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2012/07/17

博多祇園山笠追い山

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 3年ぶりに博多に行ってきました。今回の目的は博多座ではなく(笑)、山笠の追い山。縁あって桟敷席を取っていただき、山笠のクライマックス、櫛田入りを目の前で見ることができました。初めての山笠見物が桟敷席――なんという幸運、なんという贅沢! 3年前の記事に山笠のことを下記のように説明しましたが、「追い山笠」を見られる日が来ようとは思いませんでした。

山笠とは山車のことで、飾っておく「飾り山」(例外の「走る飾り山」あり)と、担いで駆け回る「舁(か)き山」の二種類あります。お祭りの最終日7/15に行なわれる行事「追い山笠」では、1番山笠から順にスタートしてタイムを競い合います。今なお女人禁制の勇壮な行事。

Img_2069 少し説明を加えると、飾り山(笠)は14基あり、7月1日から博多各所で公開されます(右の写真は中洲流の飾り山)。櫛田神社に向いた面が「表」、裏側が「見送り」、それぞれ別の題材の人形で飾り付けられます。このうち、上川端通の飾り山だけが「走る飾り山」として追い山のトリを務めます。舁き山(笠)は7基あり、地区により千代流(ながれ)、恵比寿流、土居流、大黒流、東流、中洲流、西流と分かれています。「流」は伝統的な呼称。(詳細は山笠公式サイトへ)

 一番山笠のスタートは午前4時59分。一番山笠だけ神社境内で祝い歌「博多祝いめでた」を歌うので、1分余裕をみてこの時間に設定されているとか。桟敷席はブロック指定の自由席なので、2時の開場前から並ぶ人も多いらしい。が、軟弱な私は2時半起きで3時過ぎに席に着きました。いきなりお祭りの只中に入り込み、ぼーっとした頭が一気に覚醒。時間を追うごとに各流そろいの法被に締め込み姿の舁き手が集まってきて、興奮と緊張が高まります。

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 山笠の歴史などを説明する場内アナウンスの合間に、「一番山笠櫛田入り1時間前」「30分前」「10分前」「5分前」と時間が刻まれ、いやがうえにも盛り上がります。各山笠の櫛田入り前には、「先走り」という子供たちの一団が走ります。親に抱かれた乳幼児もいっちょまえに法被に締め込み姿。中には女の子も交じっています。女人禁制ですが、低学年までは参加が許されているようです。

 1分前、30秒前、10秒前、5秒前――そして、大太鼓の合図とともに一番山笠・千代流が櫛田入り! それが最初の写真です。太鼓の音と舁き手の掛け声と観客の拍手で祭りは最高潮。清道旗を回ったところで山笠を一旦止めて、「祝いめでた」の斉唱。ぞくぞくするような瞬間でした。各山笠の櫛田入りタイムがその都度発表され、櫛田入りを終えた山笠は博多の街を5キロ程走り、そのタイムも競い合います。今年の櫛田入り1位は30秒94の東流。2位以下を5秒も差をつけて圧勝でした。とはいっても、優勝旗や賞状があるわけではなく、意地と名誉を賭けた男の戦いなのです。

 写真は左上から順番に
・二番山笠・恵比寿流
・六番山笠・中洲流 山笠の後ろを追う舁き手
・七番山笠・西流 先走り
・七番山笠・西流

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 そして、ラスト八番山笠「走る飾り山」が白いスモークを吹き出しながら登場。でかい! 「おおーっ!」と歓声が湧き、拍手が一段と高く響きます。この飾り山笠、上部が伸縮式になっていて、川端アーケード街で見た時は上部が収納されている状態でした。見送り(裏)と収納時の写真も併せてご覧ください。ちなみに、この山笠は櫛田入りするだけで、街中は走りません。舁き山の5キロコースではなく短縮したコースを2キロ程走ります(「棒捌き」さんより訂正のコメントをいただきました。ありがとうございます)。

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 八番山笠が櫛田神社を後にすると追い山は終了。櫛田神社の見物客は街に散ってゆき、周辺はごった返していました。まだ6時前なのに近隣の飲食店はすでに、というか一晩中営業していたようです。この朝の行事が終わると、飾り山も舁き山もさっさと解体されます。このあたりも男らしくて潔い。博多山笠は男の祭り。お尻を出した締め込み姿がみんな誇らしげでした。でっぷりしたお尻も、しなびたお尻も、まだ青いお尻も。

 福岡県も含めて九州北部は豪雨による被害でたいへんでしたが、博多の街は山笠で沸き返っていて何だか安心しました。これ以上、大雨に見舞われることなく、早く梅雨明けしますように。

追記(2012年8月10日):

 東流のボラーチョさんからコメントをいただいたので、東流の写真を追加しておきます。

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2012/07/11

大空祐飛ラストデー 2012.07.01

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        笑って泣いて 愛して生きた日々
      悔いはない いつまでも忘れはしないさ


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 あの日から早10日。今更ではありますが、何も触れないのも淋しい気がするので、中継ライブのパンフレットの写真を貼っておきます。本当はいけないんだけどね。


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