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2017/04/20

第5回 東海道踏破オフ≪戸塚~藤沢≫ その1

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   広重「東海道五拾三次之内 戸塚(元町別道)」

 先週末、箱根越えをしてきました。その前にこの第5回の記事を仕上げたかったのに、まだ後編の途中を執筆中。とりあえず前編をアップして弾みをつけます。

 2017年1月21日。
JR戸塚駅 13:30集合→お茶:原宿「マクドナルド」→宴会:藤沢さいか屋「花鳥風月」

20161112_2066 この日の記録に入る前に、広重の浮世絵「戸塚」について説明しておきます。浮世絵に描かれた橋は柏尾川に架かる吉田大橋。これは前回、戸塚駅に着く前に渡った右の橋です。タイトルの「元町別道」とは、橋のたもとから分岐していた鎌倉への道のこと。浮世絵に描かれた道標には「左かまくら道」と書いてあります。

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 この日のスタートは戸塚駅。まず、JR東海道線上の歩行者用デッキを越えます。かつてここには「開かずの踏切」として知られる大踏切がありましたが、2014年にこのデッキが完成し、翌15年には地下車道が開通しました。デッキの下に東海道の説明板が設置されています。

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 線路を越えるとまもなく「内田本陣」「脇本陣」「澤邊本陣」の跡地が続き、戸塚宿の中心部に入ります。戸塚宿は江戸から10里にあたり、1泊目の旅人や鎌倉、江ノ島の参詣客で賑わいました。『東海道中膝栗毛』の弥次・喜多も戸塚に泊っています。

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 八坂神社と富塚八幡宮。富塚(とみづか)八幡は戸塚の総鎮守で、境内に富属彦命(とつぎひこのみこと)の古墳があると伝えられ、これを「富塚」と呼んだことが「戸塚」の地名の由来とされています(別説あり)。

Img_1796 上方見付跡。江戸方見付から約2.2キロの距離。江戸時代と同じように、京に向かって左に松、右に楓の木が植えられています。


つづく


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