2006/03/02

私の好きな香りたち

 ひさしぶりにココログの「トラックバック野郎」のお題で書いてみます。

 好きな香り……たくさんあります。まずは、花の香り! バラ、カサブランカ、ジンジャー、水仙、ヒヤシンス、フリージア、スイートピーなどなど、それぞれにいい匂いで、程よい香りをかぐと幸せな気分になります。もっと好きなのは、春先の梅や沈丁花、初秋の金木犀など、どこからともなく漂ってきて季節を感じさせてくれる木の花の香り。

 森の木や草の香り、土の匂いも好き。それに、汐の香り。やっぱり自然の中の香りはいいですね。身近なところでは、太陽をいっぱい浴びた洗濯物や布団の匂いが好き。本屋さんに入ると、新刊の匂いに気持ちが高揚します。古いお寺の匂いは心が落ち着きます。これは匂いというより空気かしら。南の島のココナツの香り(香料?)も好き。

 コーヒーの香りにはいちいちそそられるし、ほうじ茶をほうじる香ばしい匂いはくんくんしたくなるほど好き。カレーの匂いにも弱い。それと、にんにくを炒める匂い、もんじゃ焼きのソースの匂い、焼肉の匂い……きりがないので以下省略。もちろん、ワインや日本酒の香りも大好き。夕餉時、民家から漂う夕飯のしたくの匂いには、何故か郷愁を誘われます。

 香水の定番は長いこと、シャネルの19番でしたが、今の自分にはそぐわないような気がして、最近はあれこれ物色中。シャネルの前は、ディオールのディオリシモやニナリッチのレールデュタン。こういう香りをかぐと、使っていた当時の記憶が蘇ってくるのは不思議なものですね。

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2004/05/09

宝塚歌劇――私の好きなもの(3)

 昨日、宝塚星組公演を観劇してきました。ごひいきの組でもあり、とても楽しかった! やっぱり宝塚はいいなぁ。宝塚は心のビタミン剤です。

 宝塚観劇歴は、いつの間にか30年を超えました。同じ公演を何度も観たり、本拠地の宝塚大劇場まで遠征したり、という熱い時期もあれば、ちょっと距離を置いた冷めた時期もありますが、通算30年以上、ずっと観てきたわけです。宝塚は今年90周年ですから、その3分の1を知っていることになります。

 宝塚のよさは、日常とかけはなれた夢とロマンの世界、豪華絢爛な舞台、そして男役の存在でしょうか。私は宝塚以外の舞台も観ますが、宝塚には宝塚ならではのよさがあります。それは、芸術的な評価とか、技術的な評価を超えたもので、いったんそれを知ってしまうとそこから抜け出せなくなります。

 時代は移り変わり、スターたちは変わっても、そして私自身も年を重ねても、宝塚の舞台はいつも同じように胸をときめかせてくれます。心の充電をして、また日常に戻るのです。終演後、観劇仲間と舞台についてあれこれ語り合うのも楽しみのひとつ。最近は、感動を分かち合うと言うより、不満を言い合うことが多いのは残念ですが……。

 時代の変化に応じて、宝塚も変わりつつありますが、普通の芸能界とは一味違う「秘密の花園」的なものはなくしてほしくありません。おばあさんになっても、若い男役に胸をどきどきさせたい……そういう宝塚であってほしいです。

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2004/04/26

もんじゃ焼き――私の好きなもの(2)

 映画の宣伝で来日したジュード・ロウの記者会見の模様がテレビでちらっと流れていたけれど、ジュードの口から「もんじゃ焼き」という言葉が出てきたのにはびっくり! 「海老や肉を焼いてもらって食べたのが美味しくて忘れられない」って……それって、もしかして「鉄板焼き」?(^^;) でも、もんじゃ焼き愛好家の私としては、インターナショナルなイケメンさまに「もんじゃ焼き」と言っていただけただけで、たいへん嬉しゅうございます(笑)。

