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2015/01/30

「東京駅100年の記憶」

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 東京ステーションギャラリーで開催中の「東京駅100年の記憶」を見てきました。最近までこのギャラリーの存在さえ知らなかったけれど、東京駅復元前の1988年からあったらしい。北のドーム部分(向かって左側)を利用し、赤煉瓦の壁をいかしたギャラリーで、ギャラリーそのものを見学するだけでも価値があります。

 左下の写真は館内の階段。まわりの煉瓦は創建当時のもので、合間の木材の多くが黒焦げになっています。空襲で焼けた名残りでしょうか?

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 東京駅は大正3年(1914)12月20日、新橋と上野を繋ぐ路線の中央停車場として開業しました。辰野金吾の設計によるルネッサンス風赤煉瓦造りの駅舎が6年半もの歳月をかけて建設されました。

 関東大震災ではびくともしなかった駅舎は、昭和20年5月の東京大空襲で屋根と内装のほとんどを焼失してしまいます。その応急修理として、ドームを角屋根にし、全体を2階建てにした、いわば仮駅舎が60年あまりも持ちこたえました。建て替え計画が何度も浮上しましたが、赤煉瓦駅舎保存の市民運動にも支えられ、開業当時の形態に復原して保存されることになったわけです。

 こうした歴史が写真や模型、図面、映像によってわかりやすく説明されていました。

 
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 丸の内のジオラマ。左から、1914年開業時、1964年(東京オリンピック開催年)旧駅舎、2014年復原時。東京駅がまるで、絵本の「ちいさいおうち」のようですね。東京駅を題材にした絵や写真、東京駅が登場する小説の抜粋もなかなか楽しめました。私がまず思い出すのは、松本清張の『点と線』。もちろん、展示されていましたよ。

 ついでに、昨年末の100周年記念特別ライトアップの写真を貼っておきます。東京の歴史を背負ったこの美しい建物が解体されなくて、本当によかった!

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 ところで、今日から「100周年記念Suica」購入の受付が始まりますよ。ご希望の方は申込みをお忘れなく! 公式サイト

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2015/01/19

第50回お江戸オフ≪増上寺&東京タワー≫

 昨年末、雨で流れた第50回お江戸オフを1月17日に行ないました。無事、東京タワー登頂を果たし、もんじゃで祝杯をあげました。

 2006年9月9日の第1回から約8年半、よくぞ続いています。なんとなく始まって、なんとなく回を重ねているのが継続の秘訣か? いや、桜桃さんの強力なリーダーシップと、ぶんぶんさんのきめ細やかな心配りがなければ、ここまで続かなかったでしょう。そして、メンバーの方々の協力があったからこそ、とあらためて感謝しています。皆様、どうもありがとう! これからもよろしくお願いします。

大江戸線・浅草線「大門」駅14:30集合→増上寺→東京タワー(階段で登頂)→宴会:「近どう新橋店」18時~

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 この日は奇しくも阪神大震災から丸20年目の記念日。2011年の東日本大震災から間もない時期にお江戸オフでここ増上寺を詣でたことを思い出し、見えない繋がりを感じました。あの日のざわざわと落ち着かない気持ちがよみがえる中、心をこめて手を合わせました。

Img_5337_2 みんなは徳川家墓所を参拝しましたが、私は2度参っているので今回はパス。増上寺や墓所のウンチクは下記の記事へ。

第16回お江戸オフ(2009/07/29)

増上寺 黒本尊御開帳(2010/01/18)

さくら散歩2013(2013/03/29)




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 いざ、東京タワーへ! 約600段、高さ150mの大展望台を目指します。あら、肝心の階段の写真がこれしかありません。何を隠そう、脚力と心肺能力がしょぼいのでまったく余裕がなかったのです。後半はがくがくぜーぜーはーはー。北向きの踊り場からは強風が突きつけて体力を奪います(大げさ)。500段の表示を見たら、少しほっとしてカメラを向けることができました。

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Img そして、ついにいただきました、左の認定証。ゴールの近くでスタッフの方から手渡されます。ありがたや、ありがたや。大半のメンバーにとっては何てことのない階段のようでしたが、私にはきつかった……体力ないし、運動不足だし。もっと鍛えなくちゃ!

