第2回 東海道踏破オフ≪品川~蒲田≫
広重「東海道五拾三次之内 品川(日之出)」
2016年9月3日。9月になれば少しは暑さが落ち着くかと思いきや、まだまだ暑い。雨の心配をしていたのに日差しが強くて、晴雨兼用傘を日傘にして歩き始めました。
15:00JR品川駅集合→品川宿→(休憩:大森海岸「UCCカフェ」)→京急蒲田→18:00宴会「キリンシティ」
品川駅から第一京浜を南下してまもなく、八ツ山橋の交差点から左の脇道に入ると、旧東海道品川宿の道筋が始まります。上の浮世絵の右側の崖が八ツ山。江戸時代の東海道は海沿いの道だったことがよくわかります。
品川宿については、お江戸オフで歩いた時に詳しく書いているので、その記事をリンクしておきます。この時は大森駅から歩いたので、今回とは逆に鈴が森方面からの記録になっています。また、今年のお正月の東海七福神めぐりでもこの界隈を歩いているので、そちらもあわせて記しておきます。
品川宿
鈴が森~鮫洲
龍馬と品川
南品川
北品川
東海七福神めぐり
というわけで、品川宿についてはもう書き尽くしたという思いなので、今回はお気軽に歩いただけ。写真もあまり撮っていません。要は手抜きです。でも、歩いた道の写真はもっと残しておきたいと今になって思っています。
本陣跡、品川寺、鈴が森刑場跡
旧東海道の道筋は鈴が森の先で第一京浜に合流し、後は蒲田までひたすら第一京浜を進みます。と思いこんで歩きましたが、なんてこった、途中の一部は脇道に入らなければいけなかったのです。2回目にしてもう道を間違えました。第一京浜の写真が1枚もないし、また大森に行ってこようか。教訓:道の確認は念には念を入れよ。
磐井神社、大森神社、貴菅神社
貴菅神社は5年前の第一京浜拡幅の際、現在地に移動したとのこと。大正時代に第一京浜が造られた時に旧地から移転して以来2度目。現在、この神社の先から蒲田まで第一京浜の拡幅工事が行なわれています。
蒲田梅屋敷公園。江戸時代、和中散(道中の常備薬)を売っていた山本家が屋敷内に梅の木などを植えて茶屋を開いたことが起源。梅の名所として賑わい、将軍やシーボルトも立ち寄りました。後に明治天皇が9回行幸しています。日本橋から三里十八丁と書いた道標が復元されていました。1里=36町=約3.9キロなので、約13.7キロ。
梅屋敷から500m程先の京急蒲田駅が今回のゴール。ということは、のべ14.2キロ程度ですね。15キロは歩いたと思っていたのに。東海道の2.9%完了。私たちの行く道ははてしなく遠い。
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コメント
先日は暑い中お世話になりました。
少しずつ秋らしくなり、このくらいになれば距離をもう少し稼げそうですね。でも、逆に日が短くなるから焦りそう^^;
昔の人は女性でも一日平均6里は歩いたとか・・・
私たち、2回に分けても達していない
でも、一日かけて歩いているわけではないですものね。
私たちのペースでいきましょう。
投稿: ぶんぶん | 2016/09/16 09:47
>ぶんぶんさん
コメントありがとうございます。お返事が遅くなりました。
6里って20キロ以上ね いきなり、それは自信がないけれど、次回は10キロ設定にして、徐々に距離を伸ばしてみましょうか(^^)。次はいよいよ多摩川を渡って神奈川県、ぶんぶんさんのお家に近づきますね。
投稿: Tompei | 2016/09/19 09:25