場所なので、見学コースや食事処、おみやげなどのチェックはたいへんでしたよ(^^;)。でも、念入りに調べたつもりでも、絶対「洩れ」があるのよね。行く前はイマイチ興味が薄いみたい。

 歴史探訪(そんなだいそれたものじゃないけど)は妄想する楽しみがありますね。

投稿: Tompei | 2012/05/22 12:24

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