武蔵野吉祥七福神めぐり
2017年が明けて早10日。今更ではありますが、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010年に始めた七福神めぐりも今年で8年目。2か所巡った年もあるので、今回が10か所目になります。今年は7日に夫の実家から程近い武蔵野吉祥七福神を巡ってきました。ちなみに、武蔵野七福神というのは埼玉県にありまして、こちらは吉祥寺の吉祥が付きます。
この武蔵野吉祥七福神めぐりは地元商工会議所が主催するイベント色の高い七福神めぐりで、紙袋入り色紙セット(2000円)には、色紙のほか、バス無料乗車券、手ぬぐい、地粉うどんが入っています。6か所の寺社のうち、2つはやや遠いので、1月1日から7日まで七福神めぐり用の特別バスが運行していて、このバスを利用できるというわけ。七福神めぐりは歩いてこそと思いつつ、3回利用してしまいました。この日ののべ歩数11227歩。
井の頭線「井の頭公園」駅→①井の頭弁財天<大盛寺>⇒②杵築大社(恵比寿神)⇒③延命寺(寿老人、毘沙門天)⇒④大法禅寺(福禄寿)→⑤武蔵野八幡宮(大国様)→⑥安養寺(布袋尊)→「吉祥寺」駅
(⇒はバス利用)
①井の頭弁財天<大盛寺>
井の頭公園の中にある弁財天。詳しいウンチクはこちらの記事へ。昔の記事を読むと、「へぇ、そうなんだ」と新鮮な気持ちで読めるほど忘れています。
余談ながら、この日、井の頭公園はサイホーンの巣でした(笑)。
②杵築大社(恵比寿神)
杵築大社(きずきたいしゃ)は出雲大社の旧名。この杵築大社は、江戸初期に出雲の松江藩初代藩主・松平直正が当所を御用屋敷と定めたのが始まりとされています。高さ10mの富士塚があるから見ようと思っていたのに、すっかり忘れてしまいました。
③延命寺(寿老人、毘沙門天)
寛文10年(1670)、関前村の開村にあたり、神仏習合のもと、鎮守八幡神社として造立され、明治維新の神仏分離令により、延命寺と関前八幡神社(隣接)に分離されました。
④大法禅寺(福禄寿)
寛永10年(1634)、江戸麻布桜田町(現・六本木)に開創され、昭和7年に現地に移転しました。吉祥寺の繁華街から少し入った住宅街の中にあります。
⑤武蔵野八幡宮(大国様)
延暦8年(789)、坂上田村麻呂が江戸水道橋付近に創建したと伝えられます。江戸初期、水道橋付近にあった吉祥寺という名のお寺とその門前町が大火で焼失し、吉祥寺は駒込に移転(訪問時の記事)、住民は武蔵野の地に移住させられ、そこを「吉祥寺村」と名付けました。それが吉祥寺という地名の由来です。移住に際して八幡社を遷座し、吉祥寺村の鎮守として祀ったのがこの武蔵野八幡宮の始まりです。
⑥安養寺(布袋尊)
武蔵野八幡宮付近にはお寺が多く、安養寺、光専寺、蓮乗寺、月窓寺を総称して「四軒寺」と呼ばれています。この安養寺の開山は寛永元年(1624)ということなので、吉祥寺村の開村以前からあったようです。
そうそう、色紙の中央の金文字、これは当たりなんですって。普通のは黒い墨字ね。賞品の入浴剤1個はともかく、酉の字が金色で幸先いい! 年女の1年、穏やかな日々でありますように。
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