「エリザベート スペシャル ガラ・コンサート」
行ってきました、初演雪組バージョンのガラコン。このコンサートの発表があってから「絶対観たい」と思いつめ、あちこちの先行予約に応募するもことごとく落選。とうとう禁断のヤフオクに手を出してしまいました。3階のB席だからS席よりは安く落札できたの。って、バカよね。でも、観られて本当によかった!
ウィーン発のミュージカル「エリザベート」を1996年に日本で最初に上演したのが宝塚の雪組で、当時の雪組は歌える生徒が揃っていたこともあって大好評を博し、その後、この作品は宝塚や東宝で何度も再演されるようになりました。今回のガラコンサートでは初演時の主なキャストが出演する日が東京と大阪で数日ずつあります。高嶺ファンだった私にとっては、まさに夢のような公演。キャスト表を見ただけで興奮してぞくぞくしました。
ガラコンサートといっても、扮装、台詞、キャストの出入り、簡単な動きなどがあり、かなりミュージカルに近いもので見応えがありました。出演者たちは熱い意気込みといい緊張感を持ってパフォーマンスに集中し、客席は16年ぶりに蘇った「エリザベート」を一瞬たりとも見逃せないと舞台に集中して、劇場全体に濃密な空気が広がっていました。この空間の中にいられて幸せ。やっぱり初演はすごかったんだ!
私としては、初代皇帝陛下ご夫妻を見ただけで、「ありがたやありがたや」と拝みたいような気持ち(笑)。16年前と現在を気持ちが行ったり来たりして、感慨もひとしおでした。みんな出演してくれてありがとう! それぞれの中でこの経験がよい方向に生かされるといいな。何だか親心のような心境になっています。
会場は、渋谷ヒカリエの11階から16階にあるシアターオーブ。遅ればせながら初ヒカリエの私、エスカレーターで様子を見ながら上がったら、途中の階で何度も歩かされて面倒くさかった。オーブのロビーはガラス張りの吹き抜けで見晴らしがよく気持ちがいい。3階席は舞台との距離は近いけれど、席の前の細い手すりが視界に入って邪魔。傾斜が急なので安全のためには仕方ないのかな。
その他のキャストを(続き)に記録しておきます。
| 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (1)
最近のコメント