 もんじゃ焼きについて私に語らせると、ちょいとうるさいです。何しろ、もんじゃ焼き歴ウン十年、ハガシの使い方にも年季が入っています。東京の下町で生まれ育った私は、子どもの時から駄菓子屋の店先や子ども相手のもんじゃ焼き屋でもんじゃを食べていました。一杯のもんじゃで小一時間は粘り、おしゃべりするのが楽しみで、言ってみれば、もんじゃ焼きの鉄板は子どもの社交場だったのです。当時のものはほとんど生地ばかりで、具はほんの少しのため、少しずつスプーンですくってはちびちび焼くのが普通でした。青海苔オンリーの「のり天」が10円、「いか天」(きりいか+キャベツ)や「えび天」(さくらえび+キャベツ)は20円だったと記憶しています(時代がしのばれますね、この値段)。

 もちろん今でも、もんじゃ焼きは大好き! もんじゃが普及したおかげで、いろいろな仲間ともんじゃ焼きの鉄板を囲めるのがとても嬉しいです。もんじゃを焼いていると、子どもの頃に返って、ついはしゃいでしまいます。最近はさまざまな具を入れたものがあって、最初は邪道と思っていましたが、試してみると意外や意外、これがなかなか美味しいのです。とは言っても、もんじゃ焼きの具はやっぱり、素朴なものが一番と思っていますが……。

 書いていたら、何だかソースのこげた匂いがしてきたような……ひさびさに食べたくなりました。

【追加:もんじゃ焼きの具】

 「もんじゃ焼きの具」を検索していらっしゃる方が多いので、ちょっと追加します。本来のもんじゃ焼きは、キャベツ、きりいか、さくらえび、紅しょうが、あげ玉、青海苔など。ベビースターラーメンややきそば用の麺を入れても美味しいです。最近のお気に入りは、めんたいこ+もち。カレー粉や玉子を入れると、味が微妙に変わります。具はいずれも、細かく切り刻んでくださいね。そうそう、もんじゃの生地(ソースなし)にあんこを入れると甘いもんじゃが楽しめます。いろいろお試しあれ(^^)!

関連記事:
月島もんじゃ「近どう」 (2005年3月6日)


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2004/04/24

ハワイ島――私の好きなもの(1)

 ネタがない。こういうときは、自分の好きなものについて順番に語ることにしよう。

 まず、第一弾、ハワイ島。青い空と海、爽やかな風、どこまでも続く雄大な風景、きらめく星空、ゆったりとしたリゾートホテル、美しくて快適なゴルフ場……ああ、ハワイ島が私を呼んでいる! 

 オアフ島のワイキキ周辺の喧騒や、ダイヤモンドヘッドが見える海岸線の景色も大好きですが、一度ほかの島に滞在して、ハワイのリゾートの醍醐味を覚えてしまったら、もうワイキキだけでは我慢できません。マウイ島もよかったけれど、なぜかハワイ島に魅了されて、リピートするほどのお気に入りになりました。

 なんといっても、雄大な大自然が素晴らしい。マウナケアなどの山々に続く広大な大地と太平洋の青い海とを左右に見ながら、溶岩台地の上をまっすぐ貫くハイウェイを走ると、日頃こびりついた心の汚れが一気にきれいになる感じです。プールサイドでのんびりするのもビーチリゾートならではのお楽しみですが、活動中のキラウエア火山の見学や、マウナケア山頂での星空鑑賞も心に残る体験でした。

 そして、ゴルフ! ゴルファーにとって、まるで天国のようなところです。素晴らしいゴルフ場に美しい景色、しかも人は少なく、夫と二人でのんびりプレーができる……最高に幸せな時間です。

 今度はいつあの島に行かれるのでしょう? ハワイ島に行く度に、黒い溶岩の石と白い珊瑚の石をひとつずつ拾ってきます。ぜひまた訪れたいという思いを込めて……。


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