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2015/06/03

島津山から池田山へ(その1)清泉女子大

 清泉女子大学が本館として使っている旧島津侯爵邸を一般公開していることを知って、見学ツアーに申し込んでみました。5月29日、送っていただいた見学許可証を持参して、いざ訪問! 見学後、近くを散策しました。

五反田駅→ランチ「トラットリア・アリエッタ」→清泉女子大→宝塔寺・雉子神社→ねむの木の庭(美智子皇后の実家跡)→池田山公園→白金台駅

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 清泉女子大の敷地は江戸時代、仙台伊達藩の下屋敷として130年間使われた場所で、その後、明治6年(1873)から旧薩摩藩の島津公爵家の所有となりました。この建物は、ジョサイア・コンドルの設計によって、大正6年(1917)に落成したルネッサンス様式の洋館です。

 第二次大戦前に日本銀行に売却するまで島津家が使用し、戦後はGHQの管理下に入り、昭和29年まで駐留軍将校の宿舎として使われました。その後、清泉女子大が日銀から土地と建物を購入し、昭和37年に大学を移転し、現在に至っています。

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 学生ガイドが4~5人に1人ずつついて、詳しく説明しながら、建物内を案内してくれます。私たちの担当はこの日デビューの学生さんで、緊張しながら初々しく説明してくれました。学長室、会議室、教室などに使用する一方で、時間と手間をかけて一般公開していることに頭が下がります。建物の美しさもさることながら、大学のそんな姿勢に感銘を受けました。

 写真撮影は不可でしたが、かつてのバンケットホールは聖堂として使われ、卒業生の結婚式などに利用されているそうです。そうそう、現在放送中のテレビドラマ『天皇の料理番』のロケがあったそうですよ。どんなふうに使われているか、放映が楽しみです。

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 ロビーのお花は結婚式の名残り。ステンドグラスには丸に十の字の島津家の紋が入っています。

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 見学後、学生用のカフェで一服させていただきました。現役女子大生に混じる4人の旧女子大生の姿をご想像下さい。

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 庭園のフウの木は樹齢約200年で、仙台藩の藩邸時代には「高尾もみじ」と呼ばれていた、と説明板に記されていました。仙台藩、島津家、日銀、GHQ、清泉女子大と所有者の変遷をずっと見守ってきたんですね。

Gotanda

 上の地形図を見るとわかるように、清泉女子大(島津邸)は高台にあり、この辺りは通称「島津山」と呼ばれています。島津山は広い敷地の豪奢なお屋敷が並ぶ高級住宅街で、お山の下とは雰囲気を異にしています。

 島津山を下りた一行は次のお山「池田山」を目指しました。

(続く)


*その他のコンドル設計の建物

  旧岩崎邸
  旧古河邸
  ニコライ堂
  三菱一号館(復元)


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コメント

先日はお世話になりました。
学校周辺結構な坂でしたよね。この地図わかりやすいです。どこのサイトですか?

来週は大学室内が放送されますね。見なきゃ!

投稿: ゆれい | 2015/06/03 14:09

>ゆれいさん

 こちらこそありがとうございました。

 この地形図はGoogle Earthの東京地形地図です。Google Earthはとってもすぐれものなんだけど、機能を使いこなせません。

 来週放送ですね。私も見ます!

投稿: Tompei | 2015/06/03 16:17

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今日はTomeiさんと桜桃さんとゆれいさんと五反田にある清泉女子大学へ行ってきました。 清泉女子大学は旧島津公爵邸で、東京都指定有形文化財になっています。 その見学ツアーを個人向けに一日2回受け付けて... [続きを読む]

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