第6回 東海道踏破オフ≪箱根越え≫ その6
(こちらの続き)
いよいよ三島宿です。広重の浮世絵は、朝霧の中、駕籠や馬で箱根路に向かう旅人を描いたもの。右奥の鳥居は三島大社です。私たちはスカイウォークから三島大社までバスで移動しました。
三島大社の御祭神二柱を総じて三嶋大明神と称し、その神名が地名になりました。源頼朝が篤く信仰し、源氏再興を祈願して成功させて以来、武将の崇敬を集める一方、東海道を通る旅人が旅の安全を祈願する伊豆国一宮として賑わいました。
境内にはまだだいぶ桜の花が残っていて、箱根越えのゴールを飾るにふさわしい華やぎでした。元箱根から徒歩で下りてきた4人と落ち合い、踏破を祝って疲れをねぎらい、神前にて手を合わせました。前日の上りよりきつかったようで、やはり私には無理そうでしたが、箱根越えを達成した仲間たちの顔が輝いていてまぶしかったです。
三島大社を出ると、東海道は三島宿の中心部に入ります。問屋場跡(上左)を確認し、世古本陣跡(上中)と樋口本陣跡(上右)がある交差点まで歩いて、東海道を離れ三島駅に向かって北上しました。
左上の写真は、駅に向かう交差点から箱根方面を臨んだ東海道。あの山の向こうから歩いてきたバスに乗ってきたわけです。ほどなく終点三島駅に到着。みんなが元気で怪我なく、ここまでたどり着けて本当によかった。しんどかったけれど楽しかった。体が忘れることはない貴重な2日間でした。
と、結末がやけにあっさりしているのは、これを書いているのは2018年1月10日、あれから9か月も経過しているから(大汗)。この記事の前半まで書いて、年をまたいでしまいました。とりあえずこれを仕上げないことには前に進めません。箱根越えの後にも会津旅行やら東海道歩きやら記録したいことは多々ありますが、はたして記事にできるのでしょうか???
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