 展望台で撮っていただいた集合写真を記念に貼っておきます。小さいままで拡大しません。

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 カフェでお茶をしながら、日没を待ちました。この日は午後から雲が広がりましたが、夕方にはまた雲が切れて、日が沈む頃には富士山のシルエットが浮かび上がりました。拡大すると夕日の右にうっすら富士山が見えます。右手の高層ビルは六本木ヒルズ。刻々と変わってゆく空の色、ぽつぽつと広がってゆく街の灯、いつまでも見ていたい気持ちを振りきって展望台を後にしました。

Img_5384_2 タワーから下りた一行は内幸町近くの近どうまで1.5キロ程歩きました。もんじゃとビールというニンジンがぶら下がっていれば、歩けますとも。今シーズン初めてのもんじゃはもちろん美味しかった。もちチーズ明太もんじゃ、アラビアータもんじゃ、ねぎもんじゃ、カレーベビースターもんじゃ、塩焼きそば、あんこと杏巻き。まだ2日しか経ってないのに、また食べたくなりました。

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2015/01/07

新宿山ノ手七福神めぐり

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 2015年が始まりました。我が家は喪中ですが、年賀状が届かないこと以外は例年とあまり変わらないお正月でした。忌中明けなら初詣も差し支えないようなので、恒例の七福神めぐりにも出かけました。七福神のご朱印をいただかないと新年を迎えた気がしません。

 今年は4日に新宿山ノ手七福神を巡ってきました。こちらの七福神はかなり広範囲にあるうえ、配置的にも少々巡りにくいのが難点。途中で大江戸線を利用してショートカットしました。年間を通じて七福神のご朱印をいただけるせいか、巡拝客はさほど多くなく、筆書きの個性的なご朱印をあまり待たずにいただけました。目の前で書いていただけるとありがたみが違います。

 今年は穏やかな1年でありますように。皆様にとっても、よい1年でありますように。

丸ノ内線「新宿御苑前」駅→①太宗寺(布袋尊)→成覚寺→正受院→西向天神社→②法善寺(寿老人)③抜弁天厳島神社(弁財天)④永福寺(福禄寿)⑤稲荷鬼王神社(恵比寿)→大江戸線「東新宿」⇒「牛込柳町」→⑥経王寺(大黒天)→試衛館跡→⑦善国寺(毘沙門天)→JR「飯田橋」駅

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①太宗寺(布袋尊)

Img_5301Img_5299 内藤新宿の名前に残る内藤家の菩提寺。江戸六地蔵の一つが置かれています。14回お江戸オフで訪問。

<成覚寺>

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 新宿の遊女が葬られた「投げ込み寺」。遊女の霊を供養した「子供合埋碑」(写真中央)があります(宿主は遊女を子供と呼んでいた)。右の写真は、旭地蔵と恋川春町のお墓。旭地蔵は、遊女と客の心中者を供養したお地蔵様。

<正受院>

Img_5308Img_5306 成覚寺に隣接したお寺。奪衣婆像があります。奪衣婆は三途の川を渡る亡者の衣服を剥ぎ取る老婆。

<西向天神社>

Img_5311Img_5309 高台にある大久保の鎮守。社殿が大宰府の方に向かって西向きに建っているため、こう呼ばれるようになりました。富士塚があります。

②法善寺(寿老人)

Img_5313 日蓮宗において法華経を守護する女神・七面明神像が祀られています。



③抜弁天 厳島神社(弁財天)

Img_5317Img_5315 源義家が奥州征伐に向かう際、宿営して、遥か遠い厳島神社に向かって戦勝を祈願した場所といわれ、帰途にそのお礼として厳島神社を勧請したと伝えられています。

④永福寺(福禄寿)

Img_5318Img_5319_2江戸初期創建の曹洞宗寺院。



⑤稲荷鬼王神社(恵比寿)

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 江戸・天保年間に、大久保村の氏神の稲荷神と熊野から勧請した鬼王権現を合祀して、稲荷鬼王神社となりました。ここにも富士塚があります。

⑥経王寺(大黒天)

Img_5327Img_5328 こちらの大黒天は、江戸時代、「火伏せの大黒天」として信仰を集めました。

<試衛館跡>

Img_5329Img_5330 後の新選組局長・近藤勇が道場主を務めた天然理心流の道場「試衛館」があった場所。試衛館は市谷甲良屋敷(甲良氏が幕府から拝領した土地を町人に貸していた商店街)にあったと言われています。

 事前にネットで調べたら、「柳町病院の裏」ということだったので、病院横の道を入ってぐるっと回ってみましたが発見できず。再び同じ道を歩き、病院裏の路地を恐る恐る入ったところにこの標識がありました。近くに今にも壊れそうなお稲荷さんがありました。

 前々から行ってみたかった場所です。土方歳三が沖田総司が山南敬助が永倉が藤堂が…(以下略)通い、新選組が生まれるきっかけとなった場所です。なのに、この扱い。それでも、現場に立った感慨はありました。

⑦善国寺(毘沙門天)

Img_5332 江戸時代から「神楽坂の毘沙門天」として信仰されてきました。毘沙門天信仰から狛犬ではなく石虎が置かれています。29回お江戸オフで訪問。

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