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2014/07/28

第48回お江戸オフ≪渋谷≫その2

こちらの続き)

④氷川神社

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 かつての下渋谷一帯の鎮守社。江戸時代、祭礼の日に行なわれていた「金王相撲」の相撲場が境内の低地に残っています。金王八幡ではなく、ここで金王相撲とはこれ如何に?

⑤渋谷区郷土博物館

Img_4907 もとは故白根氏から寄贈された邸宅を利用した施設でしたが、平成17年に全面改築。驚いたのは、千代田線工事の際、原宿あたりの地下からナウマン象の化石が発掘された話。そのほか、渋谷周辺の台地からは古墳や住居の遺跡が多数発掘されているようです。思ったより展示が充実していて楽しめました。

⑥常盤松の碑

Img_4906 大正までこの地にあった皇室の御料乳牛場の構内に、樹齢400年の松の名木があり「常盤松」と呼ばれていました(第二次大戦で焼失)。幕末には薩摩藩島津家の屋敷があり、この碑は島津家によって建てられました。篤姫が江戸城お興し入れの前にしばらく滞在していたのはこのお屋敷です。

⑦金王八幡宮

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 平安末期、渋谷城(左下の写真はその砦の石)を築いた渋谷氏の祖、河崎基家が創建したと伝えられています。江戸時代には徳川家の信仰を得て、現代の社殿は3代将軍家光の乳母春日局が造営にかかわったとされ、江戸中期の建築と言われる神門と共に江戸時代の建物が現存しています。

 基家の子、渋谷重家が当社に祈願して、嫡男・常光が金剛夜叉明王の化身として生まれたことにより金王丸と称したことから、金王八幡と呼ばれるようになりました。それまでは渋谷八幡。右下の写真は金王丸影堂。

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  この神社に奉納されている算額を見るのを楽しみにしてましたが、宝物殿がタッチの差で閉館していて見られませんでした。算額とは江戸時代に額や絵馬に数学の問題を記して神社仏閣に奉納したもの。映画化された『天地明察』にこの神社の算額が出てきて、岡田くん(安井算哲)が問題を解いたんですよ。一重と八重の桜が一枝に混じって咲くという金王桜が咲く季節にでも再訪したい!

⑧東福寺

Img_4917 渋谷山東福寺。神仏習合時代は金王八幡の別当寺でした。






⑨豊栄(とよさか)稲荷

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 金王八幡のすぐ横にあるので、金王八幡に縁のあるお稲荷さんかと思いきや、渋谷駅の近くにあったお稲荷さん2社を合祀して移転したそうな。境内に庚申塔が10基程立っていました。

⑩宮益御嶽神社

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 宮益坂の繁華街のビルの狭間にあるこの神社、以前からずっと気になっていましたが、初めて鳥居をくぐり石段を上がりました。江戸寛永年間の再建で、明治時代には明治天皇の駒場野行幸の際に休息所となったそうです。年に1度の祭礼のほか、11月には酉の市が行なわれます。


 2時間半程のコンパクトなコースでしたが、記事にまとめるとそれなりにお江戸散策らしく見えますね。この季節にしては暑さ控えめの1日でしたが、3~4キロは歩いたおかげでビールを美味しく飲めました。キリンシティの泡泡ビールは最高!

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2014/07/23

第48回お江戸オフ≪渋谷≫その1

 2か月半ぶりの更新です。この間、実母と義母が相次いで入院してばたばたしていましたが、少しずつ落ち着き、お江戸オフに参加できるまでになりました。お江戸オフ史上46回皆勤だったのに、前回は散策を欠席して残念無念。この日はひさしぶりにお仲間と歩けて嬉しい1日でした。

7月19日
JR恵比寿駅西口改札 15時集合→①庚申橋→②室泉寺→③温故学会→④氷川神社→⑤渋谷区郷土博物館→⑥常盤松の碑→⑦金王八幡宮→⑧東福寺→⑨豊栄稲荷→⑩宮益御嶽神社→宴会「キリンシティ 渋谷道玄坂店」18時~

 夏恒例のビールオフ。初心に返って(?)キリンシティで飲むことにして、恵比寿から渋谷まで歩くコースを考えました。ゲリラ豪雨がこうも多発すると、ビアガーデンは敬遠してしまいます。この日も雷雨の予報が出ていたものの、何とか降られずに歩くことができて何より。宴会中に本格的に降り始めました。

 
Shibuya2

 渋谷が文字通り「谷」であることがわかるように、地形図を貼ってみました。渋谷駅から南東に流れるのが渋谷川。駅周辺を暗渠にして、東横線ホームや東急東横店ができたのは昭和初期のことです。それから80年後の現在、渋谷は再開発中で大きく変貌を遂げつつあります。

①庚申橋

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 渋谷川に架かる庚申橋。橋のたもとに、寛政11年建立の橋供養碑があります。当時、庚申橋は重要な交通路だったらしい。

②室泉寺

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 高野山真言宗の寺院。もとは芝金杉にあった浄土真宗の寺を元禄年間に真言宗に改めて当地に移設しました。

③温故学会

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 温故学会は塙保己一の偉業顕彰の目的で明治43年(1910)に設立されました。保己一が編纂した『群書類従』(重要文化財)を保存する目的で昭和2年に建てられた当ビルは登録有形文化財に指定されています。塙保己一史料館は平日のみの公開なので、内部には入れませんでした。

 「塙保己一って、どこかで訪ねたような……」と現地で話しましたが、思い出せず。帰宅後調べたら、四谷の愛染院でお墓をお参りしていました。あ、よく読んだら、お墓は見つからなかったと書いてある(笑)。


 ひさしぶりにブログ記事を書いたら、やたらに時間がかかってくたびれたので、後半は次の記事にします。